シュールな通路 原稿出来たあ!

毎月の巻頭言には何を書くか頭が痛い。日々の出来事や難聴者協会の活動の中から会員や社会に伝えることを書こうと思うがあれこれ1週間近く「推敲」する。「迷っている」だけか。

今月号は全要研東京集会に合わせて要約筆記のことを取り上げて書いた。本来なら集会の前に取り上げて参加を呼びかけるところだが、この地の要約筆記の個人派遣は9割くらいが非会員の利用だ。
逆に考えると要約筆記を無料でバンバン使っているからあまり協会に入る必要を感じないくらい自立できているのかもしれないと考えたりする。
会員は要約筆記を利用しないで間に合っているのか。2年間の中途失聴・難聴者対象の手話講習会を終了して入会する会員が多いので手話を使う歴史的に多いということはある。
手話が仲間同士の語らいには効果的なことはあるが何かの話をきちんとしようと思ったり、きちんと聞かなくてはいけない時は要約筆記が役に立つ。相手が早口や小さな声だったりまわりがうるさい時は分からない。わかりにくい話し方をされると聞こえる人でもお手上げだ。
こういう時は要約筆記を利用するに限る。

ノートやスクリーンに視線が張り付け(磔?)にならない要約筆記がされていれば他を見たり考えたりする余裕ができる。
難聴者の「聞くように読める」要約筆記というのはレベルが高い。これが提供されていないから難聴者は要約筆記不信になったり、出来るだけたくさん書かれた「文字入力」を求めるのだ。

ラビット 記
※通勤時団地から駅に行く通路はけっこうシュールだ。
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