情報バリアフリーと大震災
今回のシンポジウムの訴える相手、今一番見てもらたい手はだれかなと考えていた。
障害者はもちろんだが、一般社会の人、世界中の人にも見てもらいたい。
私たち委員は、このシンポジウムの基本軸を明確にして、それを打ち出す必要がある。
それは何かというと、障害者の権利保障の課題と大震災「復興」(支援、防災を含む)は一体であるということです。
障害者だから非常時はこのくらいは我慢しなければならない、障害者だから多少の被害はやむを得ないという風潮は人権無視になり、とても危険です。
それを実感したのは、仙台市亘理郡に行った時、どっちも大きな被害を受けたところですが、ろう者、難聴者とも死者はいない。
ここは地域のコミュニティがろう者、難聴者とも含めて運営されています。津波警報があったとき難聴者の家に近くの人が何度も来て情報を教えてくれたり、職場に似たろう者が戻ってきた時も皆で避難している。
高齢者も障害を持つ、持たない人も含めて暮らすという共生社会が実現していた。
防災無線の放送内容は小学校がPTAのメーリングリストで知らせてくれたので文字情報としても得られたということだ。
他の障害者もべてるの家とか大牟田市の認知症支援ネットワークとか地域と共生社会を構築している所は災害にも強いはず。
もう一つは、情報とコミュニケーションの保障が一般社会にも有用であるし必要だということ。
合同委員会では駅の文字表示モニターが一般の人の情報提供にも役に立ったと紹介したが、この辺ももっと掘り下げる必要がある。
ツイッター、フェイスブック、インターネット放送などのSNSが今回の大震災の情報提供にどのくらい役に立ったのかも障害者の立場で検証したい。
2011年7月2日、弘済会館、四谷 12時半から
障害者放送協議会 シンポジウム
東日本大震災と障害者の情報保障
日時 2011年7月2日(土) 12:30〜17:00
場所 弘済会館 4階 梅・菊(東京都千代田区麹町5-1)
JR四谷駅下車5分(定員 100人〜150人)
大阪会場:特定非営利活動法人 CS障害者放送統一機構
(大阪府大阪市北区東天満2-7-12スターポート)
参加費 無料
東京⇔大阪、生中継
未曾有の被害をもたらした東日本大震災では、多くの障害者も被災しました。中でも情報アクセスに関してはさまざまな課題が指摘されています。
報道や自治体の防災情報、避難所内でのお知らせなどの内容が分からず、避難行動や避難生活に大きな支障が生じるなどの例は、今なお継続して起こる課題です。さらに、今後の復興と新たなまちづくりに向けて、情報保障に関しても長い取り組みが必要です。
震災から3か月が過ぎた今、情報保障に関する現在進行形の課題と、それに対する取り組みの最新動向についてレポートをいただきながら、今できることはなにか、今後必要なことはなにか、共に考えていきます。
プログラム(敬称略)
12:30開会挨拶
趣旨説明 矢澤健司(日本障害者協議会/災害時情報保障委員会委員長)
ビデオレポート被災地からの声(手話・字幕・解説付き)
13:00緊急レポート(各20分×5)被災地等における取り組みの実情
(1)「聴覚障害者にかわる取り組み」
浅利義弘(全日本ろうあ連盟 理事)、
大嶋雄三(「目で聴くテレビ」専務理事)
(2)「視覚障害者にかかわる取り組み」
加藤俊和(東日本大震災視覚障害者支援対策本部 事務局長)
(3)「精神障害者にかかわる取り組み」浦河べてるの家
(4)「災害時における字幕・解説・手話放送について(仮)」
森本清文(NHK編成局計画管理部 専任部長)
(5)「震災と情報アクセシビリティ施策について(仮)」
安間敏雄(総務省 情報流通行政局 情報通信利用促進課長)
(休憩)
15:00ディスカッション 障害者の情報保障のために、今何を
コーディネータ、
藤井克徳(日本障害者協議会/JDF東日本大震災総合支援本部事務総長)
パネラー、
高岡 正(全日本難聴者・中途失聴者団体連合会/放送・通信バリアフリー副委員長)
岩井和彦(日本盲人社会福祉施設協議会/災害時情報保障委員)、
河村 宏(支援技術開発機構/著作権委員長)、
コメンテータ矢澤健司、
寺島 彰(日本障害者リハビリテーション協会/放送・通信バ
リアフリー委員長)
指定発言等(フロアより)
17:00終了
※プログラムの内容は変更する場合があります。
※最新情報はこちらのアドレスからhttp://www.normanet.ne.jp/~housou/0702/
【申込方法・問合せ先】
○申込用紙に必要事項をご記入の上、FAXまたは、
メールにて下記の連絡先まで6月24日までにお申込下さい。
(※先着順・参加証などは特にお送りいたしません。)
事務局 日本障害者リハビリテーション協会
〒162-0052 東京都新宿区戸山1−22−1
TEL:03−5292−7628
FAX:03−5292−7630
E-mail: housou.info@gmail.com
【東京会場 最寄り駅】
JR 総武線、中央線−四谷駅・麹町出口徒歩5分、
地下鉄 丸の内線−四谷駅・共通1番出口徒歩5分、
有楽町線−麹町駅・2番出口徒歩5分。
《弘済会館》TEL:03-5276-0333 FAX:03-3261-0794
【障害者放送協議会シンポジウム申込用紙】
お名前(フリガナ)
ご所属
ご連絡先
〒
TEL、
FAX、
E-mail、
参加会場、
□東京、
□大阪、
介助者、
□同行する、
□同行しない、
次の項目で必要がありましたらゝ印をつけてください。
□手話通訳、
□要約筆記、
□磁気ループ、
□点字資料、
□車いすスペース、
□その他( )。
※申し込みで得られた個人情報は、シンポジウムに関するご連絡、
今後のご案内等にのみ使用し、それ以外の用途には使用しません。
ラビット 記
