人工内耳の新しいマップと新しい補聴器のコラボ

約1ヶ月ぶりに、人工内耳の再マッピングと補聴器の機種変更をした。
結果は、今までより一番良い状態ではないか。

最初人工内耳だけで調整を始めた。医師とSTとで話し合いながらマッピングを変えていく。どうかと聞かれても基準になるのは補聴器で聞こえていた自分の声しかない。声を出しながらコメントするが、前より自分の声がはっきりしない。何度かして、キンキンしていた女性STの声も自分の声がやや高めながらも声の調子が分かるようになった。

次は補聴器だ。大阪でたまたま試聴した補聴器がスターキー社のダビンチで、豊かで柔らかく聞こえた。これを取り寄せてフィッティングしてもらう。最初は中音域が耳に突き刺さるような感じだ。再度ピークになっているところを下げてもらったら、大阪で試聴した感じになった。

その補聴器を付けてみるととても自然に聞こえたが。人工内耳を付けているのを忘れていた。人工内耳のやや高い音も気にならないレベルに近くなって補聴器だけの聞こえだと声のメリハリが足りないが、両方で聞くととても良い感じだ。これは人工調子内耳してから初めての聞こえで、もちろん補聴器でも未体験だ。

人工内耳には、フリーダムの新しい機能を入れてもらう。音声と磁気の両方が入るMTだ。いちいちTに切り替える必要がない。しかし、電車に乗るとブーンというハム(雑音)が入る。
もう一つの新しい機能は「music」(ミュージック)だ。常時聞くには適さないが音楽を聞くための機能ということだ。
最初に聞くのは「千の風になって」だろう。人工内耳の前から聞いている。

「宿題」が出た。CDに入っている話す速度の違うニュースなどの音声を毎日聞くトレーニングだ。文字を見ながらあるいはみないでゆっくりと話すものと話が早いものとを聞くのだ。

人工内耳と補聴器のいろいろな機能をどのように聞いていくか。実際の生活や仕事の中でも試してみよう。


ラビット 記