2010-01-01から1年間の記事一覧
紅白のトップが浜崎あゆみだ。 満身創痍の昨年の紅白と違って今年は落ち着いて歌っていた。数年前突然自身のブログで片耳失聴をカミングアウトして、社会に衝撃を与えた。 テレビのバラエティ番組で突発性難聴などの解説が放送されたり、耳鼻科の診療が増え…
NHK紅白歌合戦が始まった。NHK紅白歌合戦には生字幕が付いている。 「生字幕」というのは生放送における字幕放送、リアルタイムの字幕放送の字幕という意味だ。「生字幕」を最初に考えたのは元衆議院議員の八代英太氏の秘書の久保田哲氏だ。 この頃、…
(1)からの続き。音声によるプロソディは文字化すると大半は消える。だからといって音声をそのままの文字化にすることの理由にはならない。音声が発されている時、聞き手は音声の持つ情報と話者の視覚的情報も受信しているはずだ。 電話やラジオ放送は音声…
難聴者は、その聞こえる範囲でしか思考できない。いくら書物や文字情報、視覚情報があったとしても、論理思考の元となる言葉が十二分に脳に入力されないと思考を発展させることができない。これは、思考が脳への言語的刺激の結果だとするなら音声言語がその…
字幕放送が付いているが難聴者が見ると分からないことも多い。AKBはエーケービーと読む。48はフォーティエイトと読むらしい。しかしいつも48人が出ているわけではない。紅白では最初は20人くらいしかいなかった。なぜ?EXILEというのは前列の4人と…
明けましておめでとうございます。「難聴者の生活」は、一人の難聴者が毎日の生活の中でなにを考え、感じたのかと綴ることで、社会とそして自身の難聴者の理解を深めることが目的だった。その時々の関心事も出来事もさまざまなので、一貫したテーマがないよ…
昨夜帰宅すると宅配の不在通知があった。今朝起きると通信教育の学校から何か配送された。 開けると「国家試験合格虎の巻」が入っていた。 あとちょうど1ヶ月という日に届いたのは早からず遅からずで微妙。75ページの小冊子。直前講座で配布されたものを丁…
明後日の元旦に実母を見舞いに行くつもりだったが明日の大晦日は天候が下り坂とか。認知症の実母はワークブックや解説書に出ているとおりの行動をする。・自分でしまった財布をどこにしまったか忘れて、出かけるのが遅れる。 ・実の息子の長男と次男を取り違…
厚生労働省が、補聴器のFM型送受信器に関わる告示を出している。これは、FM受信機内蔵補聴器が製造中止になっているので、その替わりに補聴器に受信機をオーディオシューで装着するかまたは手持ち型のFM受信機をネックループなどで補聴器のT回路で聞…
認知症を患って、介護付き有料老人ホームに入居している実母を元旦に訪問する予定だ。夏以来訪問していないが、スタッフのおかげで猛暑も乗り切り健康を取り戻しているようだ。しかし、記憶の減退もすすみ、失禁もあると聞いている。介護福祉士を目指すこと…
山陽新聞の社説に、障害者制度改革推進会議の障害者基本法への第二次意見をまとめたことが取り上げられている。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー [社説]障害者制度改正 福祉の在り方見直すとき - 山陽新聞地域ニュース 背景には2006…
このアラートは、日本社会福祉士会のパワーポイントの資料だ。 残念ながら何時作成されたものかわからないが、36ページの労作。 最後の36ページの「リスクや裁量への気づきの重要性」として、 「理想だけでは割り切れない現状 日常の実践のひとコマひとコマ…
地デジ完全移行まであと半年ちょっと。地デジ移行の理解と対策について、特別な困難があるのが障害者だ。ハイリスク視聴者だ。 それぞれの障害に応じて理解でき、かつ有用な内容の番組が必要だ。これは紙や他のメディアでは伝えにくい、それこそ「放送」によ…
国際生活機能分類の環境因子についての説明でこれまでに読んだもののうち一番詳しいのがあった。「環境因子とは、心身機能、身体構造、活動、参加といった構成要素と相互作用し、人が直接接触するような物質的・物質的な環境や、家族、知人、仲間、よく知ら…
思いこみや理解不足もあるが試論なので、議論の参考に供したい。【情報アクセスとコミュニケーションの関係】 ろう者にとって、情報アクセスとコミュニケーションとは一体の関係にある。 情報アクセスの受発信とも手話がコミュニケーション方法となるからだ…
