放送番組審議会に障害者当事者を

放送番組審議会は、放送番組の向上と改善を図るため、
学識経者などの意見を広く求めることを目的とし、放送法で設置を義務づけられています。」
http://www.telemo.co.jp/mojinet/bansin/index.html


富士通ゼネラルの吉川志郎氏がテレモ日本の番組審議委員として務めた時期がある。
同審議会の記録では第83回(平成11年11月22日)から第88回(平成12年11月21日)の審議会の記録に、文字放送テレビメーカーの社長(?審議委員当時の肩書きは不明だが)として、意見を出されている。

議論の内容を見ると、インターネットとデジタル放送の影響を懸念しつつ、聴覚障害者への情報提供、文字放送の独自性を議論している様子が興味深い。

しかし、聴覚障害者の情報提供を旨とするなら当事者を番組審議会に加えても良かったのではないか。各放送事業者の番組審議会に障害者当事者が就任したことは聞いたことがない。
放送の様々なトピックスや経営方針など説明を受ければ会員への情報提供も出来たが、放送事業者と視聴者の距離が埋まらなかった一因だろう。


ラビット 記