介護福祉士の根底思想、人権思想と主体性

介護福祉士の通信教育も2年目に入った。
数ヶ月ぶりに、レポートを仕上げて、投函した。「医学一般」と「介護概論」だ。

介護福祉士養成の学習単位に高齢者福祉や地域福祉論などはあったがいよいよ介護そのものの学習にはいる。

テキストの最初に、なぜ介護を行うか、介護を受けることは人としての尊厳と権利を守ることであり、どんなに心身の機能や能力が落ちていても、主体性を尊重しなければならないことが繰り返し説かれている。
これが社会福祉の専門職の学習内容かと思った。

要約筆記が社会福祉サービスとするならば、徹底して人権思想、自己決定権の重要なこと、倫理性を学ぶ必要がある。その上で専門援助技術が成り立つ。

介護は、一人一人の生活や家庭、人生、生活習慣、仕事や地域社会との関わりなど全人的理解の上に支援技術が提供される。
個々人の経験による技能と一定の系統的な技術との違いも説明されている。

要約筆記の二つの思想の一つは「権利擁護」であり、介護従事者に求めているものと同じだ。


ラビット 記