人工内耳と補聴器で聞こえたこと。

ハワイの風さんから、年末の挨拶メールが届いた。
こういう同じ難聴者からの連帯のメッセージは心強い。

人工内耳と補聴器を併用した聞こえについて、報告したいと思っていたが、どういう言葉がどう聞こえたとかこれは分からないという説明は最近はしていない。

説明がしにくいというよりも、その時々の言葉が自分の思考、行動にどう影響をあたえているかということに関心があるからだ。

今日も仕事の帰りに映画を見ようとして、「聞こえた」体験を続けた。
映画館の手前のスターバックスで、マイボトルを示して、

「トールが入ると思うんですが」

「はい、これは入りますね。大丈夫です。」

と言われたのが分かった。ちょっと嬉しい。ホリデーブレンドを頼んだ。

字幕の付いた映画がどれか分からないので、聞こえませんと断って、スタッフに聞いてみた。

「聞こえません。字幕のある映画はどれですか?」

「”メジャー 友情”は日本のアニメです。字幕はありません。今からの時間ですと、”地球が制止する日”が字幕付きです。あと”ミラーズ”も字幕付きです。」

おおっ、聞こえるではないか。今までは聞こえないと困るので、パンフレットを見たりしていたが、聞けばいいんだと思った。
聞いて分かるという体験は自信になる。

前回のマッピングはSVとも9だったのでうるさかったし、補聴器とバランスが取れず、併用しても聞きにくかったので、昨日の納会前に人工内耳は、S6、V5まで落とした。


ラビット 記
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ラビットさん、アットいうまに年の暮。お仕事お疲れ様でした。

29日のブログでこの一年間で聞こえが良くなり、結果として心理的にも前向きにコミュニケーションをとれるようになった様子がよくわかりました。
同じ難聴者としてとてもうれしく思いました。難聴の問題はまさに心の問題ですよね。

それから、14日の、日本の難聴者数と自覚のない難聴者に関してのAさんなど他の方のフィードバックもうなずけました。。自覚ある難聴者が何人かでもいるのを
知るのは心強いことです。

難聴問題の専門の耳鼻科医、補聴器販売店言語聴覚士などを発掘して「ヒアリングセンター」構築につなげたいですね。

来年もどうぞよろしくお願いします。(31日から2日までコナ海岸で泳いでいます)。