2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

これが手話通訳利用有料化条項だ!

福岡県内のある町の手話通訳派遣事業実施要綱に有料化条項があることが分かり、地域の対策本部が総力で撤廃の運動をしている。福岡県の対策本部から以下の連絡があった。県内のある町の実施要綱第9条に「利用者負担1割」が明記されており、福岡県対策本部が…

東京都聴覚障害者地域活動者会議

昨日、東京都聴覚障害者連盟の地域活動者会議が開かれ、東京聴覚障害者福祉対策会議に加わっている東京都中途失聴・難聴者協会や要約筆記者団体も参加した。 東京都は7月7日に区市町村を集めてコミュニケーション支援事業を含む地域生活支援事業を説明すると…

6/26のコミュニケーション支援事業の実施要綱

6月26日の厚生労働省主幹課長会議資料に厚生労働省告示第三百九十五号がある。これは、 地域生活支援事業のガイドライン「基本的な指針」だ。 これはざっと読んだが指定障害福祉サービス(居宅介護、重度訪問介護、行動援護、重度障害者等包括)に関わる相…

障害者白書のコミュニケーション支援?

平成18年度障害者白書にコミュニケーション支援体制が記述されているが、これだけ? http://www8.cao.go.jp/shougai/whitepaper/h18hakusho/zenbun/pdf/index.html 全国障害者介護制度情報のHPはすごい。 http://www.kaigoseido.net/topF.htm

厚生労働省の障害保健福祉関係主管課長会議資料公開された。

6月26日、厚生労働省が開催した障害保健福祉関係主管課長会議資料が、WAMNETで公開されている。 http://www.wam.go.jp/wamappl/bb15GS60.nsf/vAdmPBigcategory50/6F2EDA2437ADBE374925719A000BE847?OpenDocument このページの行政資料からもアクセスで…

[]難聴は何故理解されにくいか。

「難聴」という障害はなかなか理解されにくく、難聴者の地域生活、就労などの大きな障害になっている。なぜ、難聴は理解されにくいか。これを、難聴当事者も行政も支援サービスに関わる人が良く理解して欲しい。 (1) 外見で障害を持っていることが分から…

人工内耳入門講座と聞こえの問題

東京都中途失聴・難聴者協会の主催で、人工内耳入門講座が、八王子クリエイトホールで開かれた。 参加者は、個別相談の方を含めて、33名。東京新聞、毎日新聞、産経新聞、地元のコミュニティ紙「ショッパーズ」に掲載して頂いたので、非会員の方が半 数の17…

高齢難聴者と補聴器

またまた、眉間にしわが。 祖母は、14日、最初に修理に行って帰って来て、テレビを聞いてみると良く聞こえないが我慢していた、その一週間、テレビも字幕のあるのだけ見ていたが、どうにも毎日の生活で困るので聞こえなくて困るので、もう一度行ったというの…

補聴器販売店と市役所の対応

帰宅するなり、祖母が嬉しそうに言う。補聴器の修理に行ったら3万7000円位かかるところ、補聴器屋さんでこの書類を市役所に持って行けば「フクシ」でほとんどかからないですよと言われ、今日市役所に持って行った。 今日、市役所に行ったら、少し自己負担が…

社内会議の要約筆記

社内会議に要約筆記をつくようになって7回目になる。 受注担当者とのミーティングに5回。他の企業に出向いての会議に1回。社内で開かれた他企業の会議に1回。 毎回、違う人が派遣されてくるが互いに名前も知らない。一度社外で待ち合わせた際にも要約筆…

要約筆記事業で今実施することは

厚生労働省は、6月26日の全国障害保健福祉主幹課長会議で地域生活支援事業の実施要項を示すものとみられる。 しかし、担当官からはコミュニケーション支援事業は3月1日の実施要項案以外は考えていないと繰り返し聞く。 実施要項には、要約筆記者派遣事業…

衆議院に要約筆記の配置実現!

朝日新聞6月17日朝刊にも報道されていたが、衆議院で傍聴、参観する場合、要約筆記の配置(公費負担)が実現することになった。 これは、国土交通委員会で、交通バリアフリー新法の審議にワールドパイオニア社の中園秀喜氏が傍聴に行った際に、要約筆記を…

見やすい字幕

今の字幕は文字の背景色が黒字の場合と半透明の場合がある。同じチャンネルなのにかなり違う。しかし、地上波デジタルの字幕はとても鮮明だラビット 記

テレビ朝日のWカップの字幕放送 テレビによる字幕の違い

今日のワールドカップのキー局の放送はテレビ朝日だ。ん。確か、テレビ朝日は生放送の字幕放送は実施していなかったのではないか。ワールドカップに生放送の字幕放送をするのはチャレンジだ。 そう思って、字幕を見ていると、きちんと文の切れ目で改行してい…

補聴器普及に必要なこと(1)

補聴器は、補聴器工業会というメーカーの業界団体でも、普及委員会を設けて力を注いでいる。 補聴器の普及には、聞こえという障害に対する理解をもっと広めなければならない。 1)聞こえが落ちると、社会生活から取り残されること。 音や音声でコミュニケー…

