2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

放送大学で丸山一郎氏の講義が聴ける

大熊由紀子さんのえにしメールで、丸山一郎氏の講義鋸とが紹介されていた。生前、何度か話する機会があったが、難聴者の「問題」は分かっていても、その当時は解決する方策は要約筆記やテレビの字幕放送など「聞こえのバリアフリー」、「難聴者同士の出会い…

難聴者の変な心理 聞こえるじゃん、あれ聞いていいの?

時々、「聞こえちゃう」時がある。人工内耳のチャンネルと感度の設定と補聴器のバランスがうまくいくと、会話が「聞こえちゃう」。「聞こえちゃう」というのは、難聴者の会議で磁気ループでも使わないと明瞭に聞こえることは日常生活にも会社でもない。 だか…

筆談の難しさ 難聴者に筆談する

朝日新聞5月30日の夕刊に、聞こえない「筆談ホステス」さんが紹介されていていた。 銀座のクラブで売り上げNo1を争っているという。これは相当に難しい。筆談で接客をするというのは言葉によらない何かがないとコミュニケーションは難しい。会話のコミ…

テレビ局の動画配信サービスは違法だ!

ふーん、普通にこういうアナウンスをするんだ。著作権者の分らない映像を公衆送信しても著作権法に触れないように法律改正が行われた。 PCでもMaCでも見られるように、動画ソフトを選定している。 聴覚障害者が視聴する場合には字幕が出るようになっている…

障害者福祉論2回目のレポート 難聴者の社会福祉の学習

明日が「障害者福祉論」のレポート、2回目の締め切り日だった。今回のレポートは、勝手知ったる障害者福祉論とあなどっていたが、手強かった。 最後の設問が「障害者福祉の理念が日本になかなか浸透しないのはなぜか、自分の意見を述べよ」というものだ。 …

情報通信新法とアクセシビリティ 放送に関して

「情報通信法」+「アクセシビリティ」で検索してみた。 NIKKEINETは、該当無し。 Googleで検索すると、米国の通信アクセシビリティについての記事がほとんど。その中で、ICPFが、情報通信政策について積極的に施策の提言を行っているが、アクセシビリテ…

人工内耳で聞こえた音 ドリップ珈琲

深夜、ドリップ珈琲を淹れていたら、「ピチピチ」と音がする、何の音かわからずきょろきょろしていたら、珈琲がカップにしたたり落ちる音だった。初めて聞いた。 マンガや本では「ポタッ、ポタッ」と表されているが、そのうちにそのように聞こえてくるのだろ…

アメリカの地上デジタル放送移行完了?!

6月13日、アメリカは全米の放送事業者がアナログを停波し、地デジ移行があった。日本の2倍の年間2億台のテレビが販売されるテレビ文明国アメリカ。 地所デジタルへの移行は1回延期されて、今回の移行になった。 多くのボランティアや民間事業者が地デジ…

「疾風怒濤」の青年期 難聴者の社会福祉の学習

なぜ「疾風怒濤」だったのか。 (1)音声による働きかけは言語的には不十分だったこと。 6歳になるまで自分が聞こえていないということを親も周囲も気づいていなかった。感音性難聴で全く聞こえていなかったわけではなく、サ行、タ行、ハ行の発音が明瞭で…

エリクソンの発達段階 難聴者の社会福祉学習

次のレポートの締め切りが「障害者福祉論」の6月25日だが週末は出かけてしまうし、少しでも見ておこうとしたら6月20日締め切りの「心理学」があった。レポート回答用紙の「学習の手引き」を読むと、心理学は各章ともテキストの「宝探し」では駄目みたいなこ…

難聴者、中途失聴者手話講習会の行方

行政の広報を見て中途失聴・難聴者向け手話講習会に申し込んでくる難聴者、中途失聴者は、難聴者協会の会員はまずいない。 皆、自分以外の難聴者に初めて出会う難聴者ばかりで、多かれ少なかれ、いろいろな悩みを抱えている人ばかりだ。難聴者、中途失聴者対…

要約筆記のニーズに地域の違いはあるか

要約筆記は、各地域ごとに発展してきた。難聴者がそれぞれの地において、社会に難聴問題の理解と差別の解消を求めて同志を募った。どんな集団も集団討議が不可欠であり、難聴者の場合、要約筆記が大きな役割を果たした。 要約筆記が最初からあったわけではな…

NHK「おはよう日本」は字幕がない

4時半に始まる「おはよう日本」には字幕がない。7時からのニュースに字幕放送が始まった。 同じような映像を5時、6時と放送しているのに、何とか工夫できないものか。 ラビット 記

え、同じ中学の先輩?同じ難聴の! 補聴器も。

6月7日に、「母校で難聴にまつわる事件が発生」を投稿したところ、同じ中学の2年先輩に難聴者がいたことが分かって驚いた。 http://blogs.dion.ne.jp/rabit/archives/8453016.html補聴器でだいぶ苦労している様子。 やはり難聴者と認定補聴器専門店、耳鼻…

購入後の補聴器のフィッティングはどこで?

