2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

アメリカ大統領選挙の情報保障

アメリカ大統領選挙が民主党も共和党も副大統領が選出され、大詰めになってきた。民主党の大統領候補選出のニュースを見ていたら、オバマ候補のスピーチをしている下壇の方に手を動かしている手話通訳がちらっと見えた。スピーチのリアルタイムキャプション…

ゲリラ豪雨と人工内耳?

8月29の早朝、東京の多摩地域を襲ったゲリラ豪雨は多くの被害を出した。しかし、寝ている間は人工内耳も補聴器も外してしまい。轟くような雷鳴も聞こえない。起きた時には雨も上がりつつあり、空も明るくなっていたので気が付かなかった。 テレビを付ける…

デジタル放送テレビと人工内耳

8月11日に、人工内耳のマッピングをし直してもらって、20日間が経過した。 日々、新しい聞こえを感じる。昨日の雨の時には、路面に落ちる雨音に気が付いた。ピチャピチャと聞こえた。傘に落ちる雨はパッパッと聞こえる。地上デジタル放送テレビで歌番組…

1305事務所に到着

2008年08月30日今日は、会社の災害時の帰宅訓練の日だった。 昨年は、自宅から勤務先の事務所を目指したが、炎暑の中2時間歩いてN駅までだった。今年は、バスでN駅まで行き、N駅から事務所を目指した。T川は一昨日来の豪雨のため、水がごうごう流れてい…

人工内耳の手術と聴覚リハビリテーション

人工内耳の手術はそれほど特殊な手術ではないようだ。 難聴者の立場から言うと、聴覚リハビリテーションが十分に受けられる病院を選んだ方が良い。大きな病院で外来が多いと言語聴覚士も多忙な時間を縫って人工内耳のマッピングを行うので、マッピングに十分…

人工内耳の電池。

人工内耳のようにら電池についても話を聞いてきた。 同じような高出力型の電池であっても、電圧が許容値内でも出力電流値が安定していないと電池寿命が短く、聞こえ方が安定しないということだった。人工内耳はBTEDでは使ってこなかったが、ZenIiPowerを…

人工内耳と併用する補聴器

人工内耳のマップを変えてから、いろいろ聞こえるようになってきた。 医師によれば、まだ調整の途中で緊急避難的なものなので、慣れるに従ってダイナミックレンジを少しずつ広げて、言葉の聞き分けに必要な高い音が聞こえるようにしていくとのことだ。右耳の…

北京オリンピックと視聴覚障害者の放送アクセスは?

北京オリンピックが終わった。 日本選手の活躍に声援を送っていたが、台頭する忠告選手の優れた演技、実力にため息すら付いてしまった。NHKも民放jも字幕放送に取り組んでもらったことに御礼を言いたい。 4年前のアテネオリンピックの時とは比較になら…

人工内耳のボタン電池の寿命

人工内耳のコントローラーを耳かけ式BTEに変更したのは月曜日だったか。ボタン電池を3個直列に入れて装用する。昨日の昼前に切れた。4日間と4時間の寿命だったので、単4のアルカリやニッカド電池2本と同じくらいか、それ以上持つことになる。ボタン…

補聴器の不具合がコミュニケーションに混乱

昨日は、視聴していた補聴器が詰まったような感じでよく聞こえなかった。キロ、近所の補聴器店で見てもらった。 取り扱っていないメーカーなので調整は出来ないとのことだったが、補聴器内部の乾燥と電池のチェック、清掃は出来るとのことでお願いした。する…

ねんきん特別便特別ダイヤルは「差別」だ!

全国民に配達されるという「ねんきん特別便」がなかなか来ないと思っていたら、会社の管理部から送られてきた。厚生労働大臣舛添要一の署名入りの手紙だ。 内容を見ると間違いないようで一安心だ。しかし、封筒の表書きに「よくわからないことがあれば、年金…

地域福祉論のレポートと国際難聴者会議

Qさん、おはようございます。今回は「地域福祉論」です。それと平行して書いていた原稿は先の国際難聴者会議の報告でした。地域福祉はローカルなコミュニティの問題を取り上げます。国際会議のテーマは「グローバル・コミュニティ・オブ・コミュニケーショ…

難聴者の就労支援施策について(2)

8月7日の要望書の続き。この厚生労働省の検討会には、聴覚障害者当事者の団体が委員として入っていない。 就労施策を障害者権利条約の合理的配慮の観点から検討しようとするなら、障害者当事者を含めた検討が決定的に重要である。 議論の幅が広がり、時間…

難聴者の就労支援施策について(1)

全難聴は、8月7日、厚生労働省の「障害者権利条約への対応の在り方に関する研究会」で支援の充実に付いて、意見を述べた。中途失聴・難聴者の就労問題について、こうした専門の研究会で意見が述べられたのは初めだ。 ラビット 記 - 2008年8月7日労働・雇用…

