2010-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『聴覚障害者のための字幕付与技術』

今年も、京都大学学術情報メディアセンターが開催する。 11月27日(土)聴覚障害者のために「字幕付与」が研究されているが、利用者は字幕付与が単にオールマイティなものと理解するのではなく、適切な利用ができるように望みたい。話し言葉を音声認識するの…

2001年に出版された補聴器と人工内耳の専門書

今から9年前の耳鼻咽喉科の専門家による、補聴器と人工内耳の専門書。 著者を見ると専門が分かった。幅広い方が網羅されている。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーーーーーーーー CLIENT21—21世紀耳鼻咽喉科領域の臨床〈7〉 補聴器と人工内耳 野…

今の人工内耳の聞こえ方。2年8ヶ月。

このところの人工内耳の聞こえについて振り返ってみた。装用開始後2年8ヶ月ちょっと。最後の調整は昨年の終わり頃か。もっと前か。マップはそのまま使い続けている。 左に人工内耳、右に補聴器を装用。(1)自分の声がどのくらい大きいか分からない。 電話…

お気に入りの「オールフリー」と介護テキスト

退社後帰宅前に、スーパーのロビーでお気に入りのノンアルコールビールテイスト飲料、サントリーの「オールフリー」を飲みながら介護テキストを広げていたら、高血圧のページだった。「動脈硬化性疾患である高血圧などはメタボリックシンドロームの危険因子…

東京都の中途失聴・難聴者向け手話講習会募集中

現在、東京都の難聴者、中途失聴者対象の手話講習会の受講生を募集している。 会場は多摩地区は国立市で、区内は港区だ。 港区は夜間金曜の開講。多摩は昼間の開講だ。難聴者、中途失聴者を対象にした手話講習会なので、健聴者向けと全く違う講習会だ。 聞こ…

HYBRID W-ZERO3明日より予約受付開始!【ウィルコムマガジン】

ええーっ。本当かなあ。昨日行ったウィルコムセンターにはそんな情報もムードのかけらもなかった。 アドエスが故障、予備機も不調で、後継機ないのと聞いたら何も言わなかったし。通話料1450円とデータ通信料でしょ。最大6700円。 これはPHS間の電話だけ…

補聴器メーカーも難聴は人とのつながりを強調。

「週刊文春」9月23日号の中綴じに、補聴器メーカーW社のカラー見開き広告が載っている。 「ラジオ深夜便」のパーソナリティの宇田川清江氏とW社菅谷保巳社長との対談記事だ。 菅谷氏は自身が補聴器を使用する難聴者であることを語っている。宇田川氏は …

ネット・バカと難聴者支援

新聞で「ネット・バカ インターネットは私たちの脳にしていること」の書評を読んだ(ニコラス・G・カー著、青土社)。 インターネットで断片的に情報を見ていると「短期記憶」が「長期記憶」に変わらないため記憶できないということだ。インターネットですぐ…

ろう重複障害者問題 支援の意味

今日は協会の例会で、「ろう重複障害者問題を考える」として、埼玉県のろう重複障害児者施設「どんぐりの家」の映画と東京ろう重複障害児者とあゆむ会の小林良廣会長の講演会だった。5月の実習で学んだことも含めて挨拶した。 生活支援を受ける場と労働を通…

PHSの故障。あちゃ。

PHSのAdvanced/W-ZERO3[es]を予備機に交換して9日間。やれやれと思っていたら、昨日から「メールアドレスが間違っているか、送信サーバーの認証設定が間違っているため接続できません」と表示がでるようになった。 再起動やWーSIMを差し替えたりして…

障害者権利条約時代の要約筆記事業の止揚へ。 

要約筆記は難聴者等に対するコミュニケーション支援の一つの形態だ。コミュニケーション支援を国と自治体の義務的事業と見る場合は、その理由とあり方を理解しなければならない。 ラビット 記

障害者実態調査とICFに関するメモ

厚生労働省が全国障害者・児実態調査を行う。「平成23年度においては、制度の谷間のない「障害者総合福祉法(仮称)」の実施等の検討の基礎資料を得るため、障害児・者(これまでの法制度では支援の対象とならない者を含む。)の生活実態やニーズを把握す…

テアトル蒲田で字幕付き「十三人の刺客」上映。

毎週日曜日に、字幕付きで映画を上映しているテアトル蒲田。9月26日(日)は、「十三人の刺客」だ。 10:20ー12:45 12:55ー15:20 15:30ー17:55 18:05ー20:3010/29までとのこと。ラビット 記

村木元局長は現行障害者自立支援法の推進者だった。

ある福祉関係者の集会で障害者自立支援法の自己負担の弊害は聴覚障害者のコミュニケーション支援事業にも強い影響があることを話して降壇したら、初対面の村木厚子企画課長(当時)が近寄ってきて、「障害者自立支援法は現行サービスを下回らないのよ」と言…

厚労省から全国障害児者実態調査試行調査調査票案が。

総合福祉法部会で、全国障害児者実態調査の検討状況の説明と同時に統計係から、ヒアリングを実施する案内のファックスがあった。そのファックスには、障害者手帳を持っている人と持っていない人にも調査を実施するとあり、WGで検討されていた「補聴器をか…

仲秋の名月まぢか。要約筆記者養成事業の混迷。

要約筆記指導者養成事業が聴力障害者情報文化センターでスタートして、理由もなく中断されている。この混迷は、厚生労働省が社会福祉事業としての要約筆記事業の意味をきちんと理解していないからだ。 なぜか。 ラビット 記

難聴に関するワシントングループの質問票は不適当!