ファンファンさん、コメントありがとうございました。えっ、同じ湘洋中学でしたか。海の近くで、潮風と潮の匂いが心地よかったですね。クラスメートには波の音も聞こえていたはずですが、難聴の私の記憶には残っていません。 私も2年の担任の数学の岡部昌子…

小泉・竹中改革の犠牲者 自立支援法

一度直接話したことがある。 コミュニケーション支援事業の応益負担は呼吸に課金するようなものだと話したら、会場から近寄ってきて、「それは間違っている、現行法のサービスを低下させることはないのだから」と言われた。それが最初だった。障害者自立支援…

法要の要約筆記

告別式が12時からなので早めに着いて、同僚に挨拶した。 要約筆記者と落ち合うと、勤務先の社長や同僚とかも来た。しばらくして先に焼香を済ませると食事が出された。 その後、僧侶の読経があるのかと思っていると親族のみのようで、私たちはそれで辞すこ…

今日は遠方の法事に要約筆記の派遣を

入社以来の同僚に不幸があり、法要に会社の上司や多数参列すると思われたので、要約筆記者の派遣を依頼した。家から電車を乗り継いでもうすぐ着くが4時間もかかる。居住地で広域派遣の制度があるわけではないが、派遣センターが先方の派遣センターに取り次い…

新型インフル、フェーズ6に。テレビに字幕はない!

2009年6月12日の朝のテレビ。12日、世界保健機関WHOの新型インフエルエンザの世界的大流行の段階フェーズ6にあるという発表を受けて、NHKが解説をしていたが字幕放送も手話放送もなかった。民放は、冬季スポーツ上村愛子選手の婚約と日本人ピアニスト…

人工内耳友の会新会長に松田法夫氏。

第23回人工内耳友の会【ACITA】の定期総会と全国懇談会が埼玉県所沢市で開かれ、新会長に松田法夫氏がなった。前会長塩田辰樹氏は副会長として、運営を補佐するとのことだ。来年は浜松大会になる。アトラクションに城西大学川越高校、中学校の和太鼓…

参議院本会議で著作権法可決

本日6月12日午前中の本会議で、著作権法改正案が可決されたとのことだ。昨日には、参院文教委員会で可決していた。法律が施行されるのは2010年1月1日からとなっており、その前に施行のための政令やガイドラインなどが交付されので、これに視聴覚障害者や…

国会図書館のデジタル化はアクセシブル目的に

国立国会図書館の図書がデジタル化されるにあたって、障害者・高齢者の読書のアクセスが容易になるように期待する。障害者の権利条約の審議の過程で、WFDのリサ代表が図書の手話によるアクセシビリティを訴えていた。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーー…

法律専門雑誌の「障害者雇用」特集と難聴者

法律専門雑誌で、「障害者雇用」特集がブームとあった。聴覚障害は目に見えない。難聴者や中途失聴者の雇用に置ける差別は、本人が差別されていることが分からないこともある。普段、同僚が何気なく話していることが聞こえないし、話していることも気づかな…

1年半後の人工内耳調整

昨日、人工内耳装用後1年半後の聴力検査を行った。その後マップを再調整した。 その聞こえは、自動感度調整ASCと騒音抑制機能ADROの組み合わせで感度S5、ボリュウムV9で聞いているが、少しわくわくする。 人工内耳を補聴器装用の併用に馴れ始め…

法律専門雑誌の「障害者雇用」特集と難聴者

聴覚障害は目に見えない。難聴者や中途失聴者の雇用に置ける差別は、本人が差別されていることが分からないこともある。普段、同僚が何気なく話していることが聞こえないし、話していることも気づかないことがある。同僚も、普段の会話や配慮がまさか「差別…

1年半後の人工内耳の聴力検査

今日の夕方から人工内耳の装用後1年半後の聞き取り検査を行った。35% 右側にデジタル補聴器を装用し、左は人工内耳を自動感度調整とADOROの設定をした。Sが5、Vが6。「あ」+「あ行のオン」(アハ、アマ、アサなど)2音節の聞き取りは、1年後の4…

今後の難聴者支援と要約筆記のあり方

難聴者は聞こえない、話されている言葉が分からない、書いて欲しい、書いて伝える人、要約筆記が必要という理解はこれでいいのか?難聴者は普通に社会の中で生活している。難聴者は、多くのニーズと様々な課題を持っている。 これを解決するには、要約筆記さ…

明日は、人工内耳装用後1年半の聴力検査。

人工内耳の装用を開始してから、ちょうど1年6ヶ月と1週間。人工内耳の聞こえ方は、こうだ。 「あー」と声を出しながら、左の人工内耳だけで聞く。 当然、左から聞こえる。少しこもるがちゃんと「あー」と聞こえる。右のデジタル補聴器のスイッチを入れて、だ…

母校で難聴にまつわる事件が発生

グーグルで「難聴」や「難聴者」に関するニュースを受けているが、母校の名前が出てきてびっくり。さらに、難聴という言葉もあって驚愕した。 その母校でいじめがあっても学校側が対応せずに、子供が心因性の難聴になったことは、当時難聴で苦しんでいたので…

難聴者相談支援の特徴

難聴者向けの相談支援の特徴は、多面的多角的な支援が必要であるということと継続的な段階的な支援が必要なことだ。 最初は、補聴器の購入の相談だったが、良く聞いてみると家庭や職場での人間関係、コミュニケーションの問題だったりする。 その場合は、相…