日経の「人口減社会学の未来図」から

今日7月20日の日経朝刊17面に、国立社会保障・人口問題研究所の記事として、人口問題と移民受け入れの課題が紹介されていた。

人口減少と経済活動後退の即効薬として移民受け入れ拡大は経済成長や高齢化緩和に一定効果があるとしている。
それに伴う長期的課題として多様な言語を話す人々への日本語教育や文化の理解を進める社会的統合施策が必要としている。

人口維持には2010年から10年間に459万人の移民が必要で、2020年から10年にはさらに644万人必要と推計している。2005年から50年間で延べ3000万人を受け入れることになると。人口の5人に1人が外国人だ。

しかし、高齢者人口が人口の26%から30%に達すれば3000万人前後の高齢者人口(65歳以上)になるが当然難聴者も増え、日本語の通じない社会になっていく。
移民の受け入れが進まなければ高齢者人口は直線的に急増し、2055年には43%に達する。

外国人もコミュニケーションに障害を持つ点では難聴者と同じだ。

ふーむ、新しいモザイク社会の到来か。しかも言葉の通じない。


ラビット 記

伊藤園のダッタン茶が通勤路の自販機で売っていた。同じ蕎麦でもダッタン(モンゴル)の蕎麦はルチンの割合が違う。