2005-01-01から1年間の記事一覧

コミュニケーション支援事業のコーディネーター

障害者自立支援法では、要約筆記などの聴覚障害者へのコミュニケーション支援事業は市町村の必須事業になる26日の厚生労働省が全国の都道府県の障害者福祉関係課長を集めた地域生活支援事業説明資料をみると、市町村のコミュニケーション支援事業は調整者の…

ビジネスにおけるコミュニケーションの基盤が「言語」!?

仕事に無駄が多いのは、言語が統一されてないからだと職場の上司が言う「言語」が聞き取れずに何度も聞いてしまった 帰宅中の仕事の話で言語が出るとは思わなかった電車の中で、ノートを取り出して「筆談」してくれた ラビット 記

聴覚障害者中央本部ブログに厚生労働省の記録が

11/23の「いつでも、どこでも、コミュケーション支援と生活支援の保障を!全国集会」の際に、厚生労働省の田村室長補佐の講演の記録が、聴覚障害者自立支援法対策中央本部のブログにアップされた。 http://blog.goo.ne.jp/houantaisaku/厚生労働省の施策の考…

補聴器と補聴援助システム

障害者自立支援法で補装具と日常生活用具は、種別の入れ替えがあったが、聴覚障害関係機器の部分は変わらなかった。 厚生労働省では補装具等の見直し委員会で検討が行われているが、聴覚障害の認定、聴力検査方法の変更、補聴援助システムが新しく採用される…

明らかにならなかったコミュニケーション支援事業

26日に行われた厚生労働省障害保健福祉関係主幹課長会議の資料が翌日に、福祉医療機構のwebに発表された。いつもは二、三日かかるが今回は早かった。 発表された資料が多いが、地域生活支援事業のコミュニケーション支援事業を見ると、詳しいことは何も記述…

政令指定都市の要約筆記事業

障害者自立支援法では要約筆記養成・研修事業は都道府県の役割だが、政令指定都市の大都市特例はなくなり、市町村と同じ位置付けになる政令指定都市の要約筆記者養成事業は77条その他事業で政令指定都市で実施するよりは県事業で実施することが法に示されて…

難聴者対応受付グッズ

これは、店頭に置く筆談セットだ。補聴器の日のマスコットのロロ君がはってある。販売店の補聴器店も難聴者の顧客に対応することを考えるようになったのか。やっとというか、当然のことだ。 ただ筆談機器をお使い下さいというのは頂けない。これは店側でお客…

家電店のデジタルテレビに字幕放送が

デジタル放送のテレビが字幕付きで展示されていたとゾウさんから紹介がありました。 ありがとうございました。 これはうれしいですね。私は電気屋さんが開いている時間と曜日に行くことができないので・・・ デジタル放送のコンテンツがどのくらいあるのかわ…

難聴者歯科治療

このところ歯が痛むので歯医者に飛込んだ 幸い空いているので診てもらえたが受付の若い女性がマスクをしている 補聴器を指してえっと言うとマスクを外して話してくれた 最近の歯科助手学校では難聴者は読話をしているのかしら 歯医者は当然マスクをしている…

パソコン要約筆記の研修

昨年の全国要約筆記問題研究大会仙台大会の報告集が届いた。 障害者自立支援法が国会で審議の真っ際中の6月に開かれ、急きょメインの企画に障害者自立支援法に関わるパネルディスカッションが設定された大会だ。厚生労働省や地方自治体の関係者も加わった中…

オープンカレッジ「講義録」

昨年10月8日から9日に、全国中途失聴・難聴者大会「オープンカレッジ」と「聞えの商店街」を開催したが、オープンカレッジでは20を越える分科会で講義やパネルディスカッションが行われた そのうち三つの講義録が発行された 「障害学入門」 「補聴器について…

要約筆記の役割

このところ、要約筆記を通訳として再認識しようという取り組みが相次いでいる 全難聴では、要約筆記通訳者認定事業を実施しているが今日が通訳として基本的な要約筆記の表記、要約技術が紹介された パッと見て読みやすく書かれなければならないので表記が重…

火災の中の難聴者

つい先日歳を一個重ねたと思ったら、勤務先が火事で二つの工場のうちひとつが操業ストップ。 生産の肩代わりの手配に大わらわになり、日ごろから情報格差を痛感しているところに、ウワーッと声の情報の洪水、何が話されているのか分からない状態になった。 …

中途失聴・難聴者のための胃検診

中途失聴・難聴者は医療のバリアーが大きい。 病院の大小に関わらず、まず診療のための受付からしてバリアーだ。話していることがわからないし、目的の診療科がどこにあるか、初診はどこに行けばよいか わかりやすく表示したり、筆談して欲しい。病院には高…

難聴者要約筆記指導者養成 

障害者自立支援法では、要約筆記が奉仕員事業から要約筆記者事業になる 要約筆記を通訳として再認識する機会にしたい 要約筆記が通訳に他ならないことは要約筆記の創世紀から示されていた 「速く、正しく、読みやすく」という要約筆記三原則が通訳の本質を表…

