2008-08-02から1日間の記事一覧

本稿は、HLAA(全米難聴者協会)の2008年全国大会で発表されたワークショップ原稿を元にしています。

聴覚リハビリテーション(3) アリゾナ州立大学のクリニック

今、アメリカで聴覚リハビリテーションが補聴器のフィッティングのレベルからカウンセリングも含む難聴者の全生活支援に発展しようとしていることはある意味で驚きだ。アメリカでは、難聴者にもカウンセリングが進んでいると思っていたが、オーディオロジス…

聴覚リハビリテーション(2) 保険サービス

聴覚リハビリテーションが医療サービスで、保険でまかなわれるという考えはオージオロジストが医師と同じような専門的な資格を要する専門家ということがある。 保険でなければ自費で受けるというのは難聴者のリハビリテーションを受ける権利が保障されないだ…

聴覚リハビリテーション(1) カウンセリングの重視

ラビット 記 - アメリカでは現在、オージオロジスト(言語聴覚士)になるためには、最低大学院修士課程の教育が必要であるが、これだけでは十分な聴覚リハビリテーショ ンプログラムをクライアントに提供できないとして、博士課程を必須にしようとする動きがあ…