手話講習会に通う難聴者の支援

昨日の会議で、難聴者向け手話講習会の受講生が入院して休んでいるという話が出た。

しかし、よく聞くと難聴以外の障害も持っており、手話講習会に通うことが治療にもなっているということだった。

こうした複雑な問題を持つ受講生は毎年数人いる。普通に考えれば手話の指導以外にも大きな問題を抱えることになり手話講習会スタッフだけでは対応が困難だ。
しかし、出来るだけこうした難聴者を手話講習会で受け入れなければ、難聴者が難聴者を排除することになってしまう。

サポートするには行政、家族とサークルやボランティアなど地域の支援者、医療機関、講習会スタッフと連携をとれるようにすればよい。

講習会単独で、サークル単独で活動するのでは難聴者の支援は出来ない。全体のネットワークが必要だ。
協会では都に依頼して、手話講習会スタッフに精神衛生の研修を開くことになった。


ラビット 記