2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

難聴青年の悩みがテレビで!

難聴児の問題に取り組む自身も難聴の若い女性から、 メールがありました。みんなで見て下さい。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 今晩22:35〜、NHK教育テレビ『青春リアル』に出演します。 http://www.nhk.or.jp/ss-real/member/member039.…

難聴者の手話学習は社会生活力の獲得の一環という位置づけが鍵だ。

難聴者、中途失聴者は、その難聴であることを自覚して、その場にあったコミュニケーションの力、周囲の理解と協力が得られる説明が出来る力、様々な制度などの社会資源を利用できる力をを身につけることを制度化しなければならない。そのことを目的にした手…

聴覚障害者問題はコミュニケーション支援だけではない。社会生活力を身につける支援がもっと強調されてもいいのではないか。

聴覚障害者にコミュニケーション支援は必要だ。手話通訳や要約筆記者が必要なときにどこでも配置されるように求めている。しかし聴覚障害者はコミュニケーションの問題で多くの問題を抱えてしまっている。通訳が付けば済むという訳ではない。通訳がいつも付…

障害を自らの言葉で語ることは、セルフアドボカシーにつながる。この力が社会生活力の一つだ。

アメリカ連邦通信委員会FCCに聞きたいこと

一つは電話リレーサービスです。 日本でパブリックサービスとして実施されていません。 電話サービスのアクセシビリティは米国ではADAで義務付けられましたが、その後FCCは新たな規定をしていますか。 アメリカの難聴者組織HLAAは障害者権利条約の…

やはり「難聴」は聞こえないという説明ではだめだ

難聴者は、耳が遠い、耳が聞こえない、声が聞きにくいと言ってしまう。それを聞いた人は大きい声で話したりする。ゆっくり話したり、筆談してくれる人は少数派だ。 難聴に対する理解も少ないのでやむを得ないが、聞こえないと言えば普通は「物理的」に対応す…

耳は脳で補完する なるほどねえ

聴覚障害者コミュニケーション教室で、より良い補聴器の利用についての講義を聞いた。難聴者は聞こえないことを視覚的な方法で補う必要があるという言い方を良くしていたが、 一般的に聞こえない部分を視覚的な情報により脳で補完する、 聞こえない部分を脳…

ブルーツースと難聴者のPHS

重度の難聴者はPHS、電話が困難だ。しかし、補聴器のTコイルや外部入力端子から入力出来れば聞くことが出来る。このPHSはブルーツースで音声が出力できるので、ブルーツースの受信した音声をタイループに出力するのが補聴器メーカーから発売されてい…

ipodと人工内耳

ipodなるものを帰省した長男が持ってきた。ふむふむ、これがくるくる回るのか。 メニューかこれだ。イヤホンで聞こえるかな。人工内耳に当ててみると聞こえる。ふーむ。 人工内耳をMTにしたらどうか。オッ、結構聞こえる じゃん。 ラビット 記

勤務先の電話の難聴者用拡声アダプター

勤務先の電話には、難聴者用の拡声アダプターを付けて電話している。 前は右の補聴器で聞いていたが今は左の人工内耳の方が良く聞こえる。しかし、これは自費で購入した(>_ラビット 記

3Dテレビの発売は障害者権利条約違反?!

2010年1月21日の日経新聞3面に、「3Dテレビで巻き返し狙う」、「パナソニック、12年度1000万台」、「新技術で価格競争回避」の見出しが踊っている。3Dテレビは、画面の人物や物体が立体的に見える映像が視聴できるテレビだ。左右で違う映像を見るための…

3Dテレビの発売は障害者権利条約違反?!

2010年1月21日の日経新聞3面に、「3Dテレビで巻き返し狙う」、「パナソニック、12年度1000万台」、「新技術で価格競争回避」の見出しが踊っています。3Dテレビは、画面の人物や物体が立体的に見える映像が視聴できるテレビです。左右で違う映像を見るた…

人工内耳の成人リハビリテーションの内容

昨日、人工内耳の主に幼児、児童に対する指導方法の講演を聞く機会がありました。 セラピストが人工内耳装用児に話しかけることで言葉の獲得を促進させるコンセプトのようです。聞きながら考えていたことは、成人人工内耳装用者のリハビリテーションはメンタ…

Googleのブログとウェブ アラート - 人工内耳

「人工内耳」の Google ブログ アラート人工内耳の子ら、音の響きを体感 松本の病院で音楽会|障害者と生きる信大病院(松本市)と洗足学園音楽大学(川崎市)音楽感受研究室は17日、聴覚障害を補助する人工内耳をつけている人向けの音楽会を同病院で開い…

難聴者はどういう障害か、当事者が考えよう。

障害者権利条約の批准のために、障害の定義をする。もちろん、医療モデルから生活モデルへ転換をすることになるが、難聴という障害をどう説明するかも問題になる。「聞こえる、聞こえない」は聴覚機能を失っている状態を説明している言葉と受け止められてし…

