災害時の情報弱者の問題をシンポジウムで

災害時の情報弱者の問題があちこちで取り上げられていいる。

災害時の情報提供、情報支援問題はシステムや機器だけの問題ではない。
平時の人と障害を持つ人が周囲の人とのネットワークを作り、緊急時にそれが機能することが必要だ。
なぜなら災害発生直後は電源や電波の問題で高度にネットワーク化されたシステムや端末がダウンするからだ。
平時の人とのネットワークを作ること自体が障害のために困難な人々がいる。平時の支援、理解が重要だ。

災害時の情報入手にラジオが効果があったことがあちこちの調査で報告されている。聴覚に障害を持つものはラジオが聞こえない。だからテレビを視覚的に「聞く」ための字幕放送が不可欠だ。
NHKの報告は、通常の2倍の放送をしたというが民間放送事業者が地震発生当日25時間連続字幕放送を行っていたことをどうみるのか。なぜ8時間しか出来なかったのか検証が必要だ。

ラビット 記
写真はしずおか餃子。
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ワンセグ放送が被災した情報弱者に有効−−東京ミッドタウンで ...
また、「字幕放送は動画検索に役立った」として、聴覚
障害者のための特別な配慮でなく、誰にも役立つユニバーサルデザインの ...
続くパネルセッションには視覚・聴覚障害者と、知的障害支援者、緊急災害時の通信放送事業に関わる総務省NHKの担当者が ...
http://mainichi.jp/universalon/report/news/20111220mog00m040019000c.html