感音難聴が糖尿病の合併症の一病態

最近,目についたのが,難聴になるファクターが騒音と糖尿病であるという記事だ。

高齢者が,難聴になるのは人体の高齢化のため,聴覚に関わる神経や鼓膜,三半規管,有毛細胞などの外耳、中耳、内耳の各器官の衰えが聴覚の機能低下と思っていたが,そうではないということのようだ。

糖尿病患者は予備軍も含めて数千万人おり,高齢者数とそう変わりなく、それはそれで大きな問題だ。

それに、携帯音楽プレーヤーを聞く人は若者に限らず多い。これはあと数年もすれば,騒音の被爆による難聴者が大きな社会問題になるだろう。


ラビット 記

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「最新の大規模疫学研究からこの問題へのひとつの解が示されつつある。つまり高齢者の難聴と相関の高いファクターが騒音曝露と頸動脈内膜中膜肥厚の2つであることが明らかにされたのである。」
http://1133project.iza.ne.jp/blog/entry/869118/

「糖尿病がある人は会話で使う4レンジの周波数(500、1,000、2,000、4,000Hz.)のテストで、健常者の2倍の人が成績が悪かったのです。
研究は2人の女性科学者が行いました。世界最大の医学研究所NIH(米国立保健研究所)の一部門ですから多いに注目されます。」
http://allabout.co.jp/health/diabetes/closeup/CU20070926A/