全日本ろうあ連盟が「手話言語法の研究」を始めた。全日本ろうあ連盟の日本財団助成事業は、手話が言語であることを証明するのではなく、そのことを法的に位置づけるにはどうしたらよいかを研究すると聞いている。手話は日本語の一つの表現方式としてはどう…
模擬試験の解答合わせをしていると設問と解説文と内容が交錯してくる。設問には、「在宅介護支援とは、居宅サービス等を適切に利用できるよう、居宅サービス計画を作成し、居宅サービス事業者との連絡調整や介護保険施設への紹介等を行う。」の正誤を問うも…
「2000年に成立した『社会福祉法』は日本における地域福祉法ともいえるもので、これにより(中略)、法制的に地域福祉が自治体政策として位置づけられたといえます。」 (NHKテキスト社会福祉セミナー、P24)「社会福祉法」第一条で、地域福祉を「地域…
個別援助技術のバイステックの7つの原則一つ一つは理解したつもりでも、どうも覚えられない。?個別化 ?意図的な情緒表出 → × 意図的な感情表出 ?統制された感情表出 → × 統制された情緒的関与 ?自己覚知 → × 非審判的態度 ?秘密保持 ?クライエントの自己決定…
天皇のテレビを見る際に、字幕放送を必要としているという報道を受けて、ネット上では歓迎する声が多い。字幕放送の普及運動を続けたものとしてはこんな方にもと思うと同時に、地デジテレビも購入できない人、テレビ画面の黒い帯のメッセージの意味が分から…
独立行政法人情報通信研究機構の助成で開発された「e−post」(イーポスト)※はその後どうなったのだろうか。有料老人ホームにいる認知症の母との通信に最適だ。 この間の新聞にも、認知症の母親に週刊須賀川通信として近況を葉書を送っているという投稿…
年度始めから自宅勤務になってしまった脳性麻痺の同僚のことが頭を離れない。頸椎と腰椎の大手術から出勤できるようにまでなったが歩行バランスを崩しやすいことや左右の手指拘縮による作業の困難性から、会社による偏見と誤解が労働権まで奪ってしまった。…
「全文字幕から読みとる権利」と聞くことがあるが「参加の保障ためのその場の情報保障」として要約することと対立させる考えは正しくない。話された言葉その音列に意味がある場合とその意味を罰の音列に置き換えられる場合があるのは当然だ。 学術的な論考、…
はっと気が付くともう午前3時。 玄関のドアが明るいので見てみると朝刊が入っていた。模擬試験の答え合わせを7割方終えた。 13科目もあるから、試験問題は120問。正答率が69%)しかない。リハビリテーション論が100%なのに、医学一般が41%しかな…
10月23日、羽田空港国際線案内カウンターにある簡易筆談器。ちょっとした間にも、ろう者か難聴者かが使っていた。 結構聞こえない人も来るのだなあ。 週末ともなれば4万人、5万人も来るのだそうだから当然か。 屋上は初日の出のスポットとして空前の混雑に…
東京の協会が10月24日の例会で、難聴者の就労問題は推進会議でどう取り扱われているのか、企業の中で難聴者の就労マニュアルを作った例とが報告された。その後仕事を持つ難聴者がどんな問題を持っているのか、何が原因か、どうしたら解決できるかをグループ…
人工内耳のフリーダムはボタン電池は3個入れるが、3日しか持たない。自宅には買い置きはおいてなく会社の引き出しに入れている。自宅のPCの机には引き出しがないからだ。 ZeniPowerの人工内耳用電池A675Pを使用している。あちゃ、ちょっとこっくりしただけ…
今日が仕事納め。ラインからはずれた難聴者に会社では毎日の提携業務、ルーチンワークはない。朝から事務所内の蛍光灯の掃除を始めた。かつては70人もいた事務所だが営業部門の集約とアウトソーシングで今は委託会社に9人と上司とで11人だけ。 腕を上げ…
何でエコポイントの切り替わる前に周知しなかったのか。 電気屋に言われるまま、高い地デジを買わされた人もいると思う。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーーーーーーーー 皆様 総務省地デジチューナー支援実施センターより、 チューナー給付等支援の期間と…
東京の難聴者協会が、9月26日の例会で、たましろの郷後援会長を招いて、支援の説明会を行った。「どんぐりの家」の上映会も行い、50名ほどの参加があった。 ラビット 記