色覚障害者への配慮

060710_1336~001.jpg060715_0850~001.jpg昨日の朝日新聞に、色覚障害者に対する配慮として、掲示されるものの色彩に配慮が広がっていると紹介されていた。
都営地下鉄などの路線表示の色を赤は色覚障害者には黒く見えるとして、朱色に近い色を使うとか。
感覚障害の内容は理解されにくいのでこうした配慮の理解が広がるのは良いことだ。こうした配慮は具体的に解決の提案をしないとならない。

2、3年前に東京都交通局に要望したが、地下鉄の路線の案内には聴覚障害者にも問題がある。路線名を丸の内線とか浅草線とかをアルファベットの記号に変えられたので、聞こえない人が路線名を尋ねた時にT1とかC3とか言われても聞き分けられない。A2はK2と口の形も同じだ
これは、従来の呼称も併用することと筆談器の利用を図るということになったが。
公共機関は利用者のニーズを組み取る努力が必要だ。

東京都交通局には各障害者団体共同でバリアフリー対策の検討を要望したが、まだ実現していない。オリンビックを開催するより前に、諸外国に恥ずかしくない設備を整備することが肝要ではないかと思う。

ラビット 記

写真はJRの電車の位置を示す案内