2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

民放ラジオ局の増加 ラジオの字幕放送を

今日の日経夕刊に「民放ラジオ局20年で4倍」という記事が載った。増加したのは放送エリアの狭いコミュニティーFM局が大半とのことだ。こうしたFM局が災害時の情報提供の役割も担うと言う。ラジオはどこでも手軽に聞けるのがメリットだが、難聴者には…

難聴者の地デジ説明会の相談

アナログテレビに上下に黒いバーが入って、地デジ対応を呼びかけている。これを見て、不安になった高齢の難聴者が難聴者協会に相談に何人も来る。 テレビに出るのは電話番号だけで聞こえない人は連絡しようがないからだ。これでは、地デジ切り替えを強行すれ…

「地域フォーラムinさいたま」

地域で障害者の開催したフォーラムが活発な意見が出されている。50団体も結集したのはすごい。この多様なニーズを持つ人たちのことを踏まえた審議が必要だ。 推進会議では障害の定義について活発な意見交換が行われたが、事務局でまとめるという。障害者基…

人工内耳、ここにありました。

この辺にあるはずとこの辺にとぐるぐると指した近くにあった。 本や書類を段ボールの箱の隙間に引っかかっていた。探しながら年金通知書の書類が出てきて見てみると空白期間があるのがわかった。これは訂正を申し入れねば。 他にいろいろ昔から書いたものと…

AEDって話すんだ。 難聴者の知らない音の世界

電車の吊り広告にでていて、初めて知った。 操作方法をしゃべる。どんな声かわからないが、聞こえる人にとっては落ち着きを取り戻す良いきっかけになる。 難聴者は、事前によく使い方を学んで聞かなくてもわかるようにしないといけない。 ラビット 記

家のどこかにあるはず。人工内耳が。

人工内耳に関するツィッターをみていると、人工内耳そのものより医師の倫理性の欠如、聴覚障害者当事者の意識の無理解に批判が集中している。医師や人工内耳関係者が聴覚のみに焦点を当て、聴覚活用が出来ている方が良いと考えたり、本人の人としての全面的…

「情報・コミュニケーション法」の必要性は何か。

日本でも、聴覚障害者団体を中心に「情報・コミュニケーション法」(仮称)の検討が始まったが、視覚障害者、知的障害者等も、情報・コミュニケーションの保障については強い要求を持っている。すべての障害者が障害を持たないものと同等の権利を持っている…

米国の新「情報バリアフリー法」の翻訳に期待

10月12日にオバマ大統領が署名した21世紀を名称に関した「Twenty-First Century Communications and Video Accessibility Act of 2010」 「21世紀コミュニケーション・アンド・ビデオ・アクセシビリティ 2010年法」は、米国の「情報・コミュニケーション法」…

車両故障で遅延! 改札口に掲示。

会議後、食事してから駅に行ったら事故で遅延の掲示が。最初は出発時刻の表示がずれていて、理由が分からなかった。そう言えば、アナウンスが頻繁に何か行っているのに気が付いてから、見回すと手書きの掲示があった。日本有数のターミナルの私鉄の駅のホー…

頭の中がぐるぐる 障害者制度の行方

障害者制度の大きな転換点にあることは間違いない。毎週、障害者制度改革推進会議が開かれている。昨日の会議の内容は障害者基本法の抜本的改正についてだ。非常に幅広く、しかもテンポが速い。各障害者団体内部でも必ずしも議論が収束しているわけではない…

おっ、聞こえたみたい。新鮮な驚き。

今日は、新しい音が聞こえた。離れたところで人の携帯が鳴っているのが聞こえた。 持ち主が走っていく理由がわかった。雑踏のなかで、一緒に歩いている人と会話が出来た。若い女性の車掌のちょっと間延びした声で「電車とホームの間の開いているところがあり…

人工内耳で聞こえる意味 お医者さんに分かるかなあ

人工内耳で聞こえるようになっていくが、何が聞こえるかが問題だと思う。普通、聞こえるというと何かの物音や人の話のことを指す。 しかし、50余年間難聴で聴力が低下してきた難聴者には自分の声が聞こえるということが何よりも良かった。 嬉しかったと言…

来年ワシントンで国際磁気ループ会議 

国際磁気ループ会議の発表論文の募集が全難聴経由国際難聴者連盟から送られてきた。2011年6月18日から20日、アメリカのワシントンDCで開かれる。 これは、全米難聴者協会HLAAのワシントンDC大会が6月16日から19日に開かれるのに呼応している。磁気ル…

人工内耳は「聞こえの成績」で見てはいけない

人工内耳を装用したことは医療措置を受けただけで、難聴者が一人の人間として発達する土台の一部でしかない。人工内耳装用児・者は教育の面でも、福祉、社会の面でも多面的な支援を受ける必要があり、また権利があるという考えだ。難聴者、人工内耳装用者は…

出版UD研究会の案内 聴覚障害者も出版のUDを

ユニバーサルデザイン関係の取り組みの案内があった。出版のユニバーサルデザインは聴覚障害者にも重要だ。 つまり、文字を手話で読む権利の保障だ。 障害者権利条約のアドホック委員会で、世界ろう連のリサ・カウピネンさんとこの問題で連携したことがある…

