NHK放送技研の一般公開で。

24日から行われているNHK放送技研の一般公開に行ってきた。5年ぶりくらいか、もっと前か。

NHKがこれだけの技術開発を視聴料を中心とする収入で行っていることに驚く。
この開発経費で、「人にやさしい放送」の実現のために技術開発と改良が行われている。

こうした技術開発と改良と実用化のプロセスの中で、障害者当事者の関与が必要だ。

手話CGの開発にろう者がCGの出来映えなどチェックしたりしているという。
しかし、手話の表現のチェックと手話CGをいつどの番組に投入するかは全日本ろうあ連盟など聴覚障害者組織の関与が必要だ。
なぜなら、実社会のニーズを把握し、その権利としての手話放送サービスの要求をしているからだ。個人の問題ではない。聴覚障害者組織はNHKに対してステークホルダーとして振る舞う。

ラビット 記