2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧

要約筆記の「団体派遣」は団体への支援ではない!

東京都は、来年度から要約筆記グループ派遣事業を止めようとしている。東京都は多くの区市からの難聴者等が集う場でのコミュニケーション支援は必要と考えつつも、要約筆記者派遣事業の区市による按分方式にこだわるのは、自立支援法施行後は団体に対する派…

NHK ETV特集「手の言葉で生きる」の再放送

ろう教育の問題提起になった番組の再放送だ。 ことさら、聴覚活用を否定する意図がわからない。 ラビット 記 ============ ETV特集[総合テレビ] 放送日:10月31日(金)午前(夜)1:25〜2:24 「手の言葉で生きる」(2008年9月21日放送) 「…

難聴者用電話 サンヨー製

自宅の電話はファックスの電話回線の端子に、難聴者用の電話機を接続している。難聴者用とうたっているわけではないが、子機が骨伝導タイプになっている。また、本体、子機ともボリュウムの調整、相手の話の早さを調整する機能がある。早口の人の話を少しゆ…

新たなマルチメディア、IP放送のアクセシビリティ

通信と放送の融合はいろいろな形で発展しつつあることが見て取れる。こうした技術やサービスの開発にアクセシビリティについて、当事者や専門家が関与しているかが気になる。「IMS」はインターネット・マルチメディア・サブシステムのことで、「SIP」…

聴覚障害者の情報保障とIP放送

最近、京都からワンセグ放送に関する情報が多い。 ワンセグは携帯電話のテレビ視聴にのみ使われている感じだが、電波メディアの一つとしてとらえるならば、聴覚障害者の情報保障の有力なメディアになる。「ワンセグ・IR/RF変換技術」とは何か、十分理解でき…

「耳マーク、見つけたよ!」

ハーマイオニーさんから、総合電器ディスカウント店の入り口に耳マーク標識がある!と報告があった。駅のターミナルや窓口に耳マーク標識版があるのは目立つようになってきたが、一般の商業施設に耳マークはまだ少ない。 この業界は競争が激しいので、他の店…

補聴器の交換と人工内耳の再マッピング(4)

新しい補聴器のチャンネルに3つの設定が入っている。 一つは、人工内耳と併用する時の設定。 二つ目が補聴器側で電話を聞くときの設定にした。 三つ目が電話や磁気ループなどTコイルを使う時の設定。 普通の音も入るように、MTになっている。人工内耳フ…

補聴器の交換と人工内耳の再マッピング(3)

新しい補聴器を使ってみると、人工内耳から聞こえているのか、補聴器から聞こえているのかがわからないくらいによく聞こえていた。このディスティニーには各種の自動調整機能が付いていて、風切り音や機械の音が一定以上入ると自動的に音量を下げ、目の前の…

補聴器の交換と人工内耳の再マッピング(2)

補聴器は、ピーピー言うハウリングをどうやって無理矢理抑えたのかわからないまま、交換して、ディスティニーを使うことにした。 ちょっと考えて比較して聞きたいみたいと言い、ダビンチは返却するのをもう少し借りることにしておいた。修理に出した人工内耳…

補聴器の交換と人工内耳の再マッピング(1)

10月20日、人工内耳と補聴器の調整に行った。まもなくあと1ヶ月ちょっとで装用してから1年になる。最初に補聴器の音が割れるように聞こえるのとハウリングを解決しようとした。 イヤーモールドを変えることを提案したが、医師は外耳炎を起こさないで来たイヤ…

新しい人工内耳のマッピング方法の開発と日本の装用者

ハワイの風さんから、アメリカで新しい人工内耳のマッピングプログラムが開発されたという知らせがあった。「Clarjust」というソフトウェアで、音の代わりに人の言葉で、人工内耳の調整を行うのがミソのようだ。ネットの「hearingreview」誌の10月16日号にも…

【ご案内】IBMアクセシビリティ・フォーラム2008 (11月14日) 難聴者リハ

友人から、日本アイ・ビー・エム社が主催する「アクセシビリティ・フォーラム」の案内をもらった。日本アイ・ビー・エム社はもう30年以上も前から、障害者の雇用とアクセシビリティの応用について、熱心な企業だ。1990年から1993年にかけて、日本アイ・ビー…

難聴者の「聞こえを快適にするヒント集」

東京都中途失聴・難聴者協会は、第23回東京都中途失聴・難聴者の集いの開催にあわせて、「聞こえを快適にするヒント集」を発行した。通常は集いに合わせた記念誌を発行し、企業の広告等を掲載するのだが、集い参加者にしか配布されない。そこで、集いに関…

病院待合室の字幕のないテレビ 難聴者 

勤務先の近くの最近オープンした整形外科の待合室には壁にテレビがあった。地デジのテレビなので、字幕放送をしていれば字幕が映ったはずだが、国会中継は字幕放送はない。 せっかくの麻生総理の答弁も分からずじまいだ。もっとも解散欲しさだけの民主党の追…

