2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

東大人工内耳シンポにおける成人装用者の役割

2月6日の東大人工内耳シンポのパネラーは成人装用者ばかりだ。4人のうち3人が「先生」。シンポジウムの後援団体が教育関係団体だけ。これは主催者の意図が人工内耳に関する様々な知見を難聴児者の親、教員に提供したいということがある。親や教員が得る情…

聴覚障害者のコミュニケーション手段に関する・・

聴覚障害者のコミュニケーション手段に関する問題。 適切なものはどれか。 1 筆談は、短時間で微妙なニュアンスを伝えることができる。 2 初めて補聴器を装着したときから健聴者のように聞こえる。 3 恒例になってからの中途失聴者には、手話や指文字が適…

東大人工内耳シンポの「体験的聴能論」に違和感

2月6日に東大の人工内耳シンポの「体験的聴能論」で、なぜ「体験的」なのか、なぜ「聴能」だけなのか、疑問を呈したい。障害者の権利条約の批准を目指し、障害者制度改革推進会議で第一次意見に続いて、第二次意見を提出したり、精力的に活動しているがこれ…

試験直前対策講座資料に集中 

あと1週間なので、新しい試験問題やテキストに取り組む余裕はないので過去問を通じて各科目内容を覚えることに徹する。 11月27日、28日の「受験直前講座の資料」を再読、再々読するしかない。社会福祉概論、老人福祉論、障害者福祉論など小椋教授の講義分は…

社会生活力プログラム 難聴者版の開発へ

昨日、東京都の聴覚障害者コミュニケーション教室で、「中途失聴・難聴者の障害と向き合う〜社会生活力プログラム」について、筑波大学奥野英子先生の講演があった。社会リハビリテーション、障害者福祉、障害者施策の説明の後、社会生活力は障害者自立支援…

ここはなんだあ?!スタバが学習ルーム?

昨夜夜10時前の新宿ルミネ5階のスタバは学習ルームみたいだった。FPファイナンシャルプランナーの受験学習書を広げている人、レポートを書いている人、英語の本を読んでいる人、パソコンと建築模型まで持ち込んで図面を書いていた人までいた。 大学内外に…

今から受験モードなう。

この時間はヨーカ堂のフードコートに。テーブルが広いので資料、テキスト得お広げられるから。混んできたらミスドかマクドに。 ラビット 記 ※いまは販売していないキッコーマンのそのまま炊ける大豆押し麦玄米。

ループシンポジウムの開催

磁気ループの普及を願う磁気ループに関するシンポジウムが開かれる。 ラビット 記 ーーーーーーーーーーーーーーーー スマートソサエティの創造 聞こえを助ける ヒヤリングループの世界日時:平成23年3月19日(土)10:00〜16:30 会場:東京工業大学 百年記…

「軽中等度聴覚障害者」給付制度?

BCSの調査によれば、各地で軽中等度難聴者に対する補聴器、補聴援助システムの給付制度が広がりつつあるという。身体障害者手帳を交付されていない難聴者を軽中等度聴覚障害者として、国の制度によらず市町村独自の補聴器等の給付制度を設けている。難聴…

厚生労働省HPに要約筆記者養成カリキュラム案が

厚生労働省のホームページに本日の「平成22年度全国厚生労働関係部局長会議(厚生分科会)資料」がアップされている。その資料に地域生活支援事業のコミュニケーション支援事業に触れた部分の31-32ページに「標準的な要約筆記者養成カリキュラム」(案)が…

夜の紅梅。 「受容」

相手をまるごと受け入れることが出来ないと自分に力が入ってリラックス出来ない。バイステックの7原則に関係あるかなあ。 それより覚えているかが問題だ。 個別化、自己決定の尊重、意識的な感情表現、統制された情緒的関与、秘密保持、非審判的態度 後一個…

人工内耳の「適応」

人工内耳の「適応」は、聴取検査などでは量れない。なぜなら、装用者は人工内耳を始め自己の身体能力や社会制度を使って「生活」しているからだ。 「聞こえ」の能力だけで生活が成り立っているわけではない。聴覚に障害のある人は、聴覚機能障害を含む自身を…

兄弟かな?難聴の児童時代の読書

仲良く本を読んでいるのは微笑ましい。ゲーム世代の子供は読書でどん欲に知識を吸収する。知的刺激が違う。小学校から中学校時代は図書館で片端から本を借りまくって読んでいた。図書カードは裏表が1、2ヶ月でいっぱいになり学年が変わる頃には何枚もホチ…

どこまで強欲な経団連か。

絶句。法人税5%減税の上、さらに引き下げに。要求する方も要求する方だが、理解するという経産相も経産相だ。消費税は負担しない財界の企業がさらに減税され、国民が非課税所帯も高齢者、障害者もみな負担する消費税の増税なんて。 米倉、海江田、与謝野、…

今日も聞こえた人工内耳。

昼の食堂のテレビでタレントが「ヤマモトコウジ」と言うのが聞き取れた。いつもはタモリの笑っていいともは何を言っているのか分からないまま見ていたが、テレホンコーナーで電話をかける相手の名前が聞き取れたのだ。その他にも、事務機器のアイドリング音…

