2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

人工内耳の未来

人工内耳友の会ACITAの20周年東京大会の記念講演で、虎ノ門病院の熊川孝三医師は、人工内耳の未来の技術として、4つ示された。1)仮想120チャンネルの人工内耳 音楽が聞こえるかもしれない。 日本ではマッピングするためのソフトがまだ認可されて…

スクーリングの時の補聴システム

スクーリング前期二日目。また、雨だ。要約筆記者用に借りたテキストを3冊ずつ2科目持つので重い。今日は9時20分から4時30分まで、講義が3科目。オリエンテーションとガイダンスがそれに加わる。自分と先週会った難聴のYさんが補聴器で聞こえるように、…

音楽の聞こえる可能性のある人工内耳

人工内耳友の会ACITAの20周年全国大会の記念講演で、虎ノ門病院の熊川孝三医師が、未来の人工内耳の説明をした。その一つが、バイオニクス社の音楽も聞こえる可能性のある人工内耳というものだ。 これは、ハイレゾ120というソフトで仮想チャンネル…

ハイブリッド人工内耳の説明

人工内耳友の会ACITAの20周年全国大会の記念講演で、虎ノ門病院の熊川孝三医師により、人工内耳の発展と未来の人工内耳について説明された。そのトピックスの一つがハイブリッド人工内耳だ。コクレア社とメドエル社が開発しており、アメリカでは治験…

難聴者の受講 人福祉論二回目のレポート(2)

終末医療については、同じ難聴の仲間がガンで点滴を受けてベッドかrsも起きあがれない状態なのに、見舞いに言ったこちらの健康を気遣ってくれたということがあった。確かに元気な時には、いろいろ気遣いをする女性だったが寝たきりになってもそういうこと…

IP放送

こうした新しい規格を策定する際に、アクセシビリティは確保されるのか、当事者組織を加えて、検証をすべきだ。地上波デジタル放送の規格を定める時に、当事者の意見を聞かなかったので、クローズドサインニングが出来ないなど、今いろいろ問題になっている…

「地上デジタル放送への移行完了のためのアクションプラン2008」

CS障害者放送統一機構は二回目のパブリックコメントを提出した。一部にせよ、現在のテレビ放送が視聴出来ない人々に対する補完放送(字幕放送や解説放送、データ放送など元の通常放送に付加するもの)を実施してきたことは重要な実績だ。しかも、情報通信…

アクションプラン2008へのパブリックコメント(1)

内閣府が、地上デジタル放送移行にあたって、政府の取る施策をまとめた。 これのパブリックコメントが募集されており、CS障害者放送統一機構でパブリックコメントを二回にわたって提出した。 ラビット 記 - 2008(平成20)年6月5日 アクションプラ…

難聴者の受講 人福祉論二回目のレポート

7月1日締め切りの「老人福祉論」の2回目のレポートを仕上げた。 高齢期の健康と病気並びにその予防が学習テーマで、高齢者が病気がちで長期にわたることは知っていたが、そのことが心理的にも大きな影響を与えていることは理解していたとは言えない。レポ…

スクーリングの要約筆記者(2)

☆★さん、コメントありがとうございました。 会社の会議でも、スクーリングでも、要約筆記の利用者は戦闘モードに入っています。要約筆記を武器に健聴者とチャンチャンばらばら渡り合おうとしているのです。現に、要約筆記者をつけてもらうために学校と戦って…

最近のデジタル放送の動向

デジタル放送に関する技術の進展は急速だ。 コピー10機能のように技術があるのに法制度の整備が未だ出来ていないので使えないという場合もある。一昨年度の総務省のデジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送のあり方に関する検討会でも、今視聴覚障害者対応…

情報通信審議会中間答申ー障害者のデジタル放送アクセシビリティ無視

総務省の情報通信審議会が地上デジタル放送の移行のために、低所得者へ簡易チューナーの配布や切り替え困難な人への訪問活動などの事業を行うことにしている。これらは、アナログ放送のテレビが見られていた人たちがデジタル放送移行でテレビが見られなくな…

人工内耳の耳への聴力検査

補聴器のイヤーモールドを取り替えてもらった際に、前回の人工内耳をした耳への聴力検査について、聞いてみた。検査技師が間違って検査したということではなく、医師が検査を指示したのだった。 人工内耳の電極は蝸牛の中を入っているが奥深くまで全部ではな…

難聴者の派遣労働者は?

