情報保障の新技術のあり方

ハーマイオニーさんからの情報提供。

携帯ゲーム機での字幕表示システムを考案したのに続き、ツイッターで字幕データを送信するプログラムを開発したということだ。
作者自身が開発したゲーム機を利用した方法では、いろいろな設定をしたり、機材を用意する不便、不都合を解消しようとしたのだ。

ボランティアで聴覚障害者の情報保障が不十分な状態を解消しようといろいろ検討されているのは嬉しい。

情報保障の本質はそこにいる人々と対等な存在であるための情報支援を行うことだ。
様々な場面で様々な方法がある。聴覚障害者に特別な負担をかけることなく、情報保障が受けられるようになって欲しい。

ツイッターは公衆無線通信を使うので、その場にいない人でも受けられるのがメリット、デメリットになる。クローズドでなくオープンな(パブリックな)情報提供になってしまう。

きちんとした運用基準、ガイドラインを作らないと場の主催者から拒否されかねない。
字幕入力者にも倫理綱領、倫理基準が必要な時代に入ったと言えるかもしれない。

本来は、認証された字幕入力者によって、劇場や野球場に字幕表示されるとか、認証された字幕入力者がきちんと報酬が確保され、あらゆるところに字幕表示機があるのが理想だ。


ラビット 記
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Begin forwarded message:
差出人: ハーマイオニー
日時:2010年7月21日 21:52:54:JST
宛先:ラビット
件名:Re: ラビット君へ→【情報】ツイッター聴覚障害者を支援(2010.07.21_朝日新聞夕刊)
ツイッター聴覚障害者にも 要約筆記、瞬時に発信 耳の不自由な人に瞬時に文字情報を流す手段として、インターネットの簡易投稿サイト「ツイッター」を活用しようと、聴覚障害者支援のボランティアをしている男性が、パソコンで要約筆記した内容をツイッターに投稿できるプログラムを開発した。野外イベントなど広い会場での利用に期待されている。
(以下、略)

http://www.asahi.com/digital/internet/TKY201007210193.html