新しい補聴器の設定と人工内耳

月曜の夜から新しい補聴器を使い始めたが、昨夜とても聞きにくい体験をした。

建物に入り廊下から事務室に入って、立ち話を始めたときだ。
急に補聴器が聞こえなくなってしまった。ボリウムをあげるが聞こえない。右耳がめまいを起こしたかと思ったくらいだが、これと同じことを前に経験したことを思い出した。

それは補聴器の騒音自動抑制機能が働いたときだ。
騒音と認識した周波数帯を5dB下げる効果がある。しかし、周囲の会話を騒音と認識すると会話域を下げることになる。
それで聞こえなかったのだ。

補聴器と人工内耳が協調してレベルを調整しているのでもない。補聴器側が勝手にレベルを下げるのだ。
こういうときは人工内耳だけで聞いた方がまだ良いかも知れない。人工内耳にはASCとADROを別々に入れている。指向性のBEEMも単独にしてある。そのどれかで聞こえるかも知れない。

一番良いのは棚にしまってあるという磁気ループを側に設置しておいて必要な時にすぐ聞こえるようにしておいて欲しい。


ラビット 記