今日は秋の落葉日だった。 人工内耳はまだ聞こえない。 

あさ通勤時の木が葉を落とし、歩道に落ち葉が舞っていた。 昼前に、車で出張した際も、何キロにもわたって道路脇のいちょうの葉が一斉に散っていた。申し合わせたように一斉に散る。今日はせわしない一日だったので、落葉の「音」は聞こえなかった。 はらは…

『たったひとり』のクレオール・・ 難聴者社会生活力プログラムへ

今朝、Amazonマーケットプレイスから届いた。この本は、発刊時著者から献呈されていたようだが他の人が借りていってそのままになっていた。 しかし、その当時の意識では内容が理解できなかったのだろう。「たったひとりのクレオール」の『たったひとり』と言…

介護福祉リハビリテーション論の常識問題が・・・

昨夜もワークブックでお勉強。サイゼリアに入って集中しようとしたが・・ リハビリテーション論の常識問題が今読んだばかりなのにうろ覚え(^_^;)「脳卒中による左片麻痺患者の場合で、食事で左側にある食物を食べようとしないのはどのような高次脳機能障害か…

「せばだらやってみら」??難聴者はそれが日常だ!

今夕の読売新聞夕刊に、トヨタの自動車「パッソ」のCMが話題になっていると報じられている。 タレントの中里依紗さんが津軽弁でしゃべっているのがフランス語に聞こえたり、何を言っているか分からないことが話題になっているというものだ。これを読んで、…

「たったひとりのクレオール」は障害受容論に異議

立岩真也の「たったひとりのクレオール—聴覚障害児教育における言語論と障害認識」(上農正剛氏著)の書評があった。詳しくは後で補足したいが、障害受容論にむっとくる障害者がなぜ多いのかを、上農氏は著書で説く。障害受容ではなく、障害認識が必要だと。…

民主党が障害者自立支援法改正案を再び。

民主党PTが、障害者自立支援法改正案を再び提出する考えを表明した。 精神障害者とその家族の団体が総合福祉法の成立するまでの対応を求める声に押されたようだ。 これらの団体は、総合福祉法の議論に対立させるものではない、ともに充実した新法の内容に…

障害者自立支援法と難聴者

難聴者は、利用できる障害者自立支援法のサービスはそう多くない。補助具給付で補聴器購入の補助が受けられる。普通は片耳だけ。 日常生活用具給付事業で聴覚障害者用信号装置等の給付が受けられる。しかし補聴機器はない。 地域生活支援事業で要約筆記者派…

障害者自立支援法の訓練等給付。ん?

障害者自立支援法のサービス給付は、自立支援給付と地域生活支援事業に大別される。 その介護給付費等の利用手続きは市町村に申請し、障害程度区分の認定を受ける。 申請は本人から直接と相談支援事業者から行う場合がある。 支給決定に当たっては相談支援事…

読売新聞に補聴器の記事が。

11月5日の読売新聞朝刊のくらし面に、「診察重ねて自然な感覚」と補聴器の啓発記事が載った。聴力の低下は加齢だけが原因でないので、医師の診察が必要と説く。 補聴器外来のある病院や補聴器相談医のいる病院の受診がよいと薦められる。これは同感だ。た…

ライオンの字幕付きCMのアンケートのお願い

全難聴から、ライオンの字幕付きCMのアンケート協力依頼があった。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーーーーー 字幕付きCMに関するアンケートご協力のお願い フジテレビの番組『ライオンのごきげんよう』内で、字幕付きCMの試験放送を行います。ぜひご…

介護福祉士とは・・ 直接的な支援を担う

2007年12月に、社会福祉士及び介護福祉士法等の一部を改正する法律が公布され、介護福祉士の定義規定の見直しが行われた。介護福祉士とは「第42条第1項の登録を受け、介護福祉士の名称を用いて、専門的資格及び技術をもって、身体上又は精神上の障害のある…

交通は情報とコミュニケーションがなければ利用できない。 基本法に反映されているか?

JDFが絡む交通基本法フォーラム。 交通基本法は、障害者の側からは「移動」の視点から問題提起されるのだろう。しかし、交通はどこからどこへ、何時に発って何時に着くか、料金は幾らかという情報がなければ利用できない。 どのルートを通るのが安いか、…

昔の聴覚障害者関係者の写真が  これは!

この間の祝賀会で、聴覚障害者関係者の方の古い写真を見た。?は、厚生省更正課長の板山賢治氏だ。 手話通訳士制度に力を発揮。法人化の歳の課長。?は、日本ろう話学校長の大嶋功先生だ。 全難聴に国際難聴者連盟IFHOHを紹介して下さった。?は、のちの筑…

この前、客と会話した自分に驚いた 聞こえた難聴者

先日、会議の帰路の夜10時頃、電車に乗っていると、初老のご婦人3人が乗り込んできた。シルバーシートに座っていたので席を譲った。「どうぞ、おかけ下さい」 「いや、大丈夫です」「でも席を譲られて断られると誰も譲らなくなりますよ。 他の人のためにも座…

自己管理が成功の秘訣。

何か締め切りの仕事があったりすると朝になっていたということがあるが、これはその日はもちろん、翌日が休みでもその後何日間も疲れが残る。仕事だけでなく、精神的にもマイナスに影響するので止めよう。 自身の心身の状況や限界を自覚することが大事だ。 …