明日の講演「聞こえないことについて」

明日は午後から、地域の難聴者、中途失聴者に講演だ。
なかなか話の軸が定まらない。

10年以上も昔は「中途失聴、難聴について」などというテーマが多かった。
耳の構造とか、難聴者の聞こえ方とか、コミュニケーション方法のいろいろとか話していた。

帰宅する電車の中ではたと気づいたのが、関係性の障害の説明だ。
聞こえないことがその場のコミュニケーションの問題だけでなく、その影響と影響に長い間の蓄積の結果である人とのつながりが細くなること、社会とのつながりが薄くなることの障害を説明しよう。

これに、障害者権利条約の障害の捉え方やICFの生活機能モデルをつなげて話して、聞こえないことを新しい視点で考えてもらおう。
これをうちわを使った対話方式で進めてみたい。


ラビット 記