再調整した人工内耳のその後 3日目。

今朝から、フリーダムのコントローラーを耳かけ型にした。
首回りがすっきりしたので楽だ。なんといっても夏の必需品の首のタオルがコードに絡まないのが良い。
耳かけ型にしたのは、人工内耳がマップを調整したことで聞こえるようになったことと、バンクーバーで一緒になったNさんから電池のことを詳しく聞いて、人工内耳用の電池を取り寄せたからだ。国際難聴者会議のコクレア社のブースで、消費者担当副社長にその電池はだめだ、もっとよく聞こえる電池があると説明していた。
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昨夜は、岡村ようこの「千の風になって」のイントロのギターがよく聞こえた。左に補聴器をつけて一所懸命耳を慣らしていたときの音楽だ。人工内耳でも音色がわかる。歌も分かる。
他にも、よく聞き込んでいる歌なら分かるだろう。

今朝のテレビのニュースで「日本の航空会社は」と聞こえた。画面を見ると安寧の言葉があったので北朝鮮関係のニュースだったかもしれない。

勤務先で定例の業務報告の電話を人工内耳でしてみた。「おはようございます。」「はい、分かりました。」と担当の女性が答えていたのは分かった。
顧客のサンプル依頼の入力を受注担当者の女性に頼んでみた。
「じゃあ、そのサンプルリストのコピーをちょうだいよ」というのが分かった。「ちょうだい」ではなく「ちょうだいよ」というのが分かったので、私に対する気持ちも感じ取れたような気がした。

その後、運送業者が「今している○○が足りない」と言ってきた。何度か聞いたが分からない。補聴器を取り出そうかと思ったが「曜日」というのだけ分かった。それで昨日渡した「月曜日指定配送」のシールが足りなかったのだ。
管理担当の女性から「納得のゆくものが出来ましたか」と言われたので驚いた。作業改善の品物を頼んだのでその出来映えを聞かれたのだ。

日常会話の微妙な部分が分かるというのは嬉しい。みな、言葉の言い方やニュアンスで、人間関係を円滑にしている。難聴者はこれが聞こえないので、かなりトラブルの元になっているのだろう。



ラビット 記