2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

難聴者の「手話言語法論」(4)

1月8日にNHK「ろうを生きる、難聴を生きる」で、全日本ろうあ連盟の手話言語法制定事業の取り組みが放送された。 全日本ろうあ連盟の手話対策部長の西滝氏が出演して、司会の問いに答える形で構成されたものだ。手話言語法は何をねらいとしているかの問いに…

難聴者の「手話言語法論」(3)

手話はろう者だけが使っているのではない。 中途失聴者、難聴者も手話を学ぶ人が増えている。東京都の中途失聴者・難聴者対象の手話講習会は入門から上級まで三田4クラス、多摩3クラスあり、毎年100人以上が手話を学び2年間で修了する。 その他に協会主催の…

邦画字幕版を高齢者施設で。

邦画に字幕が付くのは嬉しい。 著作権や配給権などの問題をクリアーして、老人福祉施設で字幕付き映画の上映が出来ないか。高齢者が字幕と補聴システム付きで皆で観たり、個室で観られるようなサービスが事業化出来ればいいな。ラビット 記 ーーーーーーーー…

難聴者の「手話言語法論」(1)

全日本ろうあ連盟が「手話言語法」の取り組みを本格化した。 全日本ろうあ連盟のHPには、日本財団の助成金を得て、調査研究事業を始めること、検討の中間報告などが掲載されている。しかし、その検討事業の目的とかは掲載されていなかったのでわからない。…

難聴者の「手話言語法論」(2)

手話言語法の取り組みに弾みがついたのは、昨年7月29日障害者基本法の改正法案が成立したからだ。第3条(地域社会における共生等) 「三 すべて障害者は言語(手話を含む。)その他の意志疎通のための意志疎通のための手段についての選択の機会が確保される…

あれ、声が聞こえる。人工内耳の聞こえはこうだ。

紅白歌合戦は演奏音が大きくて歌手の声がよく聞こえなかったが今日のNHKのニュース9の中で西田敏行がリハーサルと本番で歌った場面は聞こえた。 ニュース番組の中なので演奏音を抑えたのかどうか、彼の声質なのか分からないが、演奏音の中から声が聞こえ…

映画の日本語字幕上映方法が変わる!?

立川にあるシネマシティのニュースに、今年は映画のデジタル化により日本語字幕の上映方法が大きく変わるかも知れないとある。聴覚障害者、難聴者には朗報だ。 映画の原データが各映画館にデジタルで配信されれば、別途字幕データが送られて重畳して上映され…

手話とテキスト、テキストと手話を同期させる技術。SMIL

国連の障害者権利条約を審議していたアドホック委員会で、休憩時に情報アクセシビリティのファシリテーターの元に各国の障害者が集まった。聴覚障害者は自分だけだったが、放送や通信のアクセシビリティの確保を提案した。草案の中には当初放送や通信のアク…

箱根駅伝の生字幕は音声認識ではない。

もうすぐゴールの箱根駅伝の生字幕は音声認識ではない。表示される字幕は会話がそのまま表示されている。騒音下では音声認識は役に立たず、アナウンサー、解説者、実況中継アナと多くの人が話す場合、音声認識はまだ難しい。刻々と変わる状況を伝えるニュー…

日本のユニバーサル放送規格はもったいないことをした。

ん?これはなんだ?あらゆる種類の放送が掲げられているようだが。 クローズドの手話放送はまだない。5.1chの解説放送もまだない。 どちらも規格を制定するときに障害当事者がいなかったので、想定されなかったのだろう。もっとも当事者がいてもコストを理由…

聴覚障害者のための 放射線部門における ガイドライン

たまたまグーグルで見つけたがもっと早く周知されていい内容だ。ラビット 記 - 聴覚障害者のための 放射線部門における ガイドライン 聴覚障害者が困っている具体例 ・・・・・・・・・ 5. 聴覚障害者とのコミュニケーション手段. ・・・・ 6. 聴覚障害者の…

1時間半ほど前に地震があったらしいが・・

母親と藤沢の遊行寺に参拝中だったが気が付かなかった。周囲の参拝者も普通だった。施設に戻ると大きな地震だったとか、妹からも大丈夫かとメールがあって知ったくらい。京王線の運行情報メールも来ていないので大丈夫だろう。藤沢や神奈川県内の路線がある…

紅白の大トリ「SMAP」と歌詞の字幕。

ハーマイオニーさんから。 ラビット ーーーーーーーーーーーーーーー 紅白の大トリ「SMAP」。2曲目に歌った「♪オリジナル スマイル」は、 SMAPが東日本大震災の復興支援のために 8月に発売したアルバムの中に収録されている曲で、 震災後に励まさ…