障害者政策研究全国集会

新宿区の戸山サンライズで、第15回障害者政策研究全国集会に、谷博之参議院議員が政府の障害者施策をどう変えていくかを説明した。

その中で、ここでの検討施策がそのまま政策になるということを言ったのは驚いた。
確かに15回を迎える検討の積み重ねの中での到達点は貴重なものだ。
しかし、すべての障害について論じられているわけではないし、視点が欠けている施策もある。

その一つが聴覚障害だ。検討メンバーにほとんど聴覚障害者がいないせいか、検討に反映されていない。
DPI日本会議で検討した障害者基本法改正案が昨年策定されたが21条の情報通信のところは条名を変える以外はノータッチだ。

シンポジウムでは挙手して、難聴という障害の特性やエンパワメントの必要性、情報・コミュニケーションの問題の深い検討を求めた。

シンポジストの藤井氏は障がい者制度改革推進本部で検討する視点を3つあげたが、最初はすべての障害者について考えるということだ。


ラビット 記