2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

紅白歌合戦の手話歌版の実現を!

NHKの紅白歌合戦をみていて、歌詞にテロップはある。字幕放送もある。しかし、手話はない。紅白歌合戦に、手話で歌った映像があればろう者ももっと楽しめるのではないだろうか。 いまは、ろう者も難聴者もカラオケで普通に手話や声で歌ったり、盛り上がる…

非正規労働者を解雇したトヨタ、キヤノンの罪は重い!障害者の連帯。

紅白歌合戦の途中で、NHKのニュースを見た。日比谷公園で解雇された非正規労働者のために、ボランティアが炊き出しや労働相談をしている。相談に訪れた人が、今日ほど人の情けが身にしみたことはない、機会があればこうしたボランティア団体に加わって恩…

紅白歌合戦のデータ放送(2)

テレビ画面が縮小されるデータ放送を見ている時に、字幕放送があるとその字幕は元の大きさのままなのでデータ放送の画面に字幕がかぶる。字幕も同じように縮小されると醜いかも知れない。 携帯で見るテレビの字幕放送のように、画面の外に字幕が表示されると…

紅白歌合戦のデータ放送(1)

NHKの紅白歌合戦のデータ放送を使ってみた。番組が始まった時は見ていなかったが画面左下のデータ放送のメニューが出ていたとのことだ。 リモコンのデータ放送の「d」を押すと審査員に登録するかどうか聞いてくる、登録をクリックすると承認するかどうか…

放送アクセシビリティと「合理的配慮」

12月21日のCS障害者放送統一機構設立10周年記念「シンポジウム」で、障害者権利条約と放送アクセスが大きな焦点になった。実は、放送アクセス保障は、障害者権利条約第2条の定義で言う「ユニバーサルデザイン」の問題だ。 社会のインフラとして、視聴覚障…

社会保障審議会の「障害者の範囲」 難聴者の場合

難聴者等は、今の身体障害者手帳に数々の矛盾を感じているが、社会保障審議会ではその矛盾に深く言及したものになっていない。第一に、難聴者等の支援の必要性は、難聴の種類が伝音性か感音性かにもよるし、dBだけでははかれない。聴力は心身の状態にも環…

【報告】障害者自立支援対策臨時特例交付金 コミュニケーション

「障害者自立支援対策臨時特例交付金」の詳細WAMNETにアップされた。 http://www.wam.go.jp/障害保健福祉関係主管課長会議(平成20年12月25日開催)の報告。広域派遣の捉え方が自治体ごとにまちまちになっていないか気になる。東京都は、国や障害者自…

人工内耳と補聴器で聞こえたこと。

ハワイの風さんから、年末の挨拶メールが届いた。 こういう同じ難聴者からの連帯のメッセージは心強い。人工内耳と補聴器を併用した聞こえについて、報告したいと思っていたが、どういう言葉がどう聞こえたとかこれは分からないという説明は最近はしていない…

おーっと、忘れるところだったあ!

納会で気分が良くなったところで仕事が残っていることが判明。 人工内耳が頭を後ろに傾けた際に棚に当たって外れてしまったので机の上に置いて仕事をしていた。やれやれと、戸締まりをして警備をセットして退社してからあれなんか変だと頭に当てると、あれっ…

納会の人工内耳での2回目の会話 

今日が仕事納めだった。朝から、請求書発行やら年末年始のスケジュールの確認、出荷作業、大掃除とあっという間に一日が終わった。納会は、狭い会議室に皆が集まって話しをするのでワーンとなってうるさいので、難聴者にとっては一番苦痛を感じるときだ。だ…

歯医者と人工内耳

歯医者では人工内耳と補聴器を付けたまま治療を受ける。 歯医者は後方から治療するのでよく見えるはずだ。治療で歯を削る際、キーンとかチュイーンみたいな音がするのかと思っていたが、ジーという音だった。ペコペコというようなポンプの弁の開閉音みたいな…

障害者向け郵便悪用に懲罰を!

障害者向け郵便、低料第3種郵便を悪用していた企業には厳罰が必要だ。障害者団体はどこも財政は豊かではなく、会報一つとっても低料第3種郵便を用いなければ発行が不可能だ。難聴者等にとっては機関誌、会報の文字による情報提供、交流は社会参加、復帰の…

東武バスに「筆談具あります」 難聴者用?

