人工内耳のマッピング変更

昨日も夕方から、マッピングに行った。

この1ヶ月の変化と言えば、人工内耳の聞こえは向上し、補聴器側の聞こえは相対的にも絶対的にも低下しているということか。

人工内耳だけで言葉の聞こえる幅が広がってきた。テレビのアナウンサーやドキュメンタリーのナレーターの言葉は字幕なしでも聞き取れるようになったが、職場での会話も時々聞こえるようになってきた。

人工内耳と補聴器の併用は、両方の調整のバランス、モードの選択が良いとかなり聞こえることを体験している。
この「聞こえる」というのは、言葉が分かると言うだけでなく、声の調子や抑揚、息遣い、言葉の間、息継ぎがリアルに聞こえるので、気持ち、意図が分かるということだ。
上司が怒っているような言葉を言ってもそれは「怒り」ではなく「苛立ち」であることが分かる。表情や言葉だけで判断すると怒っているように感じてしまう。それは話すだけで通じる世界にいる人が言葉ですぐに通じないことの苛立ち、もどかしさだ。

人工内耳を使った電話は、天気予報のような同じ声を何度も聞いていると日々聞こえるようになるので驚く。

電話をもっと聞こえるように、P3の設定をADROだけに
変更した。人の声を強調する機能だ。周囲が静かな場合は良く聞こえる。
P4がMusicの設定。


ラビット 記
BTEコントローラーのケースは保障期間内とのことで交換してもらえた。