首都圏派遣ユニオンの人たちが派遣労働者の権利を守ろうと街頭演説をしている。難聴者は、何も配慮も理解がないままでは普通のオフィスワークの遂行は困難なので職場から孤立し、人間関係も壊れて退職を余儀なくされてしまう。 再び就職しようにも、難聴であ…

今日は人工内耳から国際会議までいろいろ。

今日は一日有休をとっていろいろな用を済ませることにしていた。朝までかかって地域福祉論のレポートを仕上げていた。最後のところの地域福祉計画を推進する理由を述べよのところで詰まってしまった。その後の設問が自分の住む地域の課題と解決策の提案にな…

スクーリングにもう一人難聴者が。

スクーリングの席に着くと近くの高齢の男性が話しかけてきた。携帯のイヤホンマイクをしている。 難聴なのでここに座りたいんだがと言われる。装か、あれは補聴器なんだ。とっさにホワイトボードで受付でご確認下さいと書いた。講義中、しきりに補聴器のボリ…

地域福祉と難聴者支援の要約筆記

要約筆記指導者養成講習会で、要約筆記の役割は権利擁護のコミュニケーション支援と言ってきた。ちなみに通訳としての要約筆記というのは機能のことだ。昨日のスクーリングの社会福祉概論の講義を聴いていると、地域福祉が社会福祉の中心で、フォーマルなサ…

初めてのスクーリングの要約筆記

雨の中、会場となる大学に急ぐ。新しい校舎だ。会場に入ると500人は入るかという階段教室。受付に受講証を出すと私の名前を見て、最前列に案内される。前から2列目にする。要約筆記者が入れ替わるスペースはないので、左右に要約筆記者が座るよ うにした。い…

今日はスクーリング。

国際会議のパワーポイントを朝までかかって作成した。今日の講義は、社会福祉概論だ。受講票はレポート用紙の最後にあると。げ、レポートの締め切りが昨日だった。仕方ない。この1週間胃痛やら講義準備などで出来なかった。今晩投函しよう。スクーリングの分…

人工内耳手術に不安にどうこたえるか?

近く、人工内耳の手術を受ける方が医師や言語聴覚士の説明は何度も聞いたが「頭の中に異物が入ることの不安」が募るばかりでどうしたらよいかという相談のファックスを頂いている。こうした質問にはおいそれと簡単には答えられない。まして、指名されている…

難聴者のコミュニケーション、表現力

難聴者の生活」は、日々身辺で起きていることをどう見ているか、どう感じているかをつづったものだ。 通勤電車で入力してすぐ投稿する場合も、何週間も何度も見て、推敲して、書き直して、保存してを繰り返した挙句に投稿するものもある。 先日、会社の業務…

スクーリングの要約筆記者

通信教育のスクーリングに市が要約筆記の派遣を認めてくれた。派遣元に、要約筆記者が講義前に見るテキストや資料が必要なら学校に求めて下さいと連絡すると、依頼者からお願いして下さいと返事があった。学校に連絡するとすぐに自宅に送付したと返事があっ…

難聴者に寄り添う要約筆記者?

要約筆記者は通訳する人なので、通訳以外はしない。冷たい感じだ。要約筆記奉仕員は難聴者に対して要約筆記以外にもいろいろなことをする。だから難聴者に優しい。これは要約筆記者の専門性を狭くとらえた誤解だろう。 要約筆記者は対象者にその場のコミュニ…

難聴者の就労環境の改善

毎日の自分の仕事をする中で、難聴者が会社で仕事をする条件を考えた。例えば、休日に難聴者が一人で仕事をしていて、予期せぬトラブルが発生した場合の対応出来る条件を考えてみた。 1)難聴者が自分の聴覚、コミュニケーションの状況を理解している。 2)…

スクーリングの要約筆記は公費派遣に。

今週末に迫ったスクーリングの情報保障は、いつも職場の会議や通院の要約筆記を依頼している派遣センターに再度学校に問い合わせてもらったが断ってきた。 日がないこともあり、居住地の障害福祉課に問い合わせてもらったところ、スクーリングのカリキュラム…

日本でiphone発売、難聴者は買うべきかどうか。

世界の携帯メーカーに衝撃を与えたiphoneが7月11日に日本でも発売される。7月2日から国際難聴者会議がカナダはバンクーバーで開かれるがそのワークショップの中に、iphoneに関する気になる報告がある。 補聴器を使う難聴者にはiphoneが不都合があったようだ…

iphoneとアクセシビリティ

iphoneがソフトバンクから、発売になると発表があった。 http://ascii.jp/elem/000/000/139/139440/タッチパネルを使った操作性はこれまでのケータイと一千を画jすものだろう。Appleならではのユーザビリティが盛り込まれていると思われる。 しかし、…

高速バスの筆談対応

一時間半のフライトでやっと到着した。これから市内まで高速バスに乗ろうとしたら、運転席の料金を入れる箱に「筆談します」の文字があって驚いた。 バリアフリー法のおかげかもしれない。 座席には。道路交通法により、後部座席にシートベルト着用が義務付…

難聴者支援のインフォーマルな活動

「インフォーマルな活動とフォーマルな活動」は、社会福祉の教科書の最初の方に出てくるが、聴覚障害者の関係で出てきたのは最近のことのように思う。 もしかして、社会福祉基礎構造改革の時に聴覚障害者支援、手話通訳制度とケアマネジメント関係で論じられ…

チョイ悪世代と後期高齢者と補聴器

先日、補聴器業界の集まりで、補聴器販売に新しい傾向があると聞いた。後期高齢者医療制度のスタートとともに顧客が激減したという。生活の不安があれば、聞こえないことも後回しになってしまうのか。最新の機能を持つデジタル補聴器を買おうとすると両耳で…