定年シンドローム?!

今は迷いの時期。昨年介護福祉士受験で心理学を勉強している中で、定年や子育て終了時期を迎えると喪失感を味わったり、生きがいを見失ってしまうことからいろいろな精神保険上の問題が起こることは何度も読んでいたのに、自分がまさかそういうふうになるとは思わなかった。
資格を取って新たな人生を歩む姿を思い浮かべていたからなおさらだ。

勤務先でも所属課の会議もなくなり担当職務はどんどん減らされ、一部の在庫管理と雑務だけになってしまったので意気が上がらない。まだ仕事があるだけましなのかもしれない。

一昨日の部の慰労会で参加者の一人とだけ、まもなく定年を迎える人生の転換期と東日本大震災の起きた後の社会の変化を合わせて考えていることを話した。介護福祉士の資格を取ったことで新しい仕事も考えているとも話した。周りがうるさくてそれ以上会話にならずそこで終わってしまった。

何でこんなに気持ちが落ち込むのか考えてみた。
一つは、時代の変わり目、社会の変わり目に、自分の役割が十分に果たせていないという焦りとか、負い目とかがある。

もう一つは、聞こえないから、電話が出来ないからと仕事を遠ざけられている感じからか、職場での自分の存在が確認できないことだ。
職場にいる時間さえ苦痛になることがある。

ラビット 記