人工内耳埋め込む手術3日目(2)

夕方医師が人工内耳に関わる文書を持って来たのが18時頃だ。


夕食も同じ頃に来た。
鳥の唐揚げ、カホチャの煮物、お澄まし。ご飯は普通の炊き方、チビッと残した。

朝と夜は点滴がある。
夜は19時くらいから一時間。
傷は少しチクチクするが痛み止めは飲まないでいる。


文書を読んでみる。保証書は、装用者用機器として、インプラントは10年間、携帯型スピーチプロセッサおよびヘッドセット(ケーブルを除く)3年間、耳掛け型スピーチプロセッサ3年間とある。
この期間をどうみれば良いのか。

ちなみに病院用機器としてプログラミングシステムと診断システムは1年間だ。

「使用上の注意」には、使用上(安全及び危険防止)の注意事項が記されている。

インプラントの基本的注意事項として「人工内耳の植え込みにあたっては、人工内耳治療に関して、その効果や特に小児における長期安全については十分に明らかでないこと、電極植え込みにより残存聴力が喪失すること」などが記されている。

これらのことは「医家向け」資料の「使用上の注意」に基本的注意事項として、患者本人及び家族、など対して、事前に十分な説明を行い同意を得ることが不可欠とある。
その後に、人工内耳植え込み後は専門の施設及びスタッフの理解と協力のもとに十分な訓練が必要と「義務」が書かれている。

これらは、何度も話を聞いて、自分でも診察の度に質問や気持ちを書いた紙を用意してコピーを渡して確認して来たことだ。
「残存聴力が喪失」というのはショックだが、これは音(空気の振動エネルギー)による感覚がなくなるという意味だ。
厚生労働省が認可した際にこの文書の一字一句も含めて承認されたのだろうが、表現を工夫した方が良いかも知れない。

この文書は一般には公開されていないかも知れない。
医家向けは再利用禁止とあり著作権とは書いてないが念のため、ここまでにする。メーカーの確認が取れたら他の部分を紹介したい。


ラビット 記 
病院から見た風景
病院入り口風景