2007-09-01から1ヶ月間の記事一覧

生放送の番組に再放送で字幕を

早朝のテレビのニュースで、サンデープロジェクトの放送画面で町村官房長官の話していることが字幕テロップで表示されていた。サンデープロジェクトは日曜日の政治討論番組で生放送だ。 総務省の視聴覚障害者向け番組の普及行政の指針では、生放送も全て字幕…

神奈川県西部で震度5地震 情報の遅れは問題。

地震発生後、すぐにテレビを付けた。 NHKは「ジャパノロジー」で東京駅のことをやっていた。 画面上に字幕スーパーで「震度5弱:神奈川県西部」と表示された。 2時23分から25分くらいの間か。 間もなく、画面にアナウンサーが出て、状況を話し始めた。 現地…

神奈川県小田原で震度5地震

神奈川県小田原辺りが震源地の震度5地震があった。午前2時21分くらい。 NHKの第一報の画面だ。「ジャパノロジー」で東京駅のことを放送していた。移っている女性はこの番組の出演者、ナレーター? 藤沢の実家に電話して,義妹と母の安全を確認した。 ラビッ…

外務省のWEBに 障害者権利条約署名の閣議決定

外務省のホームページに、障害者権利条約に署名ることが閣議決定されたとプレス発表されている。 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/h19/9/1175598_812.html MSN毎日新聞インタラクティブにも報じられている。 http://www.mainichi-msn.co.jp/se…

第30回総合リハビリテーション研究大会 開催のご案内とお願い

日本障害者リハビリテーション協会からシンボジウムの案内があった。 30年の記念大会にしては200人と参加者数は少ないが、「次世代の」と銘打っている「リハビリテーション」の最新の動向が論じられると期待したい。 なぜ「次世代の」なのか知りたい。国連の…

難聴青年の職場の問題が日本聴覚医学会で報告される。

難聴青年の職場の問題が、来月開催される日本聴覚医学会で報告される。 http://plaza.umin.ac.jp/cjas52/program/index.html - 第10群: 聴覚障害(地域・住民検診等) (10:06〜10:54) 【座長】馬場俊吉 43. 音声言語を主なコミュニケーション手段とする青年聴…

聞こえない人の緊急地震警報の受け方は?

NHKのニュースで10月から緊急地震警報が発令されると、テレビにそれを知らせる画面が出ると報じられていた。 テレビを見てない人はどうするのか、見えない人はどうするのか、それを携帯や電話で知らせようとした人の情報は錯綜しないか。 交通機関は緊急停…

いろいろな補聴方法

磁気ループのある会場では、人工内耳のスピーチプロセッサーに入力する磁波を拾うのにテレホンピックアップを利用している。 元々は電話録音用のコイルで電話機に付けるための吸盤が付いている。だが電話器の受話器がスピーカーから圧電素子に変わってしまい…

N700系新幹線はバリアフリーか。

電光ニュース画面の文字は大きくなっていた。降車の方向も←で示されている。 新幹線の事故等が発生した時のアナウンスが出れば言うことないがどうだろう。 FMラジオが聞けることこともメリットだ。ラジオのイヤホン端子にピックアップコイルやMリンクなどを…

災害時の情報提供 「目で聴くテレビ」の努力に公的支援を

災害時に自分たちの手で運営して情報提供してきたのがCS障害者放送統一機構の「目で聴くテレビ」だ。 先の7月16日10時13分の新潟中越地震では、11時過ぎからNHKより早く字幕と手話を配信した。 この時だけではなく、能登半島地震や有殊山地震など災害の発生…

災害要援護支援者としての難聴者  

愛知県、名古屋市一円で全国ボランティアフェスティバルが開かれ、二日目の今日は国際会議場2号館で、「災害要援護支援者対策」について、報告と討議が行われた。分科会担当は名古屋難聴者、中途失聴者支援協会だ。災害関連の分科会だけで四つあるそうだ。 …

23日18時からNHK「日曜フォーラム」超高齢社会と難聴

本日18時からNHKで「超高齢社会と難聴」シンポジウムの模様が放送される。 字幕放送付きだ。 行政や関係機関・団体の反響に期待したい。 ラビット 記

テレビのテロップは「字幕」ではない

最近のテレビのニュースなどのテロップは話した言葉のままではなく、幾らか文章の処理はしている。画面に収める字数制限が主な理由だろうが丁寧語がですます調になったり、間接語が省略されたりしている。これは字体にエッジなどの工夫もしてあり、見易い。…

NPO-HIJベターヒアリングフォーラム2007 開催のご案内

NPO法人の日本ヒアリングインターナショナルから、「ベターヒアリングフォーラム2007」の案内があった。 ヒアリングインターナショナルは、難聴予防、難聴問題の啓発を中心に活動している耳鼻科医の国際的組織だ。 プログラムを見ると積極的に社会に働きかけ…

オト・コラム 人が音を聞くメカニズム(8)

「物を見る「目・視覚」のメカニズムは、ほとんどの方が、何と無くおぼろげ にでも知っているものですが、音を聞くメカニズムを知っている人は、ほとん どいません。」 聴覚の仕組みを理解するのに、参考になるメールマガジンがある。 今回は、音が聴神経に…

