2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

放送通信バリアフリーシンポ

中野サンプラザで障害者放送協議会が「障害者放送通信バリアフリーシンポジウム」を開催した。放送バリアフリーは二つの側面がある 一つは放送番組そのものへのアクセスの問題だ 聴覚障害者の字幕放送だけではなく、視覚障害者の解説放送や学習障害者の書き…

障害者差別禁止法の制定

日本弁護士連合会の「障害者差別禁止法」パンフレットが2003年9月発行だがわかりやすい。情報アクセスに関する記述がないが、その後のシンポジウムでは取り上げられていた。日本弁護士連合会人権擁護委員会 障害のある人に対する差別を禁止する法律に関する…

コミュニケーション支援サービスが有料に

全難聴の理事会と総会で、障害者自立支援法に対する各地の取り組みと自治体の対応が報告された。これからの運動にとって、いくつかの重要なポイントがある。 一つは、コミュニケーション支援事業の有料化だ。 奈良県生駒市では市議会で手話通訳の派遣1回に付…

神奈川県議会に「パソコン要約筆記」

神奈川新聞2/24付けに、神奈川県議会にパソコン要約筆記と手話通訳が付いたと報じられていた。http://www.kanalog.jp/news/local/entry_19119.html県議会の質疑をパソコン要約筆記で見るときは、「要約」される。 記録である議事録と違うところだ。発言され…

補聴用磁気誘導ループアンプ

補聴器を使う人が明瞭に聞こえる磁気誘導ループアンプは障害者施設に設置されている。写真右の真ん中がリオン社の施設用磁気ループアンプと左の写真が持ち運びも出きるソナール社のアンプ。電話回路の付いた補聴器ユーザー、人工内耳ユーザーには効果が大き…

NTT東日本からメールがありました

NTT東日本から返事があった。問い合わせてから、一両日で返事が来たのは好感が持てる。 NTT東日本の通常の電話機の増幅度、音量増大機の増幅度が分かったのも良かった。 やはり、こうしたデータはNTT東日本のWEBに公開すべきだ。

補聴器ユーザークラブ

人工内耳のユーザーの会はあるが補聴器の装用者の会は聞いたことがない。 補聴器メーカーや販売店が組織する購入者のリストはあるかも知れないが、補聴器ユーザー同士の交流が目的ではない。あくまでも顧客サービスのためにある。補聴器ユーザーはその聞えの…

αGX電話機でのテレアンプ検証結果について

お世話になっております。 NTT東日本@△△ 技術推進担当 ○○です。今日、株式会社自立コム様からテレアンプが送られてきましたので、αGXの受話音増大機能電話機に接続し、検証しました結果問題なくご利用になれます。 現行のαIX12−LRATELと同様…

東京の支援法緊急学習会

2月21日、中野区で東京の聴覚障害者団体の障害者自立支援法緊急学習会が開かれ、67人が参加した これは、東京都聴覚障害者連盟が傘下の協会代表を集めたものに都内聴覚障害者関係団体も加わり、東京都聴覚障害者対策本部として開かれた支援法を巡る情勢など…

NTT東日本に質問メール

勤務先の電話システムが更新されるが、導入予定の機種に難聴者対応があるかどうかホームページで調べてみたが、そうしたアクセシビリティについては記述がなかった。 総務省と経済産業省が、昨年10月に携帯電話、IP電話機、ファックスなどのアクセシビリティ…

デジタル補聴器と職場のビジネスホン

勤務先の電話システムがリース切れで、新しくなる IP電話にも対応する電話器になるのだが、この新しい機種はコイルがないタイプなので補聴器の磁気回路は使えなくなる今使っているデジタル補聴器はコイルがないので、拡声機能の付いた受話器をさらにテレアン…

中途失聴者と難聴者

最近、中途失聴者と難聴者の聴覚障害の認識に違いがあることを連れあいから聞いた。 中途失聴者は、前に聞こえていたように戻りたいという意識がずっとある。中途失聴・難聴者を対象にしたコミュニケーション指導者養成講座で、聞こえないことを周りにどう説…

難聴者の支援はエンパワメントから

難聴者のコミュニケーションの力をアップするには、難聴者自身がコミュニケーションの不全感をコミュニケーション成就体験を通じて、コミュニケーション・ニーズへの欲求を明確な形にし、コミュニケーション・スキルの向上への意欲を持たせる必要がある。 つ…

障害者自立支援法と難聴者運動

中途失聴・難聴者のほとんどは、「孤立」している。難聴は目に見えない障害で周囲の人には気づきにくい。難聴という障害は目に見えない障害というが、障害の部位が外見的にわからないというのではなく、音声や音によるコミュニケーションが目に見えるもので…