ひまわりさんから、乗ったバスに「筆談具あります」の表示があったよとレポートがありました。 東武バスとのこと。都内北部を走っていると思う。これは交通バリアフリー法で、手話の使わない聴覚に障害を持つ人とコミュニケーションするための用具を備えるこ…

地上デジタルのデータ放送って?

地上デジタル放送では、「データ放送」が行われている。リモコンの(d)のボタンを押すと画面が縮小されてその周囲に、ニュースや地域の天気予報、予想気温、番組の紹介などがL字型に表示される。 番組と独立したコンテンツと連動したコンテンツなどがある…

難聴「者」になる

難聴に対して、最近考えていることは、難聴である人は 様々な体験や知識を得て、難聴者になるということです。難聴者になることを周囲の人や福祉サービスが支援出来ないか、難聴者支援の方法や内容を体系化しなければならないということです。 それには、難…

日本の難聴者人口約2000万人?!

12月6日、全難聴主催の「聴覚保障リハビリテーション」シンポジウムで、日本補聴器販売店協会の石井喬志氏が、日本の難聴者人口を19440千人、約2千万人と報告した。我が国の人口比率15.4%にあたる。(1)自覚のない難聴者 7.2% 9070千人 (2)…

iTunesと人工内耳聞き取り練習

聴力検査の結果、単音は変わらないが単語と文章の聞き取り率がかなり向上した。 これは、人工内耳のマッピング及びフリーダムの機能を使っていることと補聴器のフィッティングの効果がでてきたものと思う。検査は単音が延びなかったのはかなり聞こえる人でも…

補聴器のオーディオインプットでビートルズを聴く。

補聴器のフィッティングを受けている技術者に、補聴器のオーディオインプット用のコードにミニプラグを付けてもらった。早速、パソコンのiTunesのプレイリストで聞いてみた。補聴器で聞くより遙かにクリアーに聞こえる。 最初は、BeatlesのHey Jud…

人工内耳と補聴器併用の理由

補聴器で言葉がよく聞き取れずにいた。高い音が聞こえない感音性難聴だからだ。加齢とともにもっと聴力が低下して、かつ高音が聞き取れなくなるのは目に見えていた。人工内耳は電極を蝸牛の中に挿入し、内耳を通さずに聴神経を刺激する。らせんを巻く蝸牛の…

人工内耳で聞こえたばかりに「???」になった。

今日の昼の食堂で若い女性社員との会話。女性社員「今日もカレー?」こちらの胸の内(またって何かな?確かにレトルトのカレーを食べているけれど、初めてだし。) 「先週、カレーが続いたけれどね。」女性社員「だってTさん、いつもカレーなんだもん。」こ…

「聴覚補償リハビリテーション」の意味

全難聴が主催した「聴覚補償リハビリテーション」シンポジウムが12月6日、7日と戸山サンライズで開かれた。聴覚補償、聴覚活用、聴覚管理と似たような言葉が飛び交い、そこへ「聞こえの3段階」も出てきて、参加者も戸惑ったのではないか。聴覚補償は自…

人工内耳フリーダムの電池交換と1周年。

人工内耳の電池交換をしたのに聞こえない。電源の入った表示がでるが直ぐ消えてしまう。これは、電池ケースの一番下の細いゴムが電池に当たってきちんと入っていなかったためだ。 このゴムは防水や埃などの侵入防止のためだと思うが、すごく細いので外れたり…

人工内耳を忘れた!補聴器だけ。

月初めは30分早く始業するので朝家を飛び出してから人工内耳を付けるのを忘れたことに気が付いた。言えに戻る時間はないのでこのまま出勤した。補聴器で何とかなると思っていたら、けっこう聞き漏らしていることが分かった。 入力終わったら請求書を出力す…

難聴者のメンタルヘルス

難聴者は毎日の生活のコミュニケーション不全によるストレスを感じる。特に人間関係の中で生じるコミュニケーションのストレスは、そのコミュニケーション自身で解決することが難しいので蓄積しやすい。 また、地域や仕事で「頑張って」いる人ほどストレスが…