ハワイの風さんから、ワシントングループのレポートの問題点が指摘された。この文書の中で、補足質問の例が出されているが、これが総合福祉法部会の実態調査項目に入っているのかどうか、未だに聞かれていないところを見ると入っていないのだろうか。 i. Do …

7月総合福祉法部会でいきなり登場!ワシントングループ。

2010年7月の総合福祉法部会の資料が下記にある。 http://www.mhlw.go.jp/bunya/shougaihoken/sougoufukusi/2010/07/0727-1.html上記で、下記のurlが指定されている。 http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000nbcn.html 全国障害者(児)の実態調査ワ…

新羽田空港のユニバーサルデザイン化

昨日のNHK「ろうを生きる、難聴を生きる」は新しく開港する羽田空港のユニバーサルデザイン化の取り組みだった。 昔懐かしいM君も登場しちょっと年をとっていたが元気そうだった。空港側が障害者当事者と施設のユニバーサルデザイン化に取り組んだのは素…

【補】米国の難聴青年急増について

アメリカの医学会誌に、ローランド博士が難聴の青年が急増しているというデータを発表した。 1995年には20人に一人だったのが2006年には5人に1人だということだ。アメリカの難聴の基準はWHOの基準より低く大人で26dB。会話の困難なレベルは補聴器なしでは…

【補】米国で難聴の青年急増

アメリカの医学会誌に、ローランド博士が難聴の青年が急増しているというデータを発表した。1995年には20人に一人だったのが2006年には5人に1人だということだ。 アメリカの難聴の基準はたぶんWHOの基準と同じく40dBだと思う。会話の困難なレベルは70dBだ…

字幕付き邦画「海猿3」本日から上映

今日から蒲田宝塚で「海猿3」の上映が始まる。 毎週日曜は字幕付きで上映される。 上映時間 10:45ー1:00 1:10ー3:25 3:35ー5:50 6:00ー8:15映画館はJR蒲田駅北口の商店街をずーーと歩いたところにある。映画館の入り口…

補聴器の新聞広告 難聴者の目から

9月20日の敬老の日の特別企画として、補聴器業界共同の全面カラー広告がでた。日本補聴器販売店協会、日本補聴器技能者協会、日本補聴器工業会の合同広告の上下に各補聴器メーカー、補聴器店の広告が配されている。日本補聴器工業会の赤生秀一理事長の写…

*障害学の始まり、その内容。

「◆立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点 メールマガジン 2010年9月15日発行 増刊号[通巻10号]」が届いた。 結構なボリュウムで圧倒されるが、3の障害学の内容が参考になった。 英語版、韓国語版も付いている。エライ労力がかかっている…

問題に直面して初めて分かるバリア 

今日は中途失聴・難聴者の会の講演会でいろいろ話した。障害は環境と障害を持つ人との相互作用とか、聴覚障害者関係性の障害と話したが、帰路カートを二つ抱えて駅舎の階段が実際にバリアーだと分かった。 ラビット 記

米国で10代の難聴が急増。

これは何年も前から警告されていたが、最近のデータとして発表されたのは重要だ。 我が国でも、難聴の青年は急増しているはずだ。耳元で音を聞くという行為が行われるようになったのはそう昔ではない。 5年前に20代だった人は15年後に40代。30代だった人は50…

ハワイの大学で 男女の職業の選択 

ハワイの大学でカウンセラーの仕事に復帰したハワイの風さんに、今月初めの介護技術講習会の会場となった女子大に介護福祉コースがあることを伝えたら、あちらでは男女がお互いにいろいろな職業を目指していると。介護職も資格を取っても食べられるかという…

PHS復活!「難聴者の生活hatena」再開。

3日前から、PHSがキー操作ができなくなるという故障のため、「難聴者の生活hatena」の投稿ができなくなっていた。予備として入手していた同じPHSにSIMを差し替えて、オンラインサインアップした。 これで再開できる。 ラビット 記

明日の講演「聞こえないことについて」

明日は午後から、地域の難聴者、中途失聴者に講演だ。 なかなか話の軸が定まらない。10年以上も昔は「中途失聴、難聴について」などというテーマが多かった。 耳の構造とか、難聴者の聞こえ方とか、コミュニケーション方法のいろいろとか話していた。帰宅す…

老人と障害者の心理

やっとテキストの第1章「老人と障害者の心理」のノートが終わる。 このあとが「医学一般」。次が「精神保健」と続く。心理的問題の言葉を見た段階であって、それらの内容を論じたり、説明は難しい。 障害の受容などは体験的に理解しているが・・・。ただ、…