要約筆記の日本語

盲ろう者の通訳は指点字や触手話で行われている。もちろん日本語だ。要約筆記はその場の参加の保障として、同時性が重視されている 聞いてわかる理解度と文章を読んで分かる理解度が異なることもあり、要約された分かりやすい文章で表される。 話した言葉が…

社会の聞こえない音(2)

お昼前にパンを買っていたら、奥から焼きたてのブレッドパンを運んできた若い人が鐘を鳴らし始めたので驚いた。 最初はトレーにいっぱいパンを載せたまま片手で何を振っているのかと思った。良く見ると木の持ち手の付いた高さ15cm位のハンドベルだ。鐘の音色…

要約筆記事業の夜明け

全難聴は全要研とともに、2月16日障害者自立支援法の要約筆記事業に関わる実施要項に対する要望書を厚生労働省に提出した。 厚生労働省は3月初めの主管課長会議に向けて、各障害者団体のヒアリングを始めているが、その中の一つとなった。要望は9項目にわた…

製造者の責任

駅の構内の柱に携帯音楽プレーヤーの電飾広告がずらっと長時間、大音量で音楽などを聞き続けると難聴の恐れがあると海外でも報告がある この種の報告は今に始まったことではなくテープ式の再生装置が世に出た時から警鐘が鳴らされていた 10年前の国際難聴者…

聴覚再生工学

京都大学で再生医療の研究が続けられているが、3月5日に、京都大学医学部で「感音難聴治療の新しい展開・組織工学との融合」と題した講演会が行われる。 http://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/%7Eent/kouakikouza/pro%82%87060305.pdf薬物や高齢による難聴は感音性…

青い字幕

トリノオリンピックの男子スピードスケートのNHKの生字幕の青地に水色の字幕はとても見やすい 2月1日、共同通信が以下の記事を配信している。

難聴者等の支援

難聴者の支援は難しい。 理由は、難聴者が求めていることが十分分析されていないように思う。難聴であることが自分の意思決定、自分の行動を妨げているとわかっていても、難聴者自身が支援を求めない。どういう支援があるか、支援を求める権利があることすら…

要約筆記事業のガイドライン

障害者自立支援法では、中途失聴・難聴者等のコミュニケーション支援事業の要約筆記奉仕員事業は「要約筆記者事業」となり、市町村で実施されることになる しかし、1月25日の厚生労働省の会議で示された地域生活の実施要項案のコミュニケーション支援事業の…

PHSの充電グッズと携帯電話のバリアフリー

新宿のソフマップマック館1階にipod用USB接続端子の付いたコンセントタップを発見! もしかしてPHSの充電に使えるかもとみたらAirH"全機種対応とあり即ゲット、ちょっと高めの1730円。 購入時に付いていた充電用ケーブルをつなげばOK。ちなみにこのミニUSB端…

障害者の英文表記と差別禁止法

京王線の優先席のつり革が新しくなっている 高さが一段低くなり、黄色なので特別なメッセージを持っていることが示されている 携帯電話は電源を切るように書かれており、ドアの上の電光表示も繰り返し表示されている優先席には英文表示があり、障害者は「体…

東横インは難聴者対策のモデルに

東横インは、フロントから客室まで難聴者対応のモデルになるべきだ東横インの社長が、日本身体障害者団体連合会に赴いてというよりは呼ばれて「抗議文書」(?)を読み上げられているのがテレビで放映されていた 社長が消え入るような声で、元に戻すとか言って…

トリノオリンピックでも生字幕放送が大幅増加

NHKは1月25日、総局長の記者会見時にトリノオリンピックの生字幕放送を倍加することを発表している。 ソルトレークオリンピックに比べて番組数で約2倍、時間数で約3倍の29時間に及ぶという。http://www.nhk.or.jp/pr/keiei/shiryou/soukyoku/2006/…

放送・通信バリアフリーセミナーのご案内(改訂版)

障害者放送協議会 放送・通信バリアフリーセミナー 障害者と放送・通信日時:2006年2月28日(火) 12:30〜17:30 場所:中野サンプラザ 11F アネモルーム趣旨:近年、テレビなどの放送に障害者が登場することが増え、障害者がどのように描…

難聴者の薬局での会話

週明けから風邪を引いて、発熱と体全体がだるい。目玉が痛いので小さい文字が読めない。 病院に行く時間もなく、フラフラになって近くのスーパーに入っている薬局に入った。 発熱とだるいことを伝えて、風邪薬を求めたが、アルバイト風の若い人といつもの主…