2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

人工内耳で、母の声はまだ聞こえない

昨日は成人の日だった。 朝から会議に出た後、母のいる「一番館」に出かけた。施設に前もって電話するところがPHSの電池切れでできなかった。 「あら、どうしてここがわかったの?」と聞く。1月3日にも来ているが記憶にないのだ。いまここにいることだけ分か…

ラビットさんへ 補聴器のイヤーモールドの福祉給付について

WG様、ご説明、ありがとうございました。 イヤーモールドは障害者自立支援法で補助が受けられるので、後日補聴器と一緒に自己負担分を支払うという意味です。 今は、新しいデジタル補聴器を試聴中です。 障害者自立支援法の給付金額と販売価格の差額を自己負…

難聴者の尋ねるコツと車内のバリアフリー

会議に向かう途中の途中の駅で、何やら人だかりが多い。 何か放送している。事故だろうがやはり聞こえない。近くの人に「すみませんが放送が聞こえないものですが、何か事故でもあったのでしょうか」と聞く。「日野駅と○○駅の間で凧が架線に引っ掛かって止ま…

中途失聴・難聴者の集いに8人の「浜崎あゆみ」がいた。

1月12日、江東区文化センターホールで、第22回東京都中途失聴・難聴者の集いが開かれ、約300人が参加した。 ほとんど活動の経験がない実行委員がそれぞれの聴覚障害、コミュニケーション方法の違いを越えて、力を発揮した集いだった。 平成18年に失聴したば…

新しい補聴器の試聴 一日目 

人工内耳の装用に続いて、新しい補聴器の試聴を始める。 医師に人工内耳の状況を説明した後、出向している補聴器店の担当技師から、最初にこの前はマスクをしたままで失礼しましたという。まえの型取りの際マスクをしたまま話しているの取って下さいと言った…

第2、第3の「浜崎あゆみ」さん 「集い」に参加しませんか。

今、歌手の浜崎あゆみさんの「突発性難聴」が注目を浴びているが、マスコミの報道などで、社会に突然聞こえなくなった人、聞こえなにくい人がいかに多いかということも示した。 東京都中途失聴・難聴者協会は、こうした社会に仲間の存在を知らずに一人で孤立…

浜崎あゆみさんから難聴者へのエールかな  

歌手の浜崎あゆみさんが突発性難聴であること、治療回復困難なこと、歌手活動の継続を発表したことで大きな社会的反響が起きている。全難聴にも東京都中途失聴・難聴者協会にもテレビ局や新聞社から取材が殺到している。 今朝のめざましテレビでも放送してい…

浜崎あゆみさん、難聴になって頑張らないで!

浜崎あゆみさんが難聴になっていることを明らかにしてから、耳鼻科に来る患者が急増したという。突発性難聴は、とにかく聴覚に異常を感じたらすぐ診察を受けることが大事だ。すぐというのは1時間でも2時間でも早くという意味で。明日、明後日、来週に、その…

浜崎あゆみさんには難聴啓発のシンボルになって欲しい

11日が補聴器のフィッティングに行く日だ。 12月28日に人工内耳を固定するためのオープンカナルと新しい補聴器のイヤーモールドの色を注文したが、入れ替える連絡をした。 オープンカナルはクリアーに、イヤーモールドの方はクリアーな緑にマイカ入りに。 最…

人工内耳の感度とボリュウム

人工内耳の聞えを連絡した医師から感度は、人工内耳に入力する音の幅、ダイナミックレンジに相当し、ボリュウムは出力する音の出力に相当するものとのことだ。感度13が圧縮もかからず一番広いダイナミックレンジを提供するのでこの値で使うと良いそうだ。 通…

浜崎あゆみの歌手活動の継続宣言は理解できない 

浜崎あゆみが8年前の突発性難聴で左耳は聞こえなくなっていることを自分のサイトで報告した。 8年前の時は、少しは回復して活動を続けていたのかと思っていたが、そうではなかったようだ。 一体、この8年間、関係者は何をしていたのだ。内耳性ということ…

放送番組審議会に障害者当事者を

「放送番組審議会は、放送番組の向上と改善を図るため、 学識経者などの意見を広く求めることを目的とし、放送法で設置を義務づけられています。」 http://www.telemo.co.jp/mojinet/bansin/index.html 富士通ゼネラルの吉川志郎氏がテレモ日本の番組審議委…

人工内耳の力?難聴者の会話のラリー 

職場で、部下と話せる(話が出来る)という新しい体験をした。 本社に送った書類が届いていないと言うので、いつ送ったのか、所定のボックスに入れたのかなど聞いて、本社に電話したり、宅配伝票番号で検索したりした。 何が新しい体験かというと「話しかけら…

字幕放送普及の立役者 富士通ゼネラル

今日の字幕放送の隆盛を招いた立役者はいろいろだが、富士通ゼネラルの吉川社長を忘れることが出来ない。 年末に、新しい地デジの設置をしている時に、富士通ゼネラルの文字放送テレビのメモリーユニットが出てきた。 日本では字幕放送は文字多重放送の1チャ…

人工内耳後のコミュニケーションの変化を観察する(1/2)

2007年12月4日に人工内耳の装用を始めてからもう1ヶ月になるところだ。 それは自分にとってはまだ人とのコミュニケーションの改善の入り口にたったに過ぎない。 補聴器だけでは聞こえない様々な音が聞こえ始めている。今日もテレビを見ていて、イチローのバ…

聴覚障害者の医療を受ける権利の保障

聴覚障害者の医療に関わる問題は多い。 一つは、医療を受ける際のコミュニケーションだ。 呼び出し、診療、検査の指示、薬の処方の説明など多岐にわたるコミュニケーションが問題になる。 問題というのは、聴覚障害者それぞれにあったコミュニケーションがで…

元旦の生放送の字幕

元旦のテレビは生放送が多い。 この年末・年始で生放送で字幕を付けていた番組は「紅白歌合戦」以外はまだ見ていない。 正月番組の生放送の番組はタレントなどのトークが多いので、声がダブったり、話しが早いので入力できないか、表示がずれてしまうからな…

地デジ「簡易チューナー」は障害者の視聴を保障するのか?

2007年12月25日、デジタル放送推進協会が(以下、Dpa)が、地上デジタル放送に移行した後もアナログテレビで視聴する人が引き続き見られるように、「簡易なチューナー」の仕様を発表した。 これが、政府が配布を検討しているとされる「セットトップボックス…

世界と難聴者の夜明けを!

明けましておめでとうございます。 初日の出を近くの高層団地の最上階から見ました。 世界の平和、社会改革、難聴者の福祉と権利の向上、家族の健康、自身の勤務の充実を祈念しました。 今年もよろしくお願いします。 ラビット 記