地デジテレビの字幕の背景色について

地デジテレビの字幕の背景色について、問い合わせがあったが放送局関係者から説明を頂いた。

「お返事が遅れまして、大変失礼致しました。
お問い合わせの件ですが、字幕背景色が半透明で表示される仕組みは、下記の2通りがあるようです。

?放送事業者側の設定によるケース。
私達が字幕データを作成する際に、字幕背景色を設定します。
基本は「半透明(薄いグレー)」で、シーン(画面の状況)によっては「黒」を選択します。

NHKの字幕背景色も、以前は黒が主体でしたが、昨年からは半透明を基本にしているようです。

?メーカー・製品側の設定によるケース。
デジタルテレビでは、表示できる色も輝度(明るさ)も、アナログでは比べものにならない種類があります。
そのため、メーカ・製品による“色み”や“輝度”の設定の差が、字幕背景色に反映されることも良くあるようです。

例えば、アナログでは真っ黒に見える字幕背景色が、デジタルでは濃い半透明(薄っすら透けて、背景の映像が見える状態)で表示されることもあります。

また、これはアナログテレビでも良くありましたが、テレビ個体の画面輝度設定(明るさ)が暗めだと、半透明の字幕背景色が黒に見えることもあります。

尚、メーカによる設定の差や、どのメーカ・製品の字幕表示が見やすいかということにつきましては、情報不足でお答えできません。」

というものだ。返事が遅れてしまったが電気店で各メーカーのの字幕をオンにして見比べると良いと思います。客のいない遅い時間とかが良いかも。

いまは安いテレビもでているが字幕がそのように見えるか確認が必要かもしれない。

1月2日の箱根駅伝の字幕放送では片方は半透明にもう一方は背景が黒く見える。
放送は日本テレビ、日立Wooの37型、2008年製。


ラビット 記