とある懇談会に要約筆記者を連れて参加。

今日の会議の後の懇親会に出た。
ふつうは会議に要約筆記の派遣を依頼するが、終わった後に懇親会があるとのことで、その時間も含めて公費派遣を依頼した。

懇親会では会議の続きの話もあれば個人的な話もするので大切な場だ。
参会者には要約筆記者が参加することを説明し、店にも注文がない人がいることを説明してもらった。
おかげで経済学や政策論を専門にする大学講師、他の障害者の方と話を交わすことが出来た。

要約筆記者二人は当然飲まない、食べないので、席にあったお箸のセットは脇によけられてノートテイクの紙が置かれた。
こうした場はうるさい。補聴器や人工内耳ではお手上げ。実際、要約筆記者も聞こえないと何度も言ったくらいだ。
「難聴者になったんだ。」
「そうそう。」

時間になると要約筆記者は帰ったが、参加者の一人が大学時代にノートテイクをしていたという若い女性が書いてくれた。

ラビット 記