2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ワンセグ地上波デジタル携帯電話

テレビの地上波デジタル放送がケータイでかなり鮮明に見られる。 各社がいわゆるワンセグ地デジ対応機種を発売している。このケータイで字幕放送が見られるが聴覚障害者用とうたっているわけではない。 ケータイで映像は見られても音はイヤホンで聴く。 これ…

送別会で筆談

後数日で今年度も終わり。あちこちで送別会が開かれている。 座が盛り上がってくると、難聴者は会話もままならない。 補聴器をつけている側に座った方とは何とか話ができる。デジタルの威力を感じる。 しかし、それでも会話のテーマが分かる場合に限る。毎日…

手話サークルに対する指針と要約筆記サークル

平成3年11月4日、(財)全日本聾唖連盟第42回評議員会において、手話サークルに対する基本方針と指針が採択されている。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~tzq/kensaren/item/neta_data/neta-e001.html http://www5e.biglobe.ne.jp/~tzq/kensaren/item/neta_da…

軽中度難聴者の会

難聴という障害は聴力レベルに関係がない しかし、身体障害者福祉法で定められた基準で、自治体から支援が決まるので、必要な支援が受けられない こうした問題を考えるために活動している「軽中度難聴者」のグループがある。 「かものはし」だ。ややもすれば…

地域生活支援事業のコミュニケーション支援事業

障害者自立支援法では、要約筆記事業などコミュニケーション支援事業は、地域生活支援事業に位置づけられ、派遣は市町村、養成は都道府県事業になる。要約筆記者派遣事業の派遣される要約筆記者は現任の要約筆記奉仕員があたることになっているが、いくつも…

「筆談器あります」

通勤に使う私鉄の駅で、聞こえない人と話をするための「筆談器あります」の表示があった 私たちやバリアフリー関係企業の働き掛けで、交通機関にこうした聞こえない人々へのバリアフリーがすすむのはうれしいしかし、「筆談器」はすぐに使えるように出してお…

市町村の要約筆記事業

要約筆記事業が奉仕員事業から要約筆記者事業になるが、この意味を市町村の障害者福祉行政担当者はまだほとんど知らない。市町村の要約筆記者派遣事業だが、奉仕員から要約筆記者に転換しなければならない。 二つの大きな問題がある。 ひとつは要約筆記者の…

航空会社のバリアフリー

飛行機のチケットの発券でならんでいると、空いているカウンターが分かるディスプレイがあった。 銀行などは自分の番号が表示されるが、この場合は空いたカウンターがディスプレイ上に赤で示される方式だ。 病院の窓口のように音声で呼ばれないのはうるさく…

日本語の特徴

東京都聴覚障害者自立支援センターの今年度最後の要約筆記者研修が行われた。長崎短期大学助教授の小嶋栄子先生の「日本語の特徴」の講義だった。小嶋先生は、全難聴の要約筆記事業の研究委員会委員長を務められているが、手話通訳士試験の模範解答を手話コ…

異動は難聴者の心配の種

人事異動の季節だ。どの企業でも組織でも定期的に異動がある。 難聴者にとっては、新しい仕事が出来るかどうかより、また人間関係をどう築き上げるか頭痛の種だ。同じ部課の範囲、あるいはいつも挨拶くらいはしている支店内の異動なら良いが、全く違う支店や…

話し言葉の文字化することと要約筆記者の専門性

話をそのまま文字化しても、意味が分からないことがある。 速記関係のホームページのQ&Aで同じ記述を見つけた。 「音声入力機が登場したら速記者なんて要らないんじゃないの?」http://www2s.biglobe.ne.jp/%7EL-Fairly/s-faq.htm 話し上手な人の話を文字…

文字表記が障害者権利条約議長テキストに

JDFから第8回障害者権利条約に関する特別委員会委員会に向けて、討議の元になる議長テキストの翻訳が出された。 これは、その翻訳によれば、今年1月に開かれていた第7回アドホック委員会の最後に採択された同委員会報告書の付属書2に含まれている。 翻訳…

コミュニケーション支援サービスに有料化を食い止めるには

中央対策本部では、15日の事務局会議を開催し、各地に広がる手話通訳等のコミュニケーション支援サービスの有料化の動きにどう対応するかを協議する。東京のある区の障害福祉担当者は、視覚障害者のガイドヘルパーは1割負担になるが聴覚障害者のコミュニケー…

社会の知らない音(3)