敬老の日の断念

祖母が市から案内の来た「長寿を祝う会」に行かないと案内状をゴミ箱に捨ててしまった。理由を聞くとまだ暑い日に入場に30分も長蛇の列に並ぶのは嫌だ、お祝いに飴をもらうがこの天気でべたべたに溶けてしまうのでもらってもしょうがない。 それに、行っても…

聴覚医学会学術講演会が名古屋で開催。

第52回日本聴覚医学会総会・学術講演会が来月初めの10月4日(木)・5日(金)に名古屋で開かれる。 聴覚医学会は、昭和26年難聴研究会として発足し、昭和31年にオージオロジー学会となって、活動していた。 研究の対象は「聴覚に関する構造(解剖・組織…

介護への取り組みと難聴の取り組み

9月17日、NHKアーカイブスで介護問題に取り組む小村の高齢者による劇団の活動を見た。 何年間もの親の介護と格闘した人たち自身も高齢者だが、町の中に親の介護は個人で抱えこむのではなく、地域で支え合うことを訴えるために介護の実態を訴える劇を演じてい…

アンネット・一恵のコンサート 難聴者の音楽

昨日は仕事が早く終わったので、つれあいに薦められたコンサートに行って来た。 結論から言えば、良い音楽というか音響体験をした。 補聴器だけのコンサートの最後の体験かも知れない。 会場は白寿生科学研究所という会社のビルの7階にある反響の良いホール…

「聴覚障害者のための字幕付与技術」をどう使うか

9月14日、京都大学学術情報メディアセンターで「聴覚障害者のための字幕付与技術」シンポジウムが開かれた。 http://www.media.kyoto-u.ac.jp/activity/info/event/2007/08/post_7.php 高速に音声を文字化する技術として、パソコン要約筆記、電子速記タイ…

難聴者の音声のコミュニケーション理解

難聴者は発声が出来るのでコミュニケーションは音声による。 思考も音声の日本語で行われている。ろう者は手話で会話しているように、難聴者の会話は音声日本語だ。 難聴者が聞こえない時に、文字によるコミュニケーションを求めるのは自然だが、話した言葉…

インターネットストリーミング 聴覚障害者のアクセスの保障

海外のろう者のブログに、インターネットのビデオクリップ(動画ストリーミング)には、字幕付きで見られるようにすべきだという提案があった。 http://jarednevans.typepad.com/blog/2006/05/my_first_video_.html これは、もっともなことだ。提供者が字幕…

要約筆記者の団体派遣を認めない自治体の増加

要約筆記者の団体派遣を認めない自治体が増加している。 これまで障害者社会参加促進事業で実施して来た要約筆記奉仕員派遣事業は、個人の派遣はもとより、団体を対象にした派遣も行われていた。 しかし、コミュニケーション支援事業に移行した要約筆記者派…

地上デジタル放送の手話放送の技術的問題への対応(NHK)

地上デジタル放送の手話放送が技術的な問題を抱えていることに付いては、 「デジタル放送時代の視聴覚障害者向け放送に関する研究会(第3回)」のNHKの配布資料には以下のように記述されている。 http://203.140.31.100/joho_tsusin/policyreports/chousa…

就労する高齢者対策が急務!

総務省の発表によれば、高齢者人口は2744万人を越え、総人口の22%に達した。 そのうち、就労している高齢者は510万に上る。 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070916it11.htm 2003年の高齢者人口は2431万人だったので、4年間で300万人も増加してい…

聴覚機能と人工内耳の理解によるコミュニケーションの権利への止揚

人工内耳をするか、補聴器をするかの選択には、聴覚機能の理解が欠かせない。 つまり、なぜ難聴なのかを理解しなければ、選択しようがない。 感音性難聴であることは語音聴取検査によりわかったが、この難聴はより良い性能の補聴器で解決するのか、人工内耳…

えっ、部長も難聴?!

長時間の会議で空腹になり皆で食事に行ったら、隣に座った自分の部長が私の言うことが聞こえた?と。 聞くと、実は低音が聞こえないんだ、去年の健康診断で聴力検査の結果で低音の聞こえが補聴器を使用するレベルぎりぎりと言われたので、会議では私に聞こえ…

会社の要約筆記(有償派遣)は難聴者の就労に不可欠

昨日は本社で、会社の戦略に関わる会議があった。 要約筆記者は13時半から17時まで派遣を依頼していた。 予定が30分延長になって、要約筆記者には帰ってもらったが結局20時まで6時間を越える会議となった。 6時間のうち、要約筆記者がいたのは3時間半。 こ…

安倍退陣?!聴覚障害者はまたも政治的棄民には許されない 

安倍総理が政権を放り出した。参議院選挙であれだけ明確な民意が示されたのに続投し、アメリカから継続を求められたテロ特措法を継続させるために、辞任するとは誰のために政治を行ってきたのか一目瞭然だ。しかし、こうした政治の激変時にまたしても聴覚障…

難聴者の聞こえ 騒音下の聞こえ

難聴者は、騒音下の会話は難しい。職場交流の一環のレクリエーションでボーリングに参加した。54レーンあるボーリング場はボールの落ちる音、ピンの倒れる音、歓声でいっぱいだ。 耳にそれらが突き刺さる。こうしたところではみな表情や手振りを交えて、会話…