深夜の台風情報に生字幕放送が


050825_2350~002.jpg26日の午前0時の台風に関するNHKニュースに字幕放送が付いた。
これは通常のニュース以外の生放送の台風情報の字幕放送は初めて見た。
昔から要望していたことが実現した一瞬だった。

今は、インターネットで気象庁やテレビ局の台風情報が見られるし、動画ニュースも普通になっている。放送のコンテンツが通信で配信される、いわゆる放送と通信の融合が進んでいる。
放送は、曲がりなりにも総務省の字幕放送普及の行政の指針があるが、通信についてはWebのアクセシビリティのJISがあっても、コンテンツ制作者、プロバイダーにアクセシビリティの確保を義務つけない限り、デジタルデバイドが広がる一方だ。

参議院では審議の状況がインターネット中継されているので、障害者自立支援法が審議される最終盤に要約筆記者などが事務所で聞きながら、記録を即座に作成したことがあった。聞こえる人は審議が「公開」されているが、聞こえない人にとっては非公開と同じだ。
参議院は、視聴覚障害者のアクセスを保障すべきだ。

ラビット 記