放送バリアフリーシンポジウム


051029_1351~001.jpg29日、学士会館で放送バリアフリーシンポジウムがあった

これまで聴覚障害者を対象にしたシンポジウムが1991年から開催されてきたが今年初めて視覚障害者と一緒に開催された
これは視覚障害者の9割を越える多くがテレビを視聴しているのに、視覚障害者に対するアクセシビリティの保障がないという問題がある
外国語は日本語スーパーになっても音声はそのままだったり、状況を音声で解説する解説放送は1%に満たない上、番組表を読む方法すら提供されていない
字幕放送は普及したとは言われるが地方ではほとんど字幕がないとか、生放送が多い我が国では生放送の字幕はニュースなど以外ほとんどないことは問題である
字幕では良く理解しにくいろう者に必要な手話放送は3%くらいしかなくしかもローカル局では減らされていると報告があった
続く

ラビット 記