中途失聴者が主要人物の小説「レインツリーの国」が発売

060930_0021~001.jpg中途失聴者自身が書いた手記や評伝などはあるが、中途失聴者が登場する小説はあまり聞かない。
昨日29日、新潮社から有川浩の「レインツリーの国」が発売された。
http://www.shinchosha.co.jp/book/301871/

出版社から、中途失聴、難聴に関係する全難聴の会員にアンケートの依頼があった。どのくらいの回答があったのか分からないが、アンケートは書きやすい構成になっていたこともあり、多かったのではないだろうか。
著者が、このアンケートなどをどの程度取り入れてくれたのか分からないが、早速読んでみよう。

全国の書店だけでなく、図書館などで手にする人もいるだろう。大手出版社から、このような本が出されたことは、私たちの障害の理解につながると思われる。

新潮社の広報誌「波」10月号に著書の書評がある。
http://www.shinchosha.co.jp/nami/
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 毎月変更になるようで、見る時期によっては10月号が表示されないかもしれない。

ラビット 記