拡声機能付き公衆電話 難聴者

勤務先近くの整形外科にあった拡声機能付き公衆電話。 最近はピンクや緑の公衆電話を見ることも少なくなったが、白いおしゃれな公衆電話を見つけた。ビジネスホテルにあったのと同じかも知れない。やや傾斜したダイヤル面にボタンの数字が黒地に白抜きの大き…

難聴者の集い 地域への働きかけを

昨日、秋晴れの元、八王子市南大沢文化会館で、「難聴者の集い」が開かれた。 今まで23回中で東京の最も西で開催された「集い」となった。そのため、区部に多い会員の参加者は少ないことが予想されたこともあり、地域福祉見直しが模索される中、 難聴者支…

「IP放送」に関する大量の情報は難聴者には。

ニュースソースによって、取り上げ方が違うが、IP技術を使った放送と通信が融合した試みの成功が伝えられている。この技術を使えば、極めてローカルなエリアの情報を離れた場所で同時に再生することが出来る。 学校の本校と分校のように、サテライトオフィ…

人工内耳フリーダムは防沫加工。

日本コクレア社のカタログを見ると、人工内耳のフリーダムFreedomは、防沫加工されているので、多少の水には堪えるらしい。水遊びをする子どもの写真から想像するに多少水がかかったくらいは大丈夫なのだろうか。今夏の汗で故障を懸念していたがそのくらいは…

- デジタル放送

Google アラートによると、2011年7月の地上デジタル放送の移行は75%にすぎないことがケーブルテレビのジュピターがが発表している。 これが事実ならば、完全移行は必須だ。視聴覚障害者6団体は。この春から再三にわたる視聴覚障害者用セットトップボックス…

難聴者のスクーリング二日目。

二日目の朝、オリエンテーションが始まっていた。要約筆記者が入り口で待機していた。 早朝から起きだして、15日締め切りのレポートを仕上げていた。後少し早く出れば良かったのに。最初の講義は、「地域福祉論」。国際医療福祉大学の鈴木五郎教授。鈴木先…

食の貧困化 聞こえの貧困=差別

この物価高騰のあおりを受けて、社員食堂の弁当が360円から380円に値上げした。ご飯と汁は無償で提供されているとは言え、家計の負担は大きい。 弁当を持参したり、100円ショップの缶詰をおかずに食べている人が増えた。これは、「食」の貧困化に他…

難聴者のスクーリング情報機材

難聴者がスクーリングを受講するには、ワイヤレスシステムが不可欠だ。写真の左の送信機は講師に付けてもらうようにお願いした。 右側の受信機で受けて、マイクの音を人工内耳と補聴器のT回路でを聞く。前回使ったループの役目をするTリンクがみあたらない…

介護福祉士資格と難聴者支援事業

スクーリング初日が終わった。受付が始まったが要約筆記者はまだだ。4階から1階まで降りてみるがいない。降りたところにボランティアセンターがあった。どんなボランティアを提供しているのだろう。 オリエンテーションの10分前に来て学校の担当者が案内し…

2008年度後期スクーリング1日目。

都心にこんなに緑があるのかとおもうようなR大学4号館4402号室で、1年次後期スクーリング初日の始まりだ。ラビット 記

難聴者の集いの駅頭宣伝実施中

ちょっと、曇り空の日曜日、来週に迫った「難聴者の集い」の駅頭宣伝を11時から実施した。「八王子伝統芸能の車人形に字幕と補聴システムを付けた聞こえのバリアフリー講演を行いまーす。」 「耳の遠い家族のために、補聴器相談会をおこないまーす。ぜひご…

人工内耳の最近の聞こえについて

人工内耳、フリーダムの使用を始めたのが12月3日だったのでちょうど10ヶ月。 9月8日に転院して、マップを入れ替えてから1ヶ月。テレビも字幕がない場合でも人工内耳だけで分かることも多くなった。協会の集まりでも呼びかけられてすぐ振り向くことが…

人工内耳の電池 寿命

10月8日の17:00に電池が切れた。 確か届いたのが3日だったので、朝すぐ入れてから6日間、1日16時間使うとして、約100時間だ。電池は6個で400円。3個使うから200円で100時間。 まあまあではないか。 ラビット 記

新聞の折り込み!難聴者の「集い」

今朝の朝日新聞に、「中途失聴・難聴者の集い」のチラシの折り込みを依頼していた。1万枚以上のチラシを会場の駅の沿線沿いに配布した。一人暮らしの高齢者は新聞を購読しているのかとか、広く配布した方がよいのか、自分たちでポスティング(各戸配布)し…

仕事で使える難聴者用シルバーホンはない

CEATECの展示会の中に、情報通信アクセシビリティのコーナーがあった。情報通信アクセス協議会のブースだ。 NTT東日本のコーナーに行くと呼気で操作できるシルバーホンが展示されていた。難聴者用シルバーホンめいりょうは拡声機能と磁気出力(T回…

人工内耳と補聴器の自分の脳の反応

情報通信関係の展示会で、脳の働いている状態を見るシステムが展示されていた。かねてから、人工内耳と補聴器をしている時の脳の状態がどうなっているか興味があった。 大学病院などで検査しなければ出来ないと思っていたがデモのような機会がおいてあるので…