2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ここにも聴覚障害者のお店が

東京駅の八重州口にあった聴覚障害者のお店が有楽町にもあった。国際フォーラムのある改札口を出たところだ。 耳の聞こえないというところが手で線が引かれていたので、知らないでしゃべって注文しようとしたお客が相次いだのかと見ていた。このお店の最初の…

人工内耳入門講座

9月25日に、東京都中途失聴・難聴者協会の人工内耳入門講座が中野サンプラザで開催され55人の参加があった。新聞を見て来られた方も半数くらいだ。 自分の難聴に関わる問題が人工内耳が解決するかもしれないと参加された方が多いようだ。これらの方々の多く…

京都にてバスとタクシー

秋の京都は三連休で大混雑していた。 会議の場所の行き方を忘れてしまい、バスセンターで京都市聴覚言語センターというとさすがに歴史のあるセンターだけあって、カウンターの女性がうなづいてここですねと地図を指して、○○番のバスに乗って下さいという 前…

新議員と障害者自立支援法

総選挙後の新しい国会が始まった。 それぞれに政策を訴えて民意を得たのだろうが、障害者自立支援法は人の命がかかっている法案だ。炎暑の国会を取り囲んだ障害者の願いは、周りに合わせてなどで安易に決めてもらっては困る。 女刺客や小泉チルドレンなどの…

中途失聴・難聴者のコミュニケーション(2)

この整理は、障害を階層性で、理解しようとしたのだが、これは1980年に国際保健機構WHOが発表した国際障害分類(ICIDH)だ。つまり、障害は「機能障害(インペアメント)」→「能力障害(ディスアビリティ)」→社会参加の不利(ハンディキャップ)」の3次元…

中途失聴・難聴者のコミュニケーション

中途失聴・難聴者のコミュニケーションをどのように理解するか。 いろいろのアプローチがあるが、客観的に理解しようとした。 昨日の講義では、聞こえないことが社会の中で理解されにくい理由を挙げてもらうことで、聞こえないことが障害であるということは…

サーファー通り(2)

帰省して、母親とバス停一つ離れた近くの小さな定食屋に行った。グランマという名前なので家庭料理が売りのようだ。 独り暮らしの母親はあまり料理を作らなくなったので定食ならいろいろ食べられる。 実際、高齢の夫婦の方もいたのでニーズはあるのだろう。…

視覚・聴覚に障害を持つ人の放送バリアフリーシンポジウム

視覚障害者と聴覚障害者の放送バリアフリーシンポジウムが開催される。 視覚障害者と聴覚障害者が一緒に放送問題に取り組むのは久しぶりのことである。1990年代、専用放送局を作るためにそれぞれ活動を模索していた時期があった。 聴覚障害者専用放送局は、…

テレビでインターネット

久しぶりに行ったテレビ売り場は液晶とプラズマテレビ一色だった。 相変わらず聞えのバリアーに関する説明は何も出てないが、テレビでインターネットの言葉が目に付いた。これは二つの理由で要注意だ。放送と通信の融合は放送局のコンテンツのブロードバンド…

職場の配慮

職場の会議はいくつかの補聴支援システムを使っているが、普段はみなジェスチャーや口パクで対応してくれている。今の部長はノートを使ってまで筆談をしてくれる。 話が早口で分からず、えっと聞き返すと余計大きな声でまるで怒られているみたいにしゃべって…

要約筆記の通訳である意味

要約筆記も要約筆記事業もいま大きな曲がり角にある。要約筆記は聴覚障害者の情報保障のひとつであり、コミュニケーションの対人支援のひとつである。さらに文字による通訳である。 コミュニケーション支援、情報保障には、当事者が用いる補聴器や補聴援助シ…

指向性マイクと映画館

電車で5分の隣駅に、シネマコンプレックスがある。 始まって30分過ぎていたが夜8時半に冒険スペクタル映画の部屋に入った。最近の映画館はドルビーシステムより進んだ音響システムがあり、幾つかは補聴援助システムが付いているところも多い。 最初はデジタ…

小型補聴支援システム

小型の補聴支援システムの携帯型磁気ループを使用してみた。10人くらいの集まりがあり、難聴者が3人。電源は100Vだが、ハガキ大の大きさの磁気ループ用のアンプに外部出力端子の他に磁気ループ用出力端子、外部入力の他にマイク入力が二つもついている。ワ…

NHKの選挙報道はおかしい!

NHKは定時ニュースで選挙報道をしている。 しかし各党首の演説になると字幕が出ない。出ないのではなく、明らかに出すのをやめている。選挙報道の後は普通に字幕が出るし、毎日、同じことが続いているからだ。多くの難聴者、聴覚障害者が見ていることを知っ…

石綿の恐怖

アスベスト問題が大きくなっている。 心配になって、勤務先の図面を調べたら、ロックウール(岩綿)吹き付けとあった。1983年竣工だから、5%以上石綿の含有するものは使用禁止されているはずだが、懸念は消えない。この問題が怖いのはすぐに発症しないこと…