要約筆記事業の法定化の意味

要約筆記者が奉仕員ではなく、要約筆記「者」でなければならない意味を確認したい。今回の要約筆記者は、「者」なので「士」でも「師」でもない。何かをする力を持った人。何かというのが専門性。 この「専門」とは医療、司法の現場や大学レベルの講義という…

補聴器メーカー社長の補聴器

昨夜、日本補聴器工業会の総会後の懇親会に招待されて、参加した。 新理事長にリオン株式会社代表取締役社長の井上清恆氏が就任され、「激動の2年」(同氏)を担われる。 関連業界の挨拶を聞くと補聴器の普及(販売)とそのための欧米なみの資格制度を持つため…

パスポートセンターの呼び出し 筆談ボード

パスポートセンターの呼び出しは銀行などにある番号表示だ。呼び出しは番号表示と音声でもしている。 耳マークはない。筆談ボードもない。係員とは全て筆談ボードでやりとりをした。聞えないので書いて下さいとみせると、係員の方はすぐにペンをとって書いて…

藤沢市の市民センターの耳マーク

証明書の申請で市役所の支所に行ったら「耳マーク」が置いてあった。 地元の活動の反映だろう。職員の方が私の胸の耳マークに気が付いてくれた。急に対応が堅くなってしまったようだが、意識して頂けただけでも良いか。後は利用する人が増えて慣れてもらえば…

コミュニケーション支援事業の団体派遣

要約筆記の団体派遣は中途失聴・難聴者協会の運営にも関わる問題でコミュニケーション支援事業で継続を強く要望している。「団体」という言葉がそもそも個人の尊重と自己決定を基本とする障害者自立支援法の中に適用しにくく、別の言い方を考えなくてはなら…

東京都中途失聴・難聴者協会の理事はハードです 

5月28日(日)は、東京都中途失聴・難聴者協会の総会だったが、理事は朝からとてもハードな一日になった。 今回の総会は役員改選はなかったが会員の四分の一弱の会員が出席して、熱心に議案に集中されていた。理事は、前日夜9時までの協会運営委員会に出席し…

全要研集会in札幌 

6月10日、11日の二日間札幌コンベンションセンターで、第24回全国要約筆記問題研究集会に470名の参加があった。 障害者自立支援法により要約筆記事業がどうなるのかが中心課題のはずだが、十分とらえきれていたかというと不十分だった。 運動論の分科会には…

平べったい磁気ループコード

全要研集会で会場に磁気ループがなく、見慣れた磁気ループアンプが持ち込まれていた。ただキャブタイヤケーブルのコードではなく、平べったいコードが剥き出しのまま敷かれていた。 これはタイルやカーペットなどの下に敷く敷設用のコードなのか、何かの流用…

タッチする注文パネルと聴覚障害の理解

職場の歓送迎会を全国展開する居酒屋チェーンで行った。 女性ばかりのチームなのでおじさん管理職はどういう雰囲気の店がいいか、どういう食べ物が良いか分からない。先輩格の女性にメールで聞いたら、私鳥キライであえなくボツ。次の店は返事もない。困った…

新宿駅の監視カメラとコミュニケーション支援事業の有料化

新宿駅のあちこちに監視カメラが設置されている。 駅員が犯罪防止の目的だとしても犯罪以外の目的に使われない保障はない。 監視することを誰がどういう条例なりで認められたのか?JR東日本の規則か。新宿区の条例か、交通に関する法規に監視カメラについて…

地域の要約筆記サークルのリーダーの声

「私たちは地域の難聴者のために一所懸命活動しているのに、どうしてその活動の場をなくすような要望をするのか」という要約筆記サークルの人の発言には、一所懸命活動している私たちボランティアの活動を保障して欲しいとも受け取れる。 要約筆記サークルが…

今日は補聴器の日だ(2)

補聴器の日だというので、新聞でそれらしき記事を探したが、載っていない。同日の朝刊に掲載された某大手住宅メーカーの広告でECO&UD(ユニバーサル・デザイン)がうたわれている。しかし、「聞こえのUD」ではないようだ。プラズマテレビ、AVの操…

今日は補聴器の日だ

今日6月6日は、補聴器の日だ。日本補聴器工業会が数字の「6」を二つ重ねて、耳の形を意匠化したものだ。 http://www.hochouki.com/camp/しかし、一般社会では「補聴器の日」が定着したとは言えない。「補聴器の日」が補聴器販売店や補聴器メーカーが販売…

要約筆記者と「奉仕員」の仕事の範囲

○「通訳」はコミュニケーション支援の場合「意思の疎通を仲介する」こと。 聴覚障害者に対するコミュニケーション支援は要約筆記と手話通訳だが、手話通訳は言語の通訳と生活支援の両方を兼ねるような議論がある。 難聴者対する支援はコミュニケーション支援…

コミュニケーション支援事業の懸念

障害者自立支援法の第77条2項に地域生活支援事業の一つとして、「手話通訳等を派遣する」事業とあるが、3月1日に厚生労働省障害福祉関係課長会議で提示された地域生活支援事業の実施要項には別記2として、コミュニケーション支援事業が掲げられている。事業…