ロービジョンと中途失聴者

大阪で視覚障害者組織の人と話す機会があった。聴覚障害者の難聴者に当たるような方々を「ロービジョン」と言うのだそうだ。弱視という言葉もあるが、医者は別の意味で使っているのでそれは使えないとのことだ。将来失明してしまうのではと言う恐れや周囲の…

あれ、通じない。「白」、「白ワイン」と何度も言ったのに、通じない。ワインは赤と白がございますがと言われる。だから白っていってるんだけど。 「こっち」と指さしたけれど、「ホワイト」って言えばいいのかなあ。人工内耳を使って前よりはっきり発声でき…

京都駅到着なう。米原付近は一面雪景色だった。 新幹線は相変わらずがら空き状態。 コミュニケーションで怒りの感情が起こるのはこんなこともわからないのかと感じた時で、コミュニケーションの齟齬ではない。パソコンの操作は習熟者から見れば初心者のもた…

放送バリアフリーセミナー報告書「地上デジタル放送の今後への期待」WEB掲載のお知らせ

昨年3月の放送バリアフリーセミナー報告書「地上デジタル放送の今後への期待」が 日本障害者リハビリテーション協会のDINFで公開された。http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/conf/20090315seminar/index.html今年の予定は、2月27日だ。 ラビット 記

人工内耳を外すと耳鳴りが・・・

今まで耳鳴りなんてしなかったが、帰宅して人工内耳を外したら、頭上でジェット機が通過している音がずーっと聞こえる。 それに混じってキーンという音も。最近、人工内耳本体と電池ケースが外れやすいようだ。 ラビット 記 2010年1月12日午後23時

障害者自立支援法違憲訴訟団の国との基本合意文書について

1月7日の障害者自立支援法自立支援法違憲訴訟団と国との基本合意文書を交わしたことを伝えたが、報道にあるような訴訟取り下げというものではないので、改めて確認したい。 きょうされん東京支部小野事務局長からのメール。基本合意文書より 「本基本合意…

「筆談ホステス」と社会の対応

斉藤里恵さんの書いた「筆談ホステス」がドラマ化されて、昨夜放映された。この番組が放送された自体が難聴者、中途失聴者、ろう者の置かれた厳しい状況を物語っている。 例え番組が「感動秘話」として放映されたとしても、障害者福祉行政に関わるものはその…

ハーレクイン・イマージュに人工内耳の女性が。

ハーレクインは、有名な恋愛ストーリーの新書の出版社だ。部屋の本を片づけようとしたら、たまたまハーレクイン・イマージュシリーズの「あなたの声が聞こえる」(ルーシー・ゴードン、三好陽子訳、I-1450)が目に入った。 いつか古本店で購入したらしい。奥…

本多勝一の「日本語の作文技術」と要約筆記

またまたたまたま手にした本だが、冒頭にうまく書く技術として「話すように書く」ことは難しい、不可能なことを挙げていた。 話された言葉をそのまま記すだけでも、多くの作文技術が使われているという。なるほど。技術とは学習と伝達が可能なものであると。…

「筆談ホステス」を見て。

21時からの「筆談ホステス」を見た。これまでの聴覚障害者を扱ったドラマと違うことがあった。 それは会話の中に身振りやジェスチャーはあっても手話が一度も出なかったことだ。 聴覚障害者=手話の定式化があてはまらなかったドラマは聴覚障害者の多様性を…

障がい者制度改革推進会議の国民的公開を

12日には初めて「障がい者制度改革推進会議」が開催されるが、この障害者当事者が委員を過半数を占め、障害者施策に造詣の深い学識者もメンバーに入っている。この歴史的な推進会議の模様は障害者はもとより国民に広く公開して、障害者の理解を得られるよ…

テレビメーカーは3Dテレビ発売の前にすることがある

1月7日の日経夕刊に、アメリカの電子産業展示会で、テレビメーカーが一斉に3D(立体)テレビを展示し、日米ほぼ同時に発売する模様と伝えた。テレビメーカーは、視聴覚障害者がテレビにアクセス出来ない問題があることを知っていて、それを放置したまま…

訴訟団と国との基本合意文書

一昨日、障害者自立支援法訴訟団と国との基本合意文書が交わされた。裁判取り下げの調停との報道もあるが、これまでの施策が誤りだったことを国が認め新法作成に当たってのポイントを確認したもので、即、取り下げに至るわけではない。取り下げになると裁判…

5日は初出勤。 聞こえは・・・ うーむ。

5日から初出勤。夜の間降っていた雨もあがったがカチカチに凍っている。歩くのも気をつけないと。駅に着くと左の人工内耳がピーピーと。しまった。昨夜電池切れで外したのがそのままだった。 出勤して、そこかしこに新年の挨拶をした。 挨拶は電池が切れた…

自立支援法違憲訴訟団ら、声明を発表。

障害者自立支援法違憲訴訟をしていた原告、弁護団、支援者たちが、政府と基本とうい文書を交わし、訴訟を取り下げることになった。原告たちは以下の声明を発表したと通知があった。この運動に直接関わらなかったが、聴覚障害者、難聴者の問題もこれに合わせ…