国際的燃料高騰と難聴者施策

遅い昼食をとりながら、日本農業新聞を読んでいると、北海道の来年産の米作は肥料費、飼料費、燃料資材費の高騰で30haでも採算割れとある。 こんな大規模な農家は北海道でもどのくらいあるか分からないが日本農家は平均1ha以下だ。ということは来年の米作は…

再調整した人工内耳のその後 3日目。

今朝から、フリーダムのコントローラーを耳かけ型にした。 首回りがすっきりしたので楽だ。なんといっても夏の必需品の首のタオルがコードに絡まないのが良い。 耳かけ型にしたのは、人工内耳がマップを調整したことで聞こえるようになったことと、バンクー…

社会福祉概論3回目のレポート

Qさん、 おはようございます。社会福祉概論の第三回目のレポートは4時頃、書き上げることが出来ました。 今回はどういうことを学んだかというと、社会福祉行政の市町村、都道府県、国の役割とか、権利擁護の意義です。権利擁護実践は社会福祉専門職の実践…

再調整された人工内耳と「千の風になって」

再調整された人工内耳でWebの「千の風になって」を聴いてみた。 補聴器のようにはまだ聞こえないが、それでも字幕付きなのでうたっている歌詞は分かる。もっと、聞き込めば聞くだけで歌詞も聞こえるようになるだろう。 http://blogs.dion.ne.jp/rabit/arc…

地デジのアクセシビリティ 手話放送と「目で聴くテレビ」

デジタル放送のアクセシビリティの内、手話放送の取組みが遅れている。手話は実写の動画にすると映像の容量が大きいが、FLASHで手話を表現できれば出来ると いうことだ。現在のデジタル放送のデータ放送に載るのではないか。このFLASHに字幕が付く機能が付い…

再調整した人工内耳 初日と二日目

昨日、病院から家まで、再調整した人工内耳(フリーダム)だけ付けて帰った。帰りのバスや電車の車内の音、帰宅したテレビの声、家族との会話、今までの4つのマップのどれよりも聞こえる。 新しいマップを使って数時間だが、周囲の音はよく聞こえる。テレビ…

地域福祉と難聴者支援

Qさん、A県Z市の社会福祉協議会のホームページを見ました。地域福祉推進事業と地域の福祉力向上事業(住民主体事業)、地域生活支援事業(当事者支援事業)とありますね。いまは社会福祉というのは、地域福祉のことなんです。全難聴はこの地域福祉の中に…

難聴者の聞こえない社会の音 蝉

霞ヶ関の官庁街のいちょうの木は蝉がいっぱい止まっている。大発生はしていないようだがすぐに見つかった。 蝉の鳴き声はうるさいと聞くが補聴器をつけてもわからない。人工内耳で左がよく聞こえるようになったので、気を付けてみよう。 ラビット 記

新しい病院で人工内耳の再調整の結果

人工内耳と補聴器の両方を装用するための調整を新しい病院ですることにしていた。 それが今日だった。土曜、日曜の講義のことで頭が一杯ですっかり忘れていた。 ST(言語聴覚士)は人工内耳と補聴器の両方の装用にも取り組んでこられたそうだ。最初にどう…

デジタル放送移行の予測

GOOGLEのニュースによると、2011年の7月の地上波デジタル放送に移行時にアナログのテレビからデジタルテレビに変えるのは75%しかいないということだ。聴覚障害者団体は、視聴覚障害者向け放送の充実や「目で聴くテレビ」の保障などについて、要…

昼休みに直下に地震が!

会社の食堂でテレビを見ていたら地震が。 多摩東部と言えば、この地域だ。直下型の地震だ。テレビはNHKのドラマだったがなかなか速報がでない。 ラビット 記

広島原爆慰霊祭の秋葉市長の言葉

今日8月6日は、広島の原爆慰霊祭の日だ。朝からNHKが中継している。しかし、字幕はない。夜のニュースの時には字幕放送が行われるがそれまでは分からない。ことはテレビを見ている人だけの問題ではない。テレビで見ると被爆者のほとんどは高齢者だ。難聴…

聴覚リハ カウンセリングの出来るオージオロジスト

「カウンセリングの出来るオージオロジストですね。」と聞いたところ 、次のような返事があった。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ううん、やはりカウンセリングはカウンセリングの専門の勉強をちゃんとやった人がやるべきなので…

聴覚リハビリテーション補足

ハワイの風さんから補足説明が来た。送ってもらったの写真はバナナの花。 ラビット 記 - 私費でARを受けることを推進しているわけではありません。医療保険対象外のARが保険対象になるまでには数年以上要します(というか、まったくならない可能性もあります…

本稿は、HLAA(全米難聴者協会)の2008年全国大会で発表されたワークショップ原稿を元にしています。

聴覚リハビリテーション(3) アリゾナ州立大学のクリニック

今、アメリカで聴覚リハビリテーションが補聴器のフィッティングのレベルからカウンセリングも含む難聴者の全生活支援に発展しようとしていることはある意味で驚きだ。アメリカでは、難聴者にもカウンセリングが進んでいると思っていたが、オーディオロジス…