難聴者要約筆記指導者養成 

障害者自立支援法では、要約筆記が奉仕員事業から要約筆記者事業になる。 要約筆記を「通訳」として再認識する機会にしたい。要約筆記が通訳に他ならないことは、「速く、正しく、読みやすく」という要約筆記三原則が通訳の本質をよく表している。これは19…

自民党のネット選挙

自民党の選挙チームが来年の参議院選挙から、選挙期間中の運動にもインターネットを利用した方法を認めるように検討中だと報道された(12/5朝日新聞)。 これに、政治に関わることが制限されてきた障害者のアクセスが拡大す機会にもなることを求めたい 字幕や…

W社の攻勢

新聞に入っていた補聴器の広告。 「補聴器は、こう変わった!」と大きな見出しが目を引く。 ここは市内でも有数の高層ビルの一階に店舗を構えている。 驚くほど静か、デジタルなのに音が柔らかい、小さくてファッショナブルと説明が続く これは、W社の「よく…

東京都の中途失聴・難聴者協会が20周年

東京都中途失聴・難聴者協会の創立20周年を記念する大会が開かれた 障害者自立支援法の成立一ヶ月後の大会なので、中途失聴・難聴者の地域生活についての座談会が企画された 地域の中途失聴・難聴者が自立していくステップや条件について、話し合った。 八王…

難聴インジケーター

自分の難聴の程度に適合する機器が正しく選択できるように、グラフィック記号が考案されているのを見た。 Hearing loss level indicators http://www.rnid.org.uk/helpdesk/shophelp/#HearingIndicatorsこれはRNIDというイギリスの王立聴覚障害研究所の扱っ…

要約筆記討論集会の討論内容

障害者自立支援法では要約筆記事業が要約筆記奉仕員派遣事業から要約筆記者派遣事業になる。「者」の意義は非常に大きい 一つには、中途失聴・難聴者の権利擁護の担い手として、要約筆記者が法的位置付けにふさわしい形で、市町村の必須事業になったこと 二…

携帯電話でテレビ電話要約筆記!

昨夜、要約筆記仲間がテレビ電話機能付き携帯電話でパソコン要約筆記をしてみせてくれた パソコン要約筆記の画面をテレビ電波発信機を使って、携帯に送るものだ 日本初のテレビ電話パソコン要約筆記は京都のとある居酒屋で行われた。これは、パソコンの画面…

コミュニケーションと生活支援を!全国集会

11月23日、北区赤羽会館で聴覚障害者自立支援法案対策本部が呼びかけた「いつでも、どこでも、コミュニケーションと生活支援を!全国集会」が開かれ、全都道府県の地域本部から436人が参加した。 これは、障害者自立支援法成立後、コミュニケーション支援事…

身体障害者福祉法と施行規則

要約筆記奉仕員が要約筆記者になってもこの法律はこのままか?政省令は? 変える必要はないように見えるが。実際の事業のあり方はガイドライン、実施要領で示される身体障害者福祉法 第1節 定義 第4条の2第11項 この法律において「手話通訳事業」とは、…

要約筆記が制度化に踏み出す

要約筆記が通訳制度化に一歩踏み出した11月11日に厚生労働省障害保健関係主幹課長会議の資料が発表された中に、これまでは奉仕員事業であった要約筆記事業が、障害者自立支援法ではコミュニケーション支援事業の中で手話通訳事業と並んで「要約筆記者」事業…

全難聴の要約筆記事業

全難聴では、要約筆記の奉仕員事業から通訳事業への制度転換を目指して、二つの事業が進んでいる 要約筆記通訳者養成講座のためのカリキュラムの開発とテキストの作成である もう一つが、要約筆記通訳制度ができるまで、現在要約筆記派遣に携わっている要約…

電車内の事故表示

京王線の車内の電光表示で事故による遅延が表示されていた 普通は電車内はこうした情報は入らないので大変驚いた 事前に登録された文字を表示しているのか、遠隔操作で状況に合わせて表示しているのかわからないが、各社も追随して欲しいラビット 記

ウチの部長は

ウチの部長は私と話をする時はホワイトボードの前で「筆談」?をする とても○筆なのだ 多人数だとどうなるかわからないがとても助かる もう一人の同僚は麻痺のある手でメモを書いて持って来てくれる もう一人の上司は私と話すときは個室に呼んでくれる ラビ…

車椅子の街頭宣伝

立川で仕事を終え、立川駅の回廊になっているところで、人が大勢行き交う中、大きなのぼりがはためいていた。 不動産か何かのセールスかと思っていたら、車椅子の青年が一人でちらしを配布していた。 通路の中で声を出す代わりにちらしを持った手を大きく振…

これもユニバーサルデザイン

東急東横線に乗ったら、吊革の一部が長くなっていた。 子供や背の低い人がつかまれるようにしてあると気が付いた。 ドアの上は13インチほどの液晶モニターが二つあり、CMと行き先案内を表示していた。 これも見やすいと思ったが、通勤に利用しているK線には…