最後の懇談会にノートテイクを依頼。

会社の退職者説明会の後、懇談会が設けられた。社長と専務も来られた。

本社や他の営業所の人と話すのも最後と思い、手話通訳の同席をお願いした。
最初、ごく内輪の集まりだからとか、社長、専務も来られるから個人的にはどんなものでしょうかとやんわり断られた。

会社の全社員研修や本社での会議にも要約筆記者をつけていたこと、その時専務が見ていることを説明し、今回は退社後なので公費派遣で会社の負担は生じないことを話したところ、了解が取れた。
手話通訳ではなく、要約筆記の派遣にしたのは手話通訳は会話がぽんぽん飛び交う場合はいいが、ずっと見ていないとならない。
手が動くので狭いところではどうしても存在感が出てしまう。
しかし、ノートテイクの場合は席の端にいる自分の隣で書いているだけなので存在感は薄い。また、必要な時ノートに書かれたものを見るだけでいい。

社長と専務が「酒乱」だとか、白髪を染めているとか総務の女性が社交ダンスをやっていたり二輪ライダーだったとか意外なことを知ってしまった。
ノートテイクで社長が「すいぜん」とか「こくりゅう」というので聞いたら酒の名前だった。
「垂涎」、「黒龍」は昔勤務していた福井県の地酒とのこと。
終わりに一言ずつというので入社した時のこと、定年を迎えられたことの御礼を言った。

要約筆記者が話しかけられて適度に反応したのでそれも良かったかなと後で思った。お疲れさまでした。

ラビット 記