会社の会議で補聴支援機器を試す(1)


050620_0942~001.jpg勤務先の毎月曜朝の定例会議で補聴援助機器を試してみた。
ロの字形に約15人くらい座るが、私はできるだけ全員が見通せるように角に座る(写真の手前側)。
マイクの付いた無線送信器を手元に置き、発言者に向けて、両耳にイヤホンを付けて聞くと補聴器だけより良く聞こえる。しかし、自席から離れた人の声はボリュウムを上げても聞きにくい。
席を立って発言者の近くに置く。良く聞こえる。
勤務先の三番目の古参になってしまったので、会議中でもずうずうしく、歩き回れる。順に報告するような場合は良いが、歩いている内に発言が終わったり、同時に話すような場合はアウトだ。
ラジコンカーに送信器を乗せて部屋の中を操るか、机の端を伝うロボットでも作るか。こういう時のために聴導犬がいるのかも知れない。

補聴援助機器は送信器の位置の問題さえ片付けば効果がある。会議の出席者がマイクを回してもらうのがいいかも知れない。マイクが回ってくるまでは話さないようにするのが良いが、私は聞こえないのでと、いちいちお願いしなくてはならないのがシャクだ。一番古参の部長がこのシステムに興味を持ってくれた。素直に、ありがたい。来週は皆に協力を依頼しよう。

ラビット 記