人工内耳装用者の自助組織

人工内耳で聴覚活用するには人工内耳の適切なマッピングと継続的なリハビリテーションが必要で、その途上の様々な心理的様相に対する支援が不可欠だ。
人工内耳を装用する人も、多くのニーズと支援が必要な聴覚に障害を持つ人々と言える。

全難聴の加わった障害者制度改革推進会議の第二次意見により、改正された障害者基本法は、障害は社会の障壁の影響により発生するものであり、国や地方公共団体は障害の有無に関わらず、障害を持つものが社会の中で暮らせるように必要な施策、措置が義務付けられている。
全難聴が取り組む障害の定義と難聴の範囲の拡大や難聴者施策の充実に、人工内耳装用者も含まれる。

こうしたことに人工内耳装用者の自助組織はもっと自らのニーズ、取り組むべき課題と認識して欲しい。
適切な診療、リハビリテーションを受けるために、休業保障、交通費の補助は欲しい、セカンドオピニオンも医療相談も受けられるようにして欲しい、人工内耳の機種変更も
健康保険を適用して欲しいなどを要求がある。

ろう団体が手話言語法の制定に際して、人工内耳について厳しい指摘をしていることにも深い関心を持ち、理論的対応が必要だ。

人工内耳装用者自助組織は、テクニカルなことにのみならず人工内耳を装用するひとの社会な啓発と必要制度を権利として要求する意識が必要だ。

ラビット 記
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振り出し 難聴、そして人工内耳へ: 聴こえ・・一服
ところで、昨日(6月2日)は、福岡市でACITA(人工内耳
友の会)総会が開催されたとのこと、この総会では、所謂「ACITA一本化」 ...
それは同じ20デシベルの聴こえであった場合、「裸耳」と「補聴器」そして「人工内耳」では、聞こえ方が違い、一番よく聞こえるの ...
http://taku-pc.blog.ocn.ne.jp/furidasi/2012/06/post_c7c3.html