ジャングル陳列で有名はディスカウント店に入ったら、店内のあちこちで、大きな音量で音楽が聞えていた。医療薬などの売り場でヒップポップ系の軽快な音楽が鳴っている。どこから聞えているのか見てみると、陳列品の最上部にCDプレーヤーが置いてある。 店…

対人援助に必要なこと

東京都中途失聴・難聴者協会が、協会の理事や部長、障害者会館中途失聴・難聴者相談員など、会員内外からいろいろな相談を受ける機械が多い人を対象に、対人援助の心構えなどを学ぶ講演会を開いた。 講師の山本多賀子さんは、世田谷区総合福祉センターで30年…

良くわからないパソコン字幕

昨日は、とても分かりにくい字幕を見た パソコン要約筆記とは似て非なるものだ 事業計画や予算の説明だったが、説明している人が非常にていねいな言葉つかいをするがそのまま、入力する 「…のとおりでございます」 「…をご覧下さい」資料にある金額を読みあ…

難聴のM子さんの高校生活

難聴のM子さんは、無事、要約筆記もついて、仲間と一緒に卒業出来た。おめでとう。M子さんがが入学した時、お母さんは学年主任と校長先生に一歩も引かずに、貴女に普通の学校生活と送らせたいと要望した。三年間の中学校生活に地域の要約筆記者や同じ母親…

難聴のパーカッショニスト

6日の日経新聞に、イギリスの難聴のパーカッショニストの記事が出ていた。 エヴリン・グレニーさんだ。彼女は音量が大きくなっても音質はクリアにならなという理由と触覚を研ぎ澄ますために補聴器をつけないそうだ。 彼女の感じる音の世界がドキュメンタリー…

難聴のM子さんの卒業式

昔から活動していた仲間から、娘の卒業式に要約筆記を付けてもらうよう学年主任と交渉するがどうしたら良いか、相談を受けていた。 娘さんは、重度の難聴で人工内耳でコミュニケーションをしている。 学年主任と友人である母親が話しあった時に、スクリーン…

要約筆記事業の課題の整理

土曜日は京都府綾部市で、京都府要約筆記奉仕員現任研修があった。 京都駅から急行で1時間かかるところだが95人くらいも参加があり、東京と比べても多いのでちょっと驚いた。 京都府の要約筆記者は1981年から養成が始まって、各市や町に組織されていて、746…

においで知らせる火災警報器

今日は、東京都障害者福祉会館で、恒例の耳の日記念文化祭があった。多くの聴覚障害者が集まっていたが今年は防災コーナーが設けられ、においで知らせる火災警報器が展示されていた。 株式会社ピクセンが東京消防庁と開発している試作機が展示されていた。ht…

ビデオチャットで遠隔講義

日本ASL協会が日本財団の助成事業でアメリカのギャローデッド大学の教授の手話指導が受けられる事業をしている 今度5回目の講義が四月にある http://www.npojass.org/nf/video_conf.htm聴覚障害者が大学の講義を受けるためには手話通訳と字幕サービスが必要…

障害者と著作権

日本点字図書館の方から紹介がありました。ラビット 記

要約筆記者の養成コスト

福祉基礎構造改革と国や自治体の財政悪化に伴い、事業の効率化をいっそう図ることとされているが、釧路市では市民一人当たりの行政コストが算出算出されていることに驚いた。 http://www.city.kushiro.hokkaido.jp/kikaku/gyouseihyouka/h1601/h15j2746.pdf…

トゥーランドット?荒川静香?

今日は耳の日だった。新聞に難聴関係の記事を見なかったようだが、たまたま退社間際に見た記事にショックを受けた。 作曲家の吉松隆氏が書いている朝日新聞夕刊のコラムに、「あれから『トゥーランドット』が日本中に鳴り続けている」とある。 また若い歌手…

再度のコミュニケーション支援事業の実施要綱

厚生労働省の障害保健福祉関係主管課長会議が3月1日に行われ、多くの資料が出された。 4月から実施される個別給付に関わる文書や省令改正がほとんどだが、コミュニケーション支援事業実施要綱案が再び出ている。 内容は、1/25の部局長会議の時とまったく…

岩通の難聴者用電話ハンドセット

岩通の営業マンが電話システムの営業に来たが、昨日契約を終わってしまっている。岩通の営業マン聞くと、岩通にも、難聴者用電話機があるという。 難聴者用ハンドセットと言って、受話器だけ交換するシステム。NTTの電話機に使えるのか、聞いてもらうこと…