2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

自立支援法と施設経営

ろう重複障害児者は長い間福祉の谷間におかれ、これまで自立支援が行われてこなかった 各地で当事者の家族や聴覚障害者団体の運動で施設が出来てきた そうした施設も支援費制度で陽が当たるかと思われたが、いろいろなサービス低下に繋がる問題が起きている …

筑波技術大学の開学

10月13日、視聴覚障害者だけが学ぶ筑波技術大学開学式が行われた

参議院厚生労働委員会の可決は

昨日、参議院厚生労働委員会は、障害者自立支援法を可決した。 一番の問題点となった応益負担が障害者の収入を越える負担や2万5千円だけで生活しなければならない問題に、所得による負担の制限を設けたと言うだけで、障害者福祉サービスに負担を求める本質的…

中途失聴・難聴の手話

中途失聴・難聴者にとって、自分のコミュニケーションの広がりを感じるのは初めて要約筆記を見た時、磁気ループで声がはっきり聞こえた時、そして覚えたばかりの手話で会話ができた時だ それまで聞こえない、わからないとあきらめていた講演、会話が分かるの…

耳マークの意味

10/3の朝日新聞の天声人語に、耳マークが聞こえない人への配慮を示すシンボルマークとして、紹介された。 耳マークには二つの意義がある。聴覚障害は外見からは分からないコミュニケーションの障害であり、それも中途失聴・難聴者はみずから聞こえないことを…

中途失聴・難聴者の地域生活

障害者が地域社会で普通に暮らすことを支援する、地域生活支援事業が注目されている。 聴覚障害者、中途失聴・難聴者には地域生活といっても馴染みが薄い。 地域に理解が少ないことから、またコミュニケーションの障害であり、みずから地域との関わりを避け…