テレビ機能付きパソコン


050820_1338~001.jpg>昨日の日経に新型パソコンが発売当初より15%も安く販売されている、15インチ型のテレビ機能付きパソコンが15万円台で買えるとある。

アメリカには、13インチ以上のテレビは字幕を表示する回路の内蔵を義務付ける字幕回路法がある。当然、パソコンのテレビにも字幕が見られる回路が付いている。
日本はパソコン売り場で、テレビ機能付きパソコンやテレビ録画機能のあるアダプターも花盛りだが、何にも規制されていない。N社のだけ、字幕付きで見られる。

この日本とアメリカの差は何だろうか。アメリカは法律で義務つけられており、日本のメーカーはアメリカにテレビを集中豪雨のように出荷している。もちろん、字幕回路内蔵で。
テレビメーカーにいわせると字幕対応はコストアップになって、韓国や台湾製テレビメーカーとの競争で1円単位でコストダウンしているから、競争に負けると。とても本音とは思えない。
日本のテレビの年間販売台数は1千万台を越えるので、全部のメーカーが対応すればコスト競争にはならない。
日本では、何十万円もする地上波デジタル対応のハイビジョン対応プラズマテレビ液晶テレビが店頭で幅をきかしているが、高齢になって難聴で聞きにくい人への対応をうたった販売店を見たことがない。これだけ高齢者がいて、聞こえに不自由しているのに、信じられない。中国など海外テレビメーカーに音声強調、磁気ループ対応、字幕放送付きテレビで参入を呼びかけるしかないのか。
日本でも、テレビ放送受信機バリアフリー規格義務付け法が必要だ。

ラビット 記


会社の借りているたんぼは稲穂が風に揺れている。050820_1410~001.jpg