要約筆記の役割

051217_2027~001.jpgこのところ、要約筆記を通訳として再認識しようという取り組みが相次いでいる
全難聴では、要約筆記通訳者認定事業を実施しているが今日が通訳として基本的な要約筆記の表記、要約技術が紹介された
パッと見て読みやすく書かれなければならないので表記が重要なこと
話言葉に遅れないことが参加の保障になるので要約が重要な作業になる
読みやすく書くためには大きめの文字で書かなければならない
大きく書くと時間がかかる、だから要約しなければならない、要約するにはなくても困らない言葉は聞かずに話の幹をつかめ。
書くならば短く書き表わす工夫が要ると急テンポで話される
こうした考えと書き方は、できるだけたくさんできるだけ早く書こうとしてきた要約筆記とは明らかに一線を画す
「速く正しく読みやすく」という要約筆記の三原則の新たな理解が要約筆記者にも利用者にも問われているのではないだろうか

ラビット 記