推進会議第二次意見の難聴者にとっての意義

二次意見で、難聴者にとっての意義とは何か、整理するのに時間がかかっている。二次意見は、障害者権利条約の批准のために個別障害者施策の基本となる障害者基本法を改正するにあたって、政府に要求したものだ。障害者当事者を含めた推進会議で、難聴者を含…

日本版キャプションセンター(メモ)

非営利組織か企業か。 欧米のキャプションセンターは両方ある。日本では、放送事業者が字幕制作を委託契約するのは企業の方。1.「プロ」の中身を整理しないといけない。 一つは、字幕制作する立場。 聞こえない人の情報アクセス権を保障するという使命を理…

第25回東京都中途失聴・難聴者の集い(3) 3分間スピーチ

開催後は写真禁止なので実況ツイッターが出来ず、事後報告。参加者数は未確定だが400人弱。25周年にちなんで会員の3分間スピーチが行われた。以前の集いで、講演の講師が日程的にも費用の点でも折り合わず、窮余の一策できっと自分も言わせて欲しい、自分も…

第二次意見に関わる緊急集会

昨年12月に第二次意見が内閣府障害者制度改革推進本部に提出された。この内容を、障害者基本法改正法案に盛り込まなければならない。 自立支援法改正に賛成してしまった立法府の国会議員へ注意を喚起する意味もある。政府部内で、実質的には各省庁が担当して…

要約筆記事業は人を支援する事業

要約筆記事業とはなにか?ひらったく言えば、制度としての要約筆記事業は人を支援する事業だ。難聴者のコミュニケーション支援を受けることは地域で普通に暮らす権利として理解される。 制度としての要約筆記派遣事業は地域生活支援事業のコミュニケーション…

難聴者が職場で阻害されていくメカニズム(試論1)

仕事の仕組みを変更したり、システムの変更の説明が分からないと、それが分かる人(聴者)を中心に業務が回っていくようになる。パソコンやシステムに新しい機能が導入されたときなど年輩者がついていけなくなるのと似ている。日頃、職場で交わされている会…

人工内耳に関する厚生労働省への施策要望は?

厚労省行政に人工内耳関連でどのような施策を要望するか。○聴覚補償訓練は、補聴器の調整、人工内耳のマッピングだけでなく、本・新聞等の音読、各音源の聴取、電話の会話等、当事者の聞き取ろうとする意欲を引き出しつつ、聴取した内容をフォローする支援だ…

障害者権利条約の文化・スポーツ条項の意義

推進会議の二次意見のなかで、文化・スポーツの問題がアクセシビリティの面だけ強調されていないか。これは、生活の質の向上を図るレクリエーション活動の重要性、意義を軽視していなかったか。老人福祉法では、地方公共団体にれくを含む老人健康保持事業の…

ろう者の手話で「読む権利」、難聴者の文字で「読む権利」

「読む権利」というのは、もっと広い理解が必要だ。 例えば、手話で読む権利はろう者にとって重要なものだ。文字で書いてあることがバリアーになっているからだ。この意味で、視覚障害者や学習障害者と同じだ。アドホック委員会で、世界ろう連盟のリサ・カウ…

MacBook Air 11インチ欲しい!

MacBook Air 11インチ欲しい!MacBook Air 11インチがあれば、鞄の中身が大幅に減るかもしれない。 ただ自炊したものに線を引くのは、受験参考書、問題集の場合は頭に叩き込もうとしてマーカーや赤線を引っ張るので、紙の書物に線を引くようには行かないだろ…

やっぱり消費税増税。消費税は障害者を直撃。

財界の歓迎する菅改造内閣。 消費税増税とTPP推進を旗色鮮明にした。法人税の負担増には猛反対する財界が消費税の増税に反対しないのか。企業の製品やサービスにかかる消費税はそれらの販売時にすべて転嫁しているから、痛くもかゆくもない。生産時に100…

与謝野馨社会保障・税一体改革担当相は障害者施策のガンになるだろう。

菅直人新改造内閣は、TPPの推進と税・社会保障の一体改革として消費税増税を掲げる。 その象徴的な閣僚人事が与謝野社会保障・税一体改革担当相だ。自民党政権の中枢にいた小泉構造改革路線の推進者。 「日本経団連米倉会長は『政策に明るい閣僚がそろった』…

第25回東京都中途失聴・難聴者の集い(2)

PC要約筆記の準備中。オープニングのリハーサル。磁気ループはまだ入っていない。 お客さんが入ってきた。

第25回東京都中途失聴・難聴者の集い(1)

第25回東京都中途失聴・難聴者の集いの日。 幸い快晴だ。9時集合で準備中。 入り口の生け花は協会生け花サークルの力作。遠くにはスカイツリーも見えた。 ラビット 記

認知症は生活障害へ。福祉機器の活用。

認知症が不治の病にかかった病人から生活障害のある人、活動と参加の障害のある人へ認識が変わったのはそう昔のことではない。王立カロリンスカ研究所は難聴と認知症の関係を研究していた。 ラビット 記 - 第3回 認知症のある人の福祉